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痩せて得たものは意外なほどたくさんあった

時はもう師走…ということで2021減量ブログも総括に入っていきます。ワーキャー言ってきたが「結局痩せてどうなったんじゃい」ということを書き連ねていきます。


体が軽い

当然といえば当然なのだが、随分身のこなしが楽になった

元の体力がないので体力まで向上したとは思わないが、一挙手一投足のだるさが格段に改善した。

太っていた頃は立ち上がってモノを取りに行くも、階段を上るのも、とても面倒くさくてだるかったが今では随分マシになった。

気持ちが軽い

太っている当時は、動くのが面倒くさいというマインドからイライラする機会も多くなっていた。

娘が産まれる前後やコロナ禍のステイホームでは体を動かすことが激減したが食欲は衰えなかったため、頭もボーっとして負の感情ばかりがグルグルし、イライラしたりクヨクヨしたりすることも増えていた。

精神的にもかなり参っていた時期だ。

ところが、体を動かすと疲れもあるのかそういう感情が薄れていく。

能動的に体を動かすよう意識してからは気持ちが運動に向かっていきイライラする機会が少し減った。

「筋肉は裏切らない」とはこういうことなのか…?

健康指標、改善。

そういうわけで健康診断の数値も全般に改善した。最大の懸案だった尿酸値も大きく減少させることができた。

そして気づいたのだが、不安が払拭されて飲む酒というのは美味い。

同じ酒でも「健康不安で怯えながら飲む酒」よりも「健康体を自認して飲む酒」のほうが美味いのだ。

今では「気持ちよく飲み食いする」ことが健康へのモチベーションになっている。

「痩せた?」

…と、同僚やお客さんに聞かれる機会が増えた。

感覚的には、1年ぶりに会うくらいの相手だとほぼ間違えなく聞かれる。商談の途中まで別人だと思われていたこともあった。

ちなみに「いつから痩せたことを認識されるか」だが、統計的には▲5kgを超えたあたりからチラホラ聞かれるようになり、▲10kgを過ぎてからはかなりの頻度で聞かれるようになった

痩せ始めた起点がどこかに依るだろうが、周囲から痩せた認定されるハードルは意外にも高いと感じた。

何はともあれたぶん「痩せた?」にネガティブな文脈はあまりないと思われるので、そういう意味では対外信用力は多少なりとも上がったのではないかと思う。

逆に言えば、今までいかに多くの人からデブだと思われて生きていたかを痛感したのだが…

自信

ハッキリとした自覚はないが、以前に比べて対人コミュニケーションが少し改善したようにも思う。太っていた頃よりは自信をもって人と話しているような気もしないでもない。

「痩せた途端モテるようになる」とはよく言ったもの。あれは痩せたことで自分に自信が持てるようになり積極的な言動ができるようになっていくことに起因しているのだろう。

勉強でも運動でも、何かを達成していくごとに自信を積み重ねていくものなのだろう。

ちなみに筆者自身には「モテるようになった」という自覚は全くない。

美食美酒

例えば独身時代、毎日のように暴飲暴食を繰り返してブクブク太っていた頃のほうが、贅沢だった気もするが、それに慣れてしまっている自分がいたのもまた事実だ。

また、当時は仕事が鬼だったこともあり飲まなきゃやっていられなかった。

あれだけ美味いメシや酒を嗜んでいたはずなのに、体は日々二日酔いの酒膨れで、果たしてアレは幸せだったのかと今では思う。

今はというと、多少食事制限を緩和したとはいえ、平日は米を減らし、酒は飲まず、昼は野菜・魚の定食チョイスをする生活を継続。

毎日の筋トレはだましだまし継続し、週末には(最近サボっているが)走り込んでいる。

酒や米が好きな自分にとって我慢の時間は増えているはずなのだが、不思議なことに健康指標の改善と同様、それらを経て飲む酒ってものすごく美味い

頑張って働いた後、勉強した後、運動した後に飲む酒、食べるツマミの美味さというものは格別なものがある。

「働かざる者食う(=呑む)べからず」とはこういうことなのか…?

ちなみによく「酒を辞めればもっと早く痩せられるのに」と言われるのだが、健康診断前の禁酒期間はモチベーションに苦しんだ。酒が飲めない分、食事にばかり意識が向き逆効果にもなった。

やはり「アメとムチ」の重要性についても実感する今日この頃である。

仲間

何事も「目標や趣味を共有する」というものはかけがえのない仲間を持つことに通ずる。件の先輩とも共に引き締まった体を目指し行動を共にすることで一層の交流を深めた。

筆者はアウトドア派ではなく活発な人種でもないのだが、例えば減量を機に社会人フットサルサークルに入るなどしてチーム球技などにハマれば、新たな交流の輪も大きくなるだろう。

コロナでまだ実現していないが長らく打ちっぱ専だった筆者もついに有志でラウンド予定である。そうした機会が次の仲間を作っていくのかもしれない。


以上が減量を経て得たものである。

年頭に当ブログで表明したように、痩せようと思ったのは尿酸値暴騰に端を発した健康不安からだった。

しかし、ある程度やり切ってみると得られたもの(=副産物)は思いのほか多いように思う。

痩せて得たものは意外なほどたくさんあった。

さて、今日はキレイな話ばかりして美化しましたが、まだ達成できていないことも多いのが現実です。次回は今後に向けた課題を整理していく、気と身体を引き締めていきます。

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