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【成功7】第一のテーマ (7)観念を変える1 『問題解決のステップ』

マガジン「城北忠明の成功ルール(真実の成功法則)」の第7回です。全27回が順番に続きますので飛ばさずにお読み頂ければ幸いです。(初めての方は自己紹介からご覧下さい)


前回までで、3つの最低限の知識をお話ししました・・・

「原理原則にしかならない」
「物事に良い悪いはない」
「すべては観念で決まる」

かなり厳選したつもりですが、この3つを知って意識しているだけでも、少なくとも周りとは違った人生を選択できるはずです。

そして、次のステップに進むためには、この3つを理解しておくことが “必須条件” になってきます。これらを100%理解して初めて「理想の人生を手にする」という方向に進むことができるのです。

というわけで、ここからは、そんな最低限の知識を理解した上で、どうすれば人生を変えていくことができるのか?

人生を変えるための「2つのメインテーマ」についてお話していきます。(今回の “観念を変える” が第一のテーマになります)

・・・ただ、実際には、投資での成功やお小遣い稼ぎ程度でいいのなら大した変化が必要ではない場合もありますし、正直、ここから先の内容はすべての人に伝わるとは思っていません。

それでも、この一連のメールでお伝えしていくのは「成功ルール」であり、私が最後に残したいメッセージですので引き続き “人生を変える” という話を進めていきたいと思います。

ここからはボリュームも増えてきて長くなってくるのですが、最初の大前提でもお話ししたようにほんの5%・10%でも何かプラスになれば嬉しく思います。

「城北忠明の成功ルール:第一のテーマ」トピックは以下の通りです。(7)観念を変える①
(8)観念を変える②
(9)観念を変える③


前回、「あなたの人生がどうなるのかはすべてあなたの観念(ビリーフ)次第」だとお話ししました。そして、城北忠明の成功ルールとして伝えていきたいメインテーマの第一が、この「観念を変える」ということです。

それでは、観念を変えるための方法として、2つご紹介したいと思います。


・・・と言いたいところですが、その前に、あなたは本当に観念を変えたい=人生を変えたいでしょうか?

実は、昔から人生相談をされる度に、私が何度も何度も、毎回のようにしてきた質問があります。その質問の言葉というのは、「どうしたい?」「本当に?」という2つです。

人からの相談を聞いていると、誰もがあれこれ様々な問題や悩みを口にします。そして、一通りすべての話を聞いた後で、私はいつもこうたずねるのです。

「それで、あなたはどうしたいのですか?」 と。

どうしたいのかがわかれば、あとはそれを達成するために少しでもプラスになることをやっていくだけです。

原理原則の話をした時にも言いましたが、実際、物事は当たり前のようにしかなりません。お金が欲しいのであれば、少しでもお金が手に入ることをすればいいということになりますし、すぐに大きな結果を得たいと思っても、実現不可能なことは無理です。

本当は、そんな原理原則さえわかっていれば、人にアドバイスすることなんて誰でもできることなのです。

もっと言えば、たいていの問題解決の答えは決まっています。
現状がうまくいっていないのであれば、“現状の逆のこと” をやればほぼ確実にプラスにはなります。


実際、ほとんどの人が、自分にとって都合のいい考え方や行動をしているだけです。

例えば「お金は使った方がいい」「節約した方がいい」というような対立する考えがあった場合に、どちらが正しいかどうかよりも、自分がどうしたいかだけで判断しているだけだったりします。つまり、自分がしたい選択を正当化しているだけ・・・

今のままでいいのならそれでいいですが、もしも現状を変えたいと思うのなら、今やっていることの逆が正解になります。

もっと言えば、普通ではない結果を得たいのであれば、「常識の反対となる選択が正しい」ということです。

(※投資でも同じで、中長期の取引なら、誰もが考えることの逆=暴落したら買う・急騰したら売るだけで儲かります)

◇ ◇ ◇


実際のところ、「お金が欲しい」なんて世の中の誰もが言っているわけなので、口で言っているだけではその気持ちが本気なのかどうかわかりません。

だから、その気持ちを確認するために私はまた聞くのです。
「それは100%本当に?」 と・・・

もし、お金持ちになるよりも「今を楽しみたい」ということの方が100%本当の気持ちなのであれば、お金持ちになることなんて考えずに衝動に任せて今を精一杯、自由に生きればいいと思うのです。

反対に、もしここで「未来を変えたい」というのが100%の気持ちなのであれば、それでは、理想の未来に向けて今できることに100%フォーカスしてやっていくということになります。

つまり、どんなことでも、「本当にどうしたいのか?」が最初のスタートだということです。


スタートですべてが決まるということは、何度もお話ししてきました。

(1)気づくことができるから→(2)変えることができる
という話もしましたが、
正確には、その間に「決める」というステップが入ります。

つまり、私にとっての問題解決の考え方は、

(1) 気づく (=方向やゴールを定める)
(2) 変えると決める (=スタートラインに立つ)
(3) 一歩を踏み出す (=実際にスタートする)

というようなイメージです。

そして、このように考えると、この1~3のどれが欠けていても、ゴールに向かうどころかスタートすることもできません。

多くの人はやり方が間違ってるとか、もっと良い方法はないかと悩んでいたりしますが、実際にはこの1~3のどれかが欠けている。つまり、「スタートさえもしていない」というパターンが非常に多いのです。

この「決めること」を抜きにして何かをしようとするから、途中であきらめたりするのです。100%決めたのならやるだけですし、100%の気持ちではないのなら、改めて最初から考え直した方がいいかもしれません。


繰り返しますが、この「100%の気持ちで決める」というステップは絶対に省略しないで下さい。

現状を変えるためには、(1)気づいて、(2)決めて、それから(3)始めるのです。

◇ ◇ ◇


さて、なぜここでわざわざ100%の意志を確認をしているのか・・・

ここから詳しい説明に入っていきますが、“実際には、観念を変えるのは簡単なことではないから” です。

確かに、観念を変えれば人生は変わります。
しかし、観念を変える=人生を変えるということはつまり、「今までのあなたの人生を捨てる」ということです。
もっと言えば、「別人のあなたになる」・・・


この事実に、ほとんどの人が気づいていません。だから今の自分を変えることなく結果だけを変えようとするのですが、それ自体がそもそも不可能だということに気づかないのです。

例えば、今のあなただから付き合ってくれている友達や人間関係もあるでしょう。今のあなたでなくなれば、もうその友達とは考え方や価値観が合わなくなって互いが気まずくなり離れていくかもしれません。

また、今のあなただからこそできていることもたくさんあると思います。同僚と飲みに行っては愚痴を言ったりテレビを見たりパチンコに行ったり・・・

今の現状が必ずしもマイナスばかりとは限りません。実は、“今のあなただから” 家族が一緒にいてくれている場合もあります。あなたが変わることを、家族が望んでいないこともあるということです。

もしも “毎日テレビを見てお酒を飲めたら幸せ” という人がいたとすれば、わざわざ人生を変える必要なんてなく、本当は今のままで十分幸せなのです。
(将来的に収入が下がったとしても、その程度の生活なら維持できるでしょう)


また、(実際にはその人次第なのですが)成功すると孤独になるという傾向もあるかもしれません。あらゆる面で、周りの人たちとは価値観が合わなくなるからです。

実際、私も妻も、交友関係はがらりと変わってしまいました。
私たちの場合は生活レベルや金銭感覚は一般の人たちと変わらないと思いますが、それでも(お金があるかないかは別として)考え方の面でまったく違うからです。

やはり自分の選択で自分の人生を生きている人間にとっては、人生にプラスにならないどころかマイナスの影響にもなる人たちと一緒にいることは苦痛になります。

テレビやネットなどを話題にするような人たちとは合わないですし、不平不満ばかり口にする人と一緒にいるのも厳しいのです。

基本的に、変化する(成長する)人と変化しない(成長しない)人が長く付き合うのは難しいと思います。遅かれ早かれ、関係性が離れていくのは避けられないでしょう。

(※ここで少しパートナーシップのことをお話ししますと、短期間だけならともかく、長期の関係を続けるためには観念の一致は不可欠です。
ほとんどの人は今の価値観や好みが一致していればいいと考えますが、それよりも大事なこととして、私が結婚前の若い人たちによく言うのは「向かいたい未来のベクトルを一致させる」ということです。
夫婦でも共同経営者でも、自分とは違う人間と “運命共同体” になるわけですが、そのベクトルが同じであれば月日が経つほど仲良くなり、違っていると悪化していきます。つまり、その相手と離れるかどうかは最初の時点ですでに決まっているのです。今の関係性だけを見て、先を見ないから多くのカップルは破綻するのです。
そして、この方向性の確認というのは、関係性がスタートしてからも随時確認していく必要があります。自分たちはどこに向かうのか?互いの妥協点を調整していくのです。これはチームや組織運営でも同様で、長期の関係性を築きたいのであれば “現在よりも未来を一致させること” に意識を向けなければいけません)

◇ ◇ ◇


同じ話の繰り返しになりますが、物事に良い悪いはないというのは、観念にも当てはまるということです。

どんな極端な観念であったとしても、その本人にとってはすべて正しく、間違ったものなんてありません。

なぜなら、その観念によってその人はこれまで生きてきたわけです。子供時代、学生時代、社会人になってから・・・
今まで生きてこれたのは観念のおかげであり、反対に、何も変わらないのも観念のせい・・・

“観念のおかげ” であり、“観念のせい” というわけで、あなたが今まで持っていた観念のおかげで、今のあなたがいるということを忘れないで下さい。

(↑重要です)

そして、その後、どれくらい大きく人生を変えたいのかにもよりますが、今の現状と求める理想とのギャップが大きければ、それなりに “極端なこと” をする必要もあります。(例:事業での成功のために家庭を犠牲にするなど)

ですので、観念を変えるのは容易なことではなく、それなりの覚悟が必要な場合があり、もしも大きく逆転させたいのであれば今までのあなたを捨てることになるかもしれません。

それでも変えたいと思うかどうか? あとは選択次第になります。

◇ ◇ ◇


・・・だからこそ、ここまでを読んで知っておいて頂きたいのは、
誰もが今までの自分がやりたいようにやってきた結果として、今が “ちょうどいいバランス” になっているということです。

今のあなた(の観念)にとっては、今が一番ちょうどいいのです。
「あなたが望んだから今のあなたがある」と言っていいでしょう。

そこそこ働いて、そこそこ遊んで、そこそこ収入を得る・・・
あなたがそれを望んでいたからそうしてきたわけで、あなたの本心は実はそれで満足していたりするのです。

「人生を変えようと頑張ってるけど辛くて苦しい」と言う人がたまにいるのですが、それは、心の奥底では “今のままがいい” と思っているということです。

本心では、そこまでして人生を変えたいなんて思っていない・・・

だから、そのような人に対して私はこう言うのです。
「無理して変える必要なんてないし、やめればいい」と。

これは現状だけではなく、先のことも考えた上でのアドバイスです。
もし万が一、頑張って一時的に変われたとしても、その変化した状態を維持するためには “一生涯にわたって” 無理し続けることになるのです。

観念に反することをやり続けるのは非常にストレスであり苦痛です。果たしてそれでいいのかどうか?

そこまでして得たいのかどうかを考えてみて、“そこまで” のことがする気がないなら、本当はそれほど望んでいないということです。本心で望んでいないのなら、別の選択をした方が楽に生きられるのではないでしょうか。

今が “年収300万円の自分” なら年収300万円がふさわしいバランスなのであり、“年収1000万円にふさわしい自分” になろうと思うと、今まで保たれていたバランスを崩して別人の自分になる必要がある・・・

友人関係やパートナーなどでも同様のことが言えますが、このように、誰もが自分にとって「ふさわしいバランスに落ち着いている」ということは理解しておいて下さい。

◇ ◇ ◇


・・・さて、

お金が欲しいだけなのに “観念” や考え方なんてどうでもいいことのように思う人もいるかもしれませんが、だから世の中のほとんどの人は、何を聞いても何をしても変わらないのです。

今まで通りの考え方で目の前の選択をし続けるのだから、その先の未来も容易に想像できます。


世の中には、お金持ちになるのが当たり前の人もいます。
大成功していた人が失敗して億単位の借金を抱えてもまた復活したという話はよくありますし、その一方で、貧乏だった人が宝くじで億万長者になったはずがまた貧乏に戻るというのもあります。

すべては観念次第であって、観念を変えようと決断しなければ変わることはありません。

だからこそ先の言葉に戻るのですが、
「あなたはどうしたいのですか?」 と聞いた後に、「それは100%本当に?」 と確認するのです。


・・・それでは、ここまでの話を聞いた上で、それでも観念を変えたい(=人生を変えたい)という人のために、次の本題へと話を進めていきたいと思います。

私が考える「観念を変える方法」は二通りあるのですが、次回から1つずつ具体的にお話ししていきます。

★ポイント7=「誰もがふさわしいバランスになっている」

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