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本を愛しすぎると

大人になってからの
何気ない体験が、子供の頃に読んだ
本の内容と被ることがあります

そんな噺です

うろ覚えですが、子どもの頃読んだ
星新一のショートショートに、人々が動植物に
優しくなって世界が滅亡するという話がありました。

ある日の朝、いつも通り野菜を栽培しようとしたら
野菜の悲しむ声が聞こえてやめたとか
たしかそんな話でした。


同じ生き物なのにどうして人間は
動物を食べたり実験したりしていいんだろうと
疑問に思っていた純粋な子供心が
ひどく納得した覚えがあります。

今日は諸用で出版社に出向いたのですが
ちょうどオフィスの引越しで
大量の書籍を処分しようとしていたので
これはいい時に来たなと、火事場泥棒のように
あれやこれやともらってきました。

帰り際に編集さんに、これ本当に
いらないんですかと聞いたら

「出版の人間は本を愛しすぎると死ぬからね」

と、笑われました。

読んでいただきありがとうございます

これからも楽くに力を抜いて
綴っていこうと思っています。


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