雷の恐怖を克服する ~研究⑮~ 別の恐怖をつついてみる
他に苦手なものないか?
実は、高所恐怖症とは言えないかもしれませんがジェットコースターやフリーフォールとかも苦手です。普通に「クルン」と一回転するだけのヤツも好きではありません。特にラスベガスのストラトスフィアータワー屋上のフリーフォールは怖かったです。別の場所ですが、30mくらいの高さからバンジージャンプした事もあります。
あと、幽霊とかホラーも苦手です。洋画によくあるグロテスクさはまだいいのですが、日本映画のおどろおどろしくて常に不安を感じさせる演出はとても苦手です。観ただけで憑いてきそうじゃないですか。
それから、地震も嫌いです。一回、家を壊された経験があるのでもう勘弁して欲しいです。そのせいか母親はかなりの地震嫌いになって「駄目だ駄目だ」と外へ逃げ出そうとします。私はそれを引き留める役目ですが、たまに「なんじゃこりゃー!」「ヤベェヤベェ!」とか叫んだ時もあったかもしれません。
あ、人間関係も苦手です(なんか日本語ヘンですね)。派手に喧嘩してしまって会社を辞めちゃった事もあります。向こうが喧嘩腰できたら「全部俺のせいにするのか?」とスイッチが入るみたいで…。「辞めなきゃ良かったなぁ」とたまに後悔します。夢にも見ます。
あと、苦手なものはあるかな?
想定していたのと違う
こちらの地域では、5月1日と2日に連続して本物の雷が鳴りました。
雷の鳴らなかった冬場の時期は「早くin vivo エクスポージャーしたい」とか「暴露旅行に行きたい」など書いていたのに、いざ雷がやってきたら、カーテン閉めてイヤホンをしてしまったのです...
まぁ、まず久しぶりの本物でしたし突然だったのでそれはしょうがないとしましょう。
しかしその翌日、直近で本物に相対したのにも関わらず、ただ漫然と雷動画を視聴している事に「想定していたのと違う」と思って困惑してしまいました。
それまでは「雷が少ない季節だと危機感も少なくなって雷動画の視聴に身が入らない」のだろうと考えていたのに、いつ雷予報になってもおかしくない季節に入ったのにも関わらず、本当にぼーっと視聴してしまったのです。
これは実験です
「なぜ本物の雷に遭ったのに、いつもの様に漫然と雷動画を見れるのか?もし他の恐怖を与えたらどういう反応をするのか?」
そんな風に考えて、「私は本当に単一の対象だけを恐れているのか」という疑問が湧きました。もし単一ではなく複数が絡み合っていた場合、単一の対象だけ治そうとしても(暴露療法をしても)効果が限定的ではないか、と考えたのです。
イメージが全く伝わらないのを承知で書きますが、「東洋医学で足裏のツボを押すと内臓が良くなる感じ」とか「スカイダイビングしたら何かいろいろ怖く無くなった」とかそんなイメージです。いや、スカイダイビングをしたい訳じゃないですけれど…
認知行動療法にも、ちょっと難易度の高いものをやってみるというアプローチもあるみたいですし、その行為が何かトリガーになる可能性もあるかも知れません。
英雄アキレウスのように弱点が一つしかない、という人はあまり無いと思うんです。
他の恐怖を受けることによって何かしら化学反応が起きて雷恐怖症が治らないか。恐怖を拒絶する反応はどの弱点でも同じなんじゃないか。
そんな事を思って、私が苦手とするものを挙げてみた次第です。
例えば、次に雷とちゃんと向き合えなかったら「呪怨」シリーズをレンタルするとか。
他の弱点をつつけば脊髄反射みたいに他の弱点に効く、などというオカルトチックな私の考えを、オカルト(ホラー)で治そうとしているんです。
これをオカルトと言わずして何と言いましょう!!
興奮してすみません…
とにかく、雷の季節が本格的にやってきました。しかし、私が想定していたのと現実はちょっとズレていました。
もう少し、いろいろ試行錯誤してみようと思っています。
最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
また別のnoteでお会いしましょう。
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