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【12月日銀金融政策どうなる?】12月11日週振り返りと12月18日週シナリオ戦略②

お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOSEと申します。

最近はレビュー数も増え、
週に100人以上もの方々に
記事にアクセスいただいております。

以前出した記事が好評ですので、
見ていただければ幸いでございます^^

いつもご精読いただき有難うございます。
少しでも良いと思えば、
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↓ #025 新NISAについて


この記事は後編となってございますので、
前編もご覧いただけますと、わかりやすいと思います。



まず簡単な相場振り返りをします。

12月にかけてCPIはじめ、
雇用や賃金も落ち着きを見せており、
インフレ懸念は後退しています。

利上げはほぼ終了を迎え、
金利高の織り込みだけでなく、
12月FOMCでのドットチャートやパウエル発言によって
本格的に金利安を織り込んできています

今後はどこまで金利安を織り込めるか?
このままインフレ目標2%は達成できるか?
リセッションは回避できるのか?
利下げ時期はいつになるか?

このあたりに気を遣いながら
相場は動いていくと想定しております。




材料確認


12月19日(火) 日銀金融政策BOJ


以下は前回の記事より一部抜粋しております。

植田総裁のチャレンジ発言後に
12月には急いで政策変更の必要はないなど
19日のBOJでどうなるかよくわかりません。

とはいえ、日本の現状整理をしておきます。

日銀は何をどれくらいの水準で
判断しているのかは不透明ですが、

賃上げを伴う基調的なインフレ
が日銀のミッションです。

現在の日本の物価は、
コアコアで4.0%を達成し、
目標2%よりも大幅に上振れしています。

名目上の賃金データは増加傾向ですが、
12月8日の実質賃金データでは
-2.5%と十分な賃上げは達成できていない状況です。

消費動向に関しては、
悪くはない水準で推移していますが、
もう少し強い消費を促したいところです。

以上の日本の状況から、GOOSEは
金利を上げて良い状況と考えておりません。
日本でのマイナス金利解除の
影響はかなり大きいと思いますので。。

しかし、これまで円安によって
良い思いをしてきたのは主に輸出企業であり、
賃上げも大企業にとどまっているように思えます。

よってコストプッシュによるインフレは
ほどほどで良い水準に来ているかもしれません。

つまり私が推測しているのは
チャレンジング=マイナス金利解除
という意味合いも含まれるかもしれませんが、

YCC撤廃やその他の政策によって
円安をけん制するようにするかもということです。

岸田政権も減税や補助金によって
需給GAPを埋めようとしています。

世界経済の見通しが難しいので
かじ取りは苦戦しているように思えますが、
日本はもう少しで良い方向に
向かっていきそうだと思います^^

そのためには金融緩和を続けながら
行き過ぎた円安誘導は終わりかもしれません。

今回BOJではマイナス金利解除はないにしろ
何かしらの策を打ってくる可能性はあります。
個人的には何も変更なしと思いますが。。

BOJ前に気を付けることは2つあります。

1つ目は、BOJでなにかしらの政策変更前には
前日夜中に先出しリークがあるかもしれないことです。

2つ目は、BOJ12時予定ですが、
11時半くらいから変なボラがでることです。
発表直後も注意が必要です。

BOJシナリオとしては、
発表後に変更なしで円安に振れたとしても、
植田総裁コメントに注目でしょうから、
それまでにポジションを持つのは
あまり得策でないと思います。

もしBOJ後に円安となれば、
ドル円の売りを狙うことも想定します。

もう今年のトレードはほぼ終わりを迎え、
想定以上のボラを考慮する必要があるため、
基本的に引き付けて立ち回ることをおすすめします。




その他指標

特に注目というわけではないですが、
多少のボラが想定されますので記載します。

12月22日(金) PCE、ミシガン




金利/株

金利安を織り込んでいっていますが、
年内はもう材料不足と考えています。

しかし材料の有無に関わらず
ずるずると金利安になる可能性もありますので
あまり真剣に考えなくてもいいと思います。

基本は今週金利は変動なし想定です。

株に関しては、
金利が下げ止まったとしても
じりじり買われるかレンジ想定です。
あまり目立った動きはないでしょう。

日本株に関しては、BOJがありますので
植田さんハト姿勢を貫くと、
米金利安の遅れを取り戻せるかもしれません。

もし植田総裁のタカ的発言で円高で
日経下がれば押し目買いはいいかもしれません。




ドル円

BOJへの注目は高く、
植田総裁の姿勢で上下すると思いますが、

ドル円の下降トレンドに変更ないので
上値は限定的と想定しています。

ドル円の下降トレンドラインをうわ抜けると
その時点での安値が年内安値となりそうです。



シナリオ戦略要約

ここまで読んでくださり
誠に有難うございます。

今回のシナリオは内容としては
薄くなってしまいましたが、
それくらいの気持ちでいいと思います。

相関も効きづらくなります。

今週変に大きく負けるのは
勿体ないと思いますので、
無理のないようにトレードしましょう。

・今週材料は特になし
・ドル円クロス円はBOJに注目
・日本株もBOJで動くか
・もう相場は手仕舞い



今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄

上記のシナリオを元に、
細かな相場感等は
オプチャにて配信しております^^

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