【日銀の来年利上げあり得る?】12月18日週振り返り
お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOSEと申します。
最近はレビュー数も増え、
週に100人以上もの方々に
記事にアクセスいただいております。
以前出した記事が好評ですので、
見ていただければ幸いでございます^^
いつもご精読いただき有難うございます。
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↓ #025 新NISAについて
振り返り含めてご覧いただけると
分かりやすいと思います。
今週は年内相場もほとんど終わりを迎え、
特に材料なく、動きも特にありませんでした。
ただし今週は日銀金融政策がありましたので、
簡単に振り返りできればと思います。
日銀金融政策BOJ
参考:日銀金融政策運営について
12月19日(火) 日銀金融政策決定会合
政策金利 -0.1%(マイナス金利継続)
長期金利は1%を目途に、適宜オペを実施。
※特に変更なし
・
今回のBOJでは、特に変更なく、
記者会見でも無難な回答となりました。
植田総裁のチャレンジングによる期待や警戒が解け、
一時円安になるも、金曜時点では戻しています。
今後日米金利差は縮まることが見込まれ、
それに伴いドル円は下降トレンド中です。
年末の薄い相場もあってか、
新規ポジを持ち続ける人は少なかったでしょう。
テクニカル的にも、トレンドライン(白線)に支持され、
ドル円は一時的な上昇にとどまったものと思われます。
・
今回金融政策では変更ありませんでしたが、
市場は来年のマイナス金利解除を予測しています。
それは現実的にあり得るのか、
GOOSEの見解を少しお伝えいます。
・
重要視されているのは、
基調的なインフレが誘導できるか です。
現状、物価は上昇しているものの、
実質賃金の上昇が課題です。
(現状の詳細に関しては、先週の記事参考ください。)
12月22日に11月の消費者物価指数が発表されました。
順調にインフレ継続できており、
やっと日米インフレ差が埋まってきました。
ただ実質賃金は未だマイナスであります。
さらに世界的な経済成長見通しも悪く、
タイミングとしては好ましいか不透明です。
11月に発表された展望レポートでは、
経済成長の鈍化を予測しています。
FRBのGDP見通しとしても、
2024~2025年は2%以下を予測しているため、
好景気フェーズは期待しすぎも危険です。
今は金利安に伴う
金利高のリバウンド相場であり、
これがいつまで続くのか不安はあります。
そういった中で、まず1つ言えるのは、
日銀は継続して利上げをする可能性は低いことです。
欧米が連続的に利上げを行ったことによって、
経済にどれだけの負の影響が出るかは明白ですし、
日本で利上げをするリスクを考えると難しいでしょう。
・
ではマイナス金利の解除、
つまりー0.1%の短期金利をゼロにする可能性は、
あります。
各アナリストが3月4月での予測を立てています。
4月春闘で大きな賃上げが発表され、
全体的に賃上げムードになってくるでしょう。
そのタイミングでするかもしれませんが、
いつするかの予測はあまり興味がありません。
ただし、現在の物価や賃金、
経済成長見通しなど考えると
来年マイナス金利解除はあり得ます。
・
それに向けて、米金利低下も重なり
今後ドル円はさらに下落するでしょう。
120円台までの下落もあり得ます。
ただ、先ほども記述しましたが
継続的な利上げには限界があるので、
もう一度円安トレンドになるでしょう。
日本は簡単に円安を終わらせる気はありません。
・
一応植田総裁のコメント触れておきます。
「物価目標達成の確度は上がっている」
「物価や賃金の好のサイクル見極め中」
「チャレンジングは政策変更の意図はなかった」
「米金利低下も考慮はする」
「利上げは一般的にサプライズとなる」
まあなんとも無難な発言ですね。
記者の質問レベルも変わらず、
利上げのヒントを得ようと
直球を投げるばかりでつまらなかったです。
・
これらを踏まえ、
来年のざっくりとしたイメージですが、
米金利の利下げによるドル安織り込みと
日銀マイナス金利解除による円高織り込み
このタイミングでドル円を買う。
これが2024年メインシナリオの予定です。
2025年にはもう一度150円台
なんてこともあり得ますので、
それに向けた長期ポジの仕込みとなります。
ここの記事を読んでいただければ
タイミングのヒントになるかもしれません。
米指標
今週振り返りとして、
米指標も少し触れておきます。
個人消費支出PCE
PCEは消費者物価指数の参考とされる指標で、
今は物価は順調に下がってきており、
消費がどこまで耐えてくるかが注目されます。
よって来年の見通しの参考になるので
結果は見ておきましょう。
PCE 前年比+2.6% 前月比-0.1%
コアPCE 前年比+3.2% 前月比+0.1
前回値から順調に低下していますので、
とても良いデータと思いますが、
incomeは底堅いので、今後どうなるか
といった印象ともなりました。
このままいけば物価目標は達成し、
FRBは利下げに踏み切れるかもしれませんね。
ミシガン
特に目立った結果でもなく、
PCEからミシガン終えても、
米金利もこれ以上の低下とはなりませんでした。
今週の振り返りはこれぐらいにします。
GOOSEは、もう相場もほとんど見ていませんし、
いまトレードをしている人は本当FX好きですね。
年末年始で相場の見通しでお伝えすることがあれば、
ドル円のクラッシュにはお気を付けください。
ということぐらいでしょうか。
相場が薄いときは投機的な動きで
大きく動かされることがあります。
・
皆さんは年末年始は
どのようにお過ごしの予定でしょうか。
私は急遽沖縄に行くこととなりました。
2日前に決めたので、思い付きです。笑
今年も頑張ったでしょうから、
しっかりと休みを取って、
リフレッシュされてください。
年末までに今年の振り返りの記事を
執筆できればと考えておりますので、
そちらも読んでいただければ幸いでございます。
今年の毎週相場振り返りは
この記事で最後となります。
・
今年も大変お世話になりました。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
良いお年をお過ごしください。
今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄
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