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また鼻に物を突っ込んだ娘

あまり風邪を引かないうちの子ども達が風邪を引いてしまった。
とても寒い日に雪遊びをさせてしまった私のせい。
二人して鼻水をシュビデュバさせて目が窪んでとっても辛そう。

5歳の息子は鼻水が垂れ流れるのを止める為、ティッシュを自分の鼻に突っ込んでいる。
3歳の娘も兄の真似をしてティッシュを鼻に入れている時事件は起こった。

「取れなくなった〜!!!」

と泣いている。

取れなくなった・・・どした?!まさか!?と思って見てみると小さくちぎって突っ込んだティッシュが鼻の奥に入っている。

娘は前にも鼻にラムネを入れて取れなくなった事がある。突然の鼻シリーズ、シーズン2は始まった。
こういう時は決して大人が焦っては行けない。もちろん笑ってもいけない。なんかのアニメに出てくる素敵なお母さんのコスプレをしなければならない。
「あらあら。大丈夫よ。すぐに取ってあげるからね!大丈夫!大丈夫!」と鼻の中を見つめる。

娘が余計に泣いたり怖がらせては逆効果なのでどっしりと構える事が大事。
ピンセットを持っていざ!と思うと口の中が血まみれだった。

「血?!なんで?!?!?!」と咄嗟に言ってしまった私はコスプレ失格。

血 = めちゃくちゃ痛い事になってる
と思っている娘が大泣きした。
「血が出てるの?!?!?!」とわんわん泣いてる。

よく見ると血は乾燥した唇が切れて、そこから出ているものだった。完全に今回の鼻ティッシュとは別の事件。

「大丈夫だった!違った。見間違いだった」と言っても娘の恐怖は消えない。鼻を見ようと触っただけで泣いてしまうしティッシュがさっきより確実に奥に行っている。

そうなると私の最終手段、秘密兵器を出すしかない。
夫である巨人に電話。
巨人は仕事中だが自営業ですぐそこだし、運が良ければすぐ来てくれるし、娘の鼻からラムネを取った実績がある実力者。
彼に頼むしかない。
電話をすると「今行く」と頼もしい返事だった。

巨人は来てからもそれはそれは頼もしくて「何を試した。その角度はいかん。そんなに頭を下げなくて良い。ライト!!」と手術をする時の「メスッ」みたいな言い方で言った。
巨人は私のように「血が出てる」とか余計な事を言ったりしない。オロオロしてる私にも冷静に「オロオロしない」という。

その間娘はずっと泣いているがプロの鼻ニストによりわりとあっさり取れた。
これで実績数2の正真正銘の実力者だ。

「じゃあ仕事戻るわ」と颯爽と走って行った。
「助かりました。感謝してもしきれません」と言い娘を見ると寝ていた。

子どもの風邪は大変だ。

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