見出し画像

ほぼ箴言「【ユダヤ人大富豪の教え】本田健」

約17年まえに刊行された本ですが、わたしがこの本を手にした時、わたしの月給は手取りで14万円程度だったと思います。このころ、地方の複合型ホテルのバンケットスタッフとして、仕事をしておりました。

おおっ、文庫版でなければ本なんて絶対に買えない(笑)

さらに、手取り14万円のやつが、大富豪の教えを聞いてどうするの?そもそも、学歴も、経験も、資格も、ひいては、お金も彼女もいない、しか〜し、将来への不安だけは明確に持っておりましたっ。いえいっ。

このままじゃいかん!!!

とだけ思っておりましたが、じゃあ具体的にどうすりゃいいのさっ。
その頃のわたしには方法がまったく思いつきませんでした。ただ、本だけはひたすらに読んでおりました。その頃の心の支えにしていたこの言葉。

「君が提供したサービスの量と質=君が受け取る報酬額」

自分がサービス業だったということもあり、単純に反応したそのころのわたしがおります。

「なるほど、お客さんが喜んでくれるようなサービスをすれば、報酬額もあがるはずだ。よしよし。」と思ったわたしは、どうすればお客さんに喜んで頂けるかを考えるようになりました。日々の体力的に激務の中、先輩に叱られ仕事を覚えながら、自分ならどうお客様に声をかけるか、どうすればお客様により良いサービスと感じて頂けるかを考え実践していきました。

ただし、まあ当然のことだとお気づきの方も多いと思いますが、わたしがいくら良いサービスを心がけたとしても、会社の一員として仕事をしている以上、会社の規定以上に給料が上がるはずはないのです。

しかし、そういう心がけで仕事をしていたということもあってか、他部署の上司に引き抜かれ、その後、わたしは別の部署で仕事をすることになります。そこの部署の方達はもう、仕事への向き合い方がまったく違いました。みんな仕事に対する姿勢がマジでした。そこの部署で初めて24時間以上会社にいるという経験をします。しねます。おかげで給料はあがりましたが、ほんとにこれでいいのか?という疑問が当然ながら湧いてまいります。

その後の話は興味があればまたいつか。。。

さきほど、本書を読み返したのですが、今回読み返してヒットした部分をあげさせて頂きます。

お金の5原則
1.たくさん稼ぐ
2.賢く使う(節約)
3.がっちり守る
4.投資する
5.分かち合う

これはもう普遍的です。紙に書いて壁に貼って読み上げていいくらいの箴言ですね。いや、もう壁に直接書いていいレベルです。もしくは、背中にタトゥーとして刻み込んでも文句は言えないフレーズです。このタトゥーはやるんじゃないか、いやもう実ははやっているのかもしれない。きっとそうに違いない。

大富豪なんて、今の自分からしたら、夢のまた夢ですが、お金と上手にお付き合いする。信念や理念をもって行動にうつすのは、大事だよなぁ〜と思っております。

いつか皆様と分かち合える日を夢に。。。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?