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気になることば C・バンクロフトより

誰でも過ちを犯すことはあるけど
そのまま苦しみ続けるのか
それとも前進するのか

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[ザ・テスト~クリケット オーストラリア代表の新時代~」
シーズン1エピソード7より

かつて世界最高峰とされたオーストラリアの男子クリケットチームの不正からでた堕落と、タイトルと高潔さの奪還に密着したドキュメンタリー番組内の言葉です。
選手3名がクリケットの試合中に不正を犯してしまい、12か月の試合出場停止処分をうけ、その後試合に復帰、世論から叩かれ、復帰時も激しいブーイング、野次を飛ばされながらも、今自分がやれることを集中してやっていく。そんな場面で選手が発した言葉。

この選手たちの場合、世界中のクリケットファンに知られてしまい、オーストラリアの首相までもコメントを出す事態になりました。

番組の中でも「人々の想像以上に苦しんだと思う」という言葉があるんですが、悔やんでも悔やみきれない部分があったと思います。言いたいことも沢山あったと思いますが、誰も責められない、自分を責めるしかないから苦しくつらい。周りからすれば「自業自得だろ」ってことだったとしても‥‥

スポーツに限らず、生きていたら誰だってあやまちをおかしますよね。人には言えない、知られたくない過ち、人に知られてしまった過ち、過ちの大小を誰もがひっそりとかかえ持っていたり、心の奥に刻まれていたりしいていると思います。

選手の言葉にあるように「過ちをおかしたとき、そのまま苦しみ続けるか、前へ進むか」

過ちを犯すと、そこにとどまって動けなくなってしまうことが多いけど、ゆっくり、落ち着いて、冷静に、自分と向き合う時間をとったなら、苦しんで自分を責めてしまう自分自身を許し、勇気をもって、少しづつでも前へ進んでいく。他人の目より自分の心を優先させる。

そうやって進んだ先に、今までとは違う新しい自分に会える、成長できると思うんです。もう一度自分の自尊心を取り戻し、人生の充実を図っていく。何時いつからでも、何歳からでもやり直すことができる。

誰もが過ちをおかすし、つまずきながら長い人生を歩いていると思います。なんでもうまくいって‥‥なんて人はいない、そもそもそんな人は地球に人として生まれてきませんものね(笑)。自分だけ特別って考えなくていいと思っています。過去の過ちの教訓を次に生かしていけばいいだけ。

自分をゆるし、次へ行く。進んでいく。‥‥今、その言葉を私自身にも言いたいと思います。

☆この「ザ・テスト」、シーズン1、2で構成され、エピソード1~8へと時系列で見ていくととても面白いです。試合の舞台裏や、選手やコーチの言葉、試合に臨む姿勢や志に学びが多いです。私はクリケットのルールは全くわからないんですが問題なく楽しみながら見ています。興味ある方は是非。


ご覧いただきありがとうございます。いただきましたサポートを胸にきざみ、皆様の心に届く内容を目指して努力していきます。自分自身も楽しみながら長く続けていけたらと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。