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fuwari
2023年2月25日 13:42
都会とも田舎ともどこか違った風景のこの街はふと眺めるといつも朗らかな時を演出していた街路樹を歩く僕は悲しいほど美しい冬空に涙を誘われた幸せの羽根を乗せた気球がそこかしこに浮遊していてふと手を伸ばせば掴めそうな距離で僕の周りをくるくる回っていた本能と欲望の瞳は幸せを望みそれが快楽なのか幸せなのかぼんやりとした意識の中では認識を取り違えたまま残りの砂時計が物