ドジっ子と開き直ればなんとかなる
私は失敗をしない、なんて言える人はほとんどいないと思う。いるとしたなら相当の努力を普段からしている人であり、自分自身にも周囲にも気を配ることができる人なんだろう。
いっそのこと「私、失敗しないので」の名台詞でおなじみの、ドクターX大門未知子みたいになってみたいものだ。今気づいたんだけど、「未知子」ってまるで「(失敗を)知らない」っていう意味が含まれているように見える。
最近父が職場で始末書を書かされてしまったと若干落ち込んでいた。何でも同じ失敗を二回続けてしまったからのようだ。悲しいけどそういうことはよくある。
かくいう私も先日食事の準備をしている時に派手に味噌汁をぶちまけてしまい、けっこう落ち込んだ。お盆がお椀をのせた途端にひっくり返ってしまったからだった。
しかも運が悪いことにその日は味噌汁をぐらぐらと煮詰めてしまい、相当温度が上がったような状態だった。当然、味噌汁がかかった部分は軽いやけどになる。
慌てて水で冷やしていると「しょうがないわね」と言いつつ、母がこぼした味噌汁と汚れてしまったキッチンマットを片付けてくれていた。泣いていないけど泣いた。
失敗した時にいいことがあるとしたら、助けてくれた人に対する感謝の気持ちがいつもよりも生まれることなのかもしれない。
誰しもが失敗することを恐れるし、恥ずかしいと感じるんじゃないかと思う。できれば失敗したくないと考えるだろう。
それでも失敗から立て直そうとする時に人は爆発的に成長できるという。今までの行動を修正し、自分を変えようとするからだそうだ。
これからはもう失敗をしないようにと努力し、それを叶える人がいる一方で父のように同じ失敗を続けてしてしまう人もいる。私もどちらかというとそちらの方だ。
足元に気をつけて歩くようにと言われているのにつまづく。簡単によろける。物にぶつかる。多分体幹がしっかりしていないからなんだろうけど、やっぱりちょっと落ち込む。
こういう時は「やだ!私ってドジなんだよね!」と明るく笑い飛ばせたらいいのだろうけど、残念ながらそういうキャラでもない。
調べてみるとドジっ子女子は天然も併せ持つことが多く、モテ要素があるそうだ。そうかこれを売りにしておけば良かったのか…!と何となく悔しくもなるけど、やっぱり失敗をするのは恥ずかしい。
そんなことを思っていたらこんなものを見つけてしまった。
試しにやってみたら「救世主タイプのドジっ子」などというよくわからない結果だった。面白かったのでみなさんもよろしかったらどうぞ。
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