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マスクでジレンマな休日

マスクする?しない?そんな話題がされるようになって既にかなりの時間が経っているような気がする。3月に厚生労働省より通達があってから、自分の意志でつけるかつけないかを選ぶことができるようになった。

最近は感染症の流行もかなり落ち着き、ちらほらとマスクを外す人が増えてきた。今では半数の人が外しているというデータも見かけたことがある。

あなたはマスクをしていますか?




ちなみに私はしている。それには切実な理由があるからだ。マスク生活になってからわかったことなのだが、私はどうやら俗にいうマスク美人に見られるらしい。

といっても、元から見かけがあまり良くないのでやや普通に見えるくらいのものだろうけど、マスクをするようになってから微妙に男性からの扱いが違っているような気がしている。

普段ははっきりいって女性としてあんまり認識されていないと思う。ただそこにいる人くらいに思われているだろうし、そんなに意識されるようなことをされたことがあまりない。


だけど、マスクがあるとなんとなく違う気がするのだ。まずユニクロに行って会計中に男性店員さんから雑談をされた。飲食店に行っても心なしか扱いが優しい。少しでも困っていると気にかけてもらえる。

それがマスクのおかげだと気付いて以来、私はさらに小顔に見えそうなマスクを求めドラッグストアを巡ったりしてみた。



そして気が付いたらマスクを手放せない人間になってしまっていた…。




でも外したらやりたいこともある。可愛い色のリップを試したいと思っているし、そろそろメイクの印象を変えたいという願望もある。

ブラウンのアイシャドウと大人しめのピンクという組み合わせでは一応ナチュラルなものの、何となく印象が弱いような気がしてきたのだ。


あの扱いの差を思うとできればやめたくない。

モテ…とは微妙に違うかもしれないけど、普段からあれくらいに扱ってもらえたらいいのにという願望が捨てきれないのだ。

けどもうマスク着用率は半数まで下がってきている。それがさらに下がってほとんど0%になってしまう時もそのうち来るのかもしれない。


何とも複雑な気持ちになる。



幸いにも「マスク美人ががっかりされないように」との情報はネットにたくさんあるようだ。メイク技術などもかなり詳細に書いてある。ここは割り切ってメイクの勉強をやりなおす機会だと思って頑張ってみたい。

そして素の自分でも店員さんに優しくされるような人間に、俺はなる!

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