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手記『いじめっ子、殺します。』 前編:告白[朗読シリーズ] 第31回:警告文 1991年4月18日
朗読:山口文康 効果音:小森平 画像:B.チェッリーニ作『ペルセウス』から 主筆:風来山人(『手記』刊行会 編)
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[補足説明]
私たちが『手記』の筆者に付けた「江藤」という仮名は、この警告文の差出人の名前に由来します。ちなみに、明治維新の元勲の一人で佐賀藩出身の江藤新平は、初代司法卿(現在の法務大臣)として日本の近代的司法制度の確立に尽力した人物です。しかし、明治六年政変の折に西郷隆盛らと共に下野した彼は、翌1874(明治7)年に起きた佐賀の乱の渦中に巻き込まれ、乱が政府軍によって鎮圧された後、首謀者として斬罪に処せられました。その首は、3日間、刑場に晒(さら)されたそうです。
私たちが『手記』の筆者に付けた「江藤」という仮名は、この警告文の差出人の名前に由来します。ちなみに、明治維新の元勲の一人で佐賀藩出身の江藤新平は、初代司法卿(現在の法務大臣)として日本の近代的司法制度の確立に尽力した人物です。しかし、明治六年政変の折に西郷隆盛らと共に下野した彼は、翌1874(明治7)年に起きた佐賀の乱の渦中に巻き込まれ、乱が政府軍によって鎮圧された後、首謀者として斬罪に処せられました。その首は、3日間、刑場に晒(さら)されたそうです。
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