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クラヴィコードの音楽会
微かな音しかしない楽器。
風の吹音、揺らす木々の葉音、虫の声、鳥の鳴き声、ろうそくの灯りと消えた残り香、微かな息づかい。周りの全てが細い弦に溶け込み、弾かれ、深く心に滲みていく。
気がついたら夜空に上弦の月が光っていた。
フェスタサマーミューザ KAWASAKI2020
配信は31日で終了。
7月28日の神奈川フィル、指揮 川瀬賢太郎氏。
田舎では誰も知らない神奈フィルTシャツ着て配信拝聴。
2つのヴァイオリンのための協奏曲、ドス・デル・フィドルのユニットの時とは違う感じで、新鮮だった。優しく強く、気がついたら、涙目に。
Bachの命日と知ったのは、興奮冷めやらぬ夜の事でした。
反田恭平 ピアノ・リサイタル2020
2020.08.13愛芸にてBプロ拝聴。
配信はHand in hand vol.4
[東京]サントリーホール
23:59に終了のテロップが出るまで、配信を聴きつづけた。
今回のテーマは『音の声』。
プログラムを見ていて気づいたこと。
《トロルドハウゲン婚礼の日》《村の居酒屋での踊り》《葬送》これら全て自粛の対象ではないか?考え過ぎだろうか?
中止になるイベント、楽しみだった夏祭り
ふらっとコンサートvol.34
ピアニスト 古田友哉さん
チェリスト 山田真吾さん
始まりはバッハ、久しぶりの生音に細胞が反応する。贅沢な時間の始まりだ。
ピアノソロ、ワーグナーのトリスタンとイゾルデから歌曲、自身の編曲?自粛期間中に色々と模索し、探求された成果はピアノの可能性を改めて感じた。
そして、チャイコフスキー、今年はロシアの作曲家に触れる機会が多かった。演歌調、確かに。冬の厳しさを耐える辛抱とより良い季節を待ち