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私の小説の書き方 Lv.1

子供の頃は、本をよく読んでいた。
冒険譚やミステリーものを多く読んでいた。
思春期以降は、勉強意外はマンガを読むようになった。
だから、文字が書けないことが分かった。

それでも、私はモノづくりの喜びを知っている。

細かいパーツを丁寧に磨いて、気の遠くなるような作業が、満足のいく完成品を生み出すように、
関数文字の羅列のコード文を書いて、書いて、書き上げて、動かして動かなくて直して、また動かして、精も根も尽き果てるような地道な作業が、ディスプレイを彩り、誰かを笑顔にするように、
きっと、何もないところから、何か自分の思い描くものを生み出す喜びを、私は幸運にも知っている。

無謀にも思える作業を継続するコツは、

  1. 粗くてもいいから、自分に分かる程度の全体完成図を作ること

  2. 必要な作業における、自分の作業スピード(品質含む)を知ること

  3. 足場から一つ一つ丁寧に積み重ねる作業と、勢いで大枠を作ってから埋めていく作業のバランスをとって自分のモチベーションを維持すること

  4. 短期的なノルマ(目標)を決めること、そして、それを達成したことを確認すること、達成しなかったことも確認して原因を知り自分を省みること

  5. 達成度を可視化して、自分自身に突き付けること、ただし、褒めること

  6. 完成した後の満足そうな自分の姿を想像し続けること、羨むこと

目標実現のためには、上記に加えて、「期限を設ける」というのが加わるが、今の私には少し時期尚早な気がするのであえて期限は設けないことにする。
しいえていえば、一日でも早く、何かを形にするか、別の何かを見つけるか、が待ちわびるその日の私の姿だ。

三年前に、「三年以内にマネタイズ」を目標に掲げて、はや三年(笑)

あの日の自分の決意、本気を笑いたくはない。

あの日の自分の決意、本気を私だけは知っているから。

あの日以降、あの日の私の決意を知りながらも、楽な選択ばかりしてきた自分を笑っている。

あの日の自分が、自分の延長上にある時は、後ろめたさを感じていたけれど、あの日の自分が、過去の自分になってしまった今ならば、その思いに応えようという気にもなるというものだ。

三年間、何もやらなかったわけじゃない。
軽い気持ちでは机に向かわない、という自分の醜態が分かっただけでも大きな成果だ。

だから、今年は、作戦を立てる。

  1. 必要な作業における、自分の作業スピード(品質含む)を知る

それだけにフォーカスしてみる。

自分がよく知る自分のことだ、それ以外のこともきっと、ついついやってしまうだろう。

まずは3つ、短編でもショートショートでもいいから「完結」させてみよう。
最近はやりの、「書き上げること」が大事なんだけど、今、それは二の次だ。それをゴールにしているうちは、きっと私はたどり着けないと思うから。

「執筆速度を知るために、3編くらい書き上げてみる」

実際に書き上げなくてもいい、けれど、きっと書き上げないと結果は出せない。

書くこと、作業スピードの確認が目的なわけだから、気負うことも無く、書きたいように書けばいい。
そのうちに、自分のスタイルというものが見えてくることを期待している。

これが、
「四年以内にマネタイズ」に目標変更した、最後の一年の始まりだ。

ここまで約1,300文字、約40分。約2,000文字/h。
この数字が、まだ速いのか遅いのか、今の私には分からないけど。
数か月後の私は、きっと、この答えを持っているだろう。


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