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自転車で歌ってると声が出なくなる
昨日書いた10月を総括するエッセーに「磁気ピアノ」という名称をつけた理由は、人にやたら会って話すようになると何故か会話が自然と「ピアノ弾きたい」になることが多かったためでした。ヘッダ画像をお借りしています。
最初このnoteの題名も芹沢ルナにしようかと思った(意味無し)んですが、流石に意味がわからなさすぎてやめたという経緯がある。
どうやら人と会った方がいい
ぼくが人に会い始めた理由は自分が知識欲旺盛すぎて知識過多になったから、その源泉から出てくるアイデアなりなんなりが自分以外に対してどのように響くか、正しいのか反対されるのか第三者から評価されるべきだと思ったためでした。
人と会って話すだけで自分の考えがさらっと客観化されて論評的なものまでもらえるなんて、人はもっと人に会うべきだと思えるぐらい価値がある行為なように感じられる。
多分自分の頭の中だけで色々考えてたって、自分が得意な方向へしか伸長しなさそうだし思い浮かんだ時点で大体自分でできる限界なぐらいには完成してしまっているはずだと思える。
だから一度思いついたことについて、いつまでもこれでいいのかもっと隙がないようにできないのか考えてたって思いつくわけがない。
リーマン同士が営業かなにかの定石みたいに言うからあんま好きじゃない考え方なんですけど、「とりあえず身体を先に動かさす」感じに近いのかも知れない。近かったらやだなあと思う。
マスク可否はどうでもいい
でぼくは気づいたら35-6kmを一切マスクしないで過ごしていた。これはぼくがノーマスク法案賛成派(なんだそれは……)とかじゃなくて、店に入るならしたほうがいいんじゃないかと思うし、実際ぼくはこの長旅(10km越えないぐらいでぼくにとっては長旅です)により喉がぶっ壊れてしまいました。
ぼくは歌を唄うので、寝て起きるといちいち喉をかっぴらかなければなりません。よく声優さんとかが言ってないでしょうか?朝一の業の務とかだと喉を開いてないから全然プロの声がでないと。
そこまでは行かないですが、一日のどこかでまず信じられないほどの声を出しておかないとうまく声が出ない感じがする。でもそんな機会あんまないわけです。
だから自転車に乗りながら歌っている。横には車両がうっさく走ってくれているし、すれ違う人に歌っているところが聞かれたってもう二度と会わないしもういいんじゃないかと思える。とはいえぼくは恥ずかしいので人がいると歌わなかったり、夜のほうが闇に紛れられたり人も少ないから歌いやすくていいと思っていたりする。
側道がしっかり整備されているのはいいことなんだけど、結局大通りを自転車で車と一緒に伴走していると交通公害の被害を喉にもろ受けているのと同義なのかも知れない。
だから自転車で大きな道を通るならマスクしたほうがいいかも知れない。そのような教えを得ることができて、声を失ったぼくは禁断の銀翹散と甘草湯2度打ちといいますか食前に同時に飲んでVICKS飲んで板藍飴飲んで次の食前に甘草湯を飲みまくって声を取り戻しています。ピアノの話ができなかった。
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