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ポケ森日記2 ポケ森のelona性について(1)

まず

前回は、どうぶつの森 ポケットキャンプ(ポケ森)の、特に内容についてしっかりとは触れられなかったように記憶しています。

まだ記事はひとつしかありませんが、フレームっぽいリンク化ができるかどうかを試すためにも一応リンクをここに……

今回は、ヘッダ画像を自分で作りました。作ったって言って加工して字組みしただけですが……(文字組みは、時間がhour単位ですり減りますが…楽しいです)

「そもそも、どうやってゲームを選ぶか」について

ぼくがゲームに何を求めているのか、ゲームを選ぶ時に何を考えているのか、とかを客観的に捉える場合(「ぼくは」、とせずに「一般大衆は・大多数は」等にしたほうが文の説得力に介添えするのかもしれませんが、あまり他者に迷惑をかけそうなことはしないほうが良いかな、避けるべきかなというリスクヘッジと、そもそもエッセイや日記で自分以外のことをさも当たり前だという風に書くこと・および説得力があることを書くのはなにか違うような気がしますね)、

括弧書きが長くなってしまいましたが、「果たしてこのゲームでは現実で達成不可能なことができるのだろうか」と考えるような気がします。書き終わってからここまで見返しているのですが、今回は至極当たり前なことしか書いてない気もします。

ゲームには「現実での達成はとても望めそうにない、難しいことができたらいいな」を求める…その達成可不可度合いによって自動的にジャンルも決まる?

ゲームってそれが当たり前じゃん、ならどのゲームだっていいじゃんと言われるかもしれません……ただ、「普段(現実)ならできそうにないであろうことをどれだけできるようになってしまうのか」の匙加減がそのゲームの個性やジャンルそのものを決定づけているような気がします。もしかしたら違うかもしれません。

RPGなら、見たこともない世界で見たこともない人と話し、見たこともない敵に対して、自分には備わっていないはずの技を使って戦えるようになるでしょう。

ギャルゲーなら、所属したことのない学校に転入できて、本来出会えなかった女の子と話したり遊んだりできる、本来形成できなかった予定の人間関係が形成できると思います。

FPS(一人称視点のゲーム)やTPS(三人称視点のゲーム、主人公を少し後ろの上方から見下ろしている感じ?)とかだと、猛烈に悪い犯罪組織による大規模に迷惑をかけるプロジェクトを阻止し、現実では確率しえない人命救助などの貢献ができたり、そのために自分の功績等を慕ってくれる人を集めて制圧組織のトップに自分が立つことができたりしそうです。といっても架空の立場を使って架空の結果を導いているという意味で、前段落で挙げた、本来あり得なかった人間関係の形成に含まれそうですね。広義になりきりと言ってしまえばそれまででしょうか。

ポケ森はTPSに含まれそうですね。と思いましたがMinecraftのように自由に視点を切り替えられるゲーム以外は全部そうかもしれません。そう考えるとMinecraftは二人称視点(俯瞰)すらあるので、末恐ろしいゲームですね(Minecraftは「作って遊ぶ」をした後にそれらを「見せる」をしなければならない場合にはゲーム視点がそのままカメラ視点となり、カメラワークを意識した操作が要求されるようになるため)。

「何ができるのか?性」

とにかく、ゲームって「いったい、何ができるのか?性」が求められるように思います。

「”何ができるのか?性”ってなんだよ!」と言いたくなるかも知れません。書いていて些か回りくどいと思います。これはもうそのまま、ぼくらが小さな頃から呪文のように言われてきたであろう単語「可能性」そのものです。ところでまったく関係ありませんが、人様によっては文字通りこの単語が呪いの言葉となって両肩にのしかかっていることも多いように思います。「自分の可能性」とは……本当に可能になるのか……と

フリーゲーム「elona」について

「elona」という開発終了してしまった無料のゲームがありまして、「なんでもできるゲーム」といえばこのゲームを思い浮かべるほど、ぼくにとっては前段落で触れた「可能性」に満ち溢れたゲームに該当します。前段落に則る(のっとる)なら、elonaこそ「何ができるのか性」の代名詞である、ゲーム性がそれを体現している、とすら表現できてしまうでしょうか。

elonaの正式名称はeternal league of Nefiaで、タイトルはこの略称だったと記憶しています(読み方は明言されていないはずです。ぼくはエローナと読みます)。Nefia(ネフィア)とは自由に移動可能なフィールド上にランダム生成される洞窟のことで、いわゆる不思議なダンジョンと言ってしまって良いように思います。ジャンルとしてはローグライクに分類されていたはずなので……

elonaとは・遊び方

elonaは便宜上一本道と捉えられるメインストーリーが存在しますが、そちらを意に介さなくとも楽しめます。レベルを上げるというよりは個別に経験値が入っていく技ごとの能力を上げれば、敵のランクもランダムに設定されるネフィアを盗掘し放題ですし(ネフィアは誰のものでもないため、盗むという言い方は違うと思われますが)、確か敵のランクが高く設定されたネフィア程、落ちている物資も質が高かった記憶があります。むしろそのように多数の寄り道を経由して、力が備わった然るべき時にメインストーリーへと回帰する(いつでも戻れ、いつまでに戻らないといけないという制限もありません)遊び方のほうがゲームの世界観的に正しいような気さえします。

このゲーム……本当になんでもできます。文字の通りに、R18やR18G(そういう方面には詳しくないので、確か……)成分の楽しみ方もあった筈です。あつ森(あつまれ!!どうぶつの森)の島クリエイトのように、ゲームユーザが自由に創造したエリアを、ムーンゲートと呼ばれるランダムにその辺に生成されるオンライン用のゲートを利用することで訪問できます。ぼくが遊んでいた頃はたしか見るも凄惨なストーリーが展開するエリアや近代日本の吉原のようなエリアがあったと思います(大抵そういう場所にはとても普通に遊んだのでは匹敵できないランクの怪物が配置されていたりするので、ぼくはあまり積極的には訪問しませんでした)。島クリエイトの概念が正しくないかもしれません。これはぼくがあつ森で遊んだ経験がないからでして、そこら辺にもいずれ言及したく思います。

エローナと私

なんでもできるがゆえに、序盤でもできることが多いため、なにをすべきか頭がパンクするとゲームに適合していくのが困難になるかと思われます。

そんな時は、冒険者wikiとなんとか上手に付き合うことで次第に解消できるかもしれません。ぼくもゲームを1から初めてはそこそこのレベル(あまりレベルに意味のないゲームですが、Lv30~50程度でしょうか)ぐらいで、ゲームに慣れすぎて「やったほうがいいだろうこと」が把握できているがゆえにその件数の多さに不精になり、フェードアウトし、また1から……というパターンが非常に多かったと思います。

ポケ森はそうでもないんですよね。そこまでの夥しい(おびただしい)自由度がないけど、自由だと思える。

この2行が言いたかっただけなのに、とんでもない行数になってしまった気がするのでこの辺で……

前回、今回含めお読みいただきありがとうございます。大変嬉しく思っています。

編集後記

エローナは確か正式に作者さんが続きを作らなくなったため、未完ではありながらゲームファンと面談をおこなってソースコード等を譲渡するという儀式(?)があったため、現在ヴァリアントと呼ばれるシリーズが結構な数……リリースされていたはず、です。

あやふやな理由、詳しく紹介しない理由は、ぼくがその全体を把握できていないのと、それはこのnoteにあまり関係ないからであることと、ヴァリアントはひっそりと有志のファン同士で地盤を固めて作っていく雰囲気がどことなくある気がするため、おおっぴらに宣伝すべきではないと判断しているためです。

個人的にエローナの美しい世界観を継承していたシリーズはomake overhaul MMAあたりだったと思います。最後に確かめたのがかなり昔なので、いずれも開発が止まってしまっているかもしれません。もちろん各シリーズとも、作者さんの個性が反映されていたりもすると思うので、万人に受けるものではないだろうこともあらかじめご考慮いただければ幸いです。

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