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礼儀知らずの可愛いScamp

本当は今日の題名を「脱税のご相談なら日大へ!」にしたかったのですが断念しました。

新聞漫画について。

noteに在籍(在籍とは言えなさそうです)して一年が経過したため、それまで自分で写真をお借りしたり加工していましたが最近はサイト内機能でヘッダ画像をお借りしています。

※2024/03/26追記:お借りしている画像先のかた?が当該画像等を撤回処理等されているのか、非表示となったため随時このサイトのサーバ内に現存する画像をお借りして更新してます。


ののちゃんを読むにはそれぞれのキャラの性格を知っておくことがそこそこ必定であるとお話しました。

ののちゃんに移行する前の隣の山田くんの場合はどうだったか?

いま話しているぼくですら山田のクラスメイトがどれくらい山田と同じぐらい悪い性格(山田が成績が芳しく無く、つるんでいるグループが一緒くたに変な目で見られていたため山田と似た属性を持っているのでしょう)を持っているのかあるいはそういうベクトルではないのかとか想像することしかできない。

あくまで主人公はのの子(過去に、タイトル含め主役が山田からのの子へ移行したそうです)であるため、クラスメイトとして主力なのはのの子の同級生の小学生たちかもしれない。

新聞側はここぞとばかりに、のの子の疑問に応えるコーナーを開設した。小学生の純粋な疑問を解決するコーナーを設けることで、小学生版や中学生版に顧客を誘導できる可能性がありますね。いわば子供向け新聞を既存顧客向けに発行できれば新聞社的にはクロスセルでありめっちゃ理想の状態です。

かくしてのの子は新聞社のマーケティング的に非常に便利な記号として機能することになった。

実は同新聞社は藤子・F・不二雄のドラすらマスコットキャラクターに据えている。マーケティング用キャラクターの供給が過剰とすらいえる状態なのではないだろうか。

読売のキャラクターは?と聞かれてもぼくには田端小穂ぐらいしか思いつかない。日本経済新聞のキャラクターは……?

とにかく、のの子は子供たちの疑問に応えるキャラクターとして、現代っ子の総意を演じられる性格を帯びなくてはならない。だから性格をアレンジされる。

別人と言ったほうがいいんでしょうが、子供の洞察力は普通にパないので「どうして子供の疑問に応えるコーナーだと酒を飲んでいないのに、漫画になるとこんなに真面目な人になるんだろう」とか、「のの子がこんなことに興味持つはず無いのに、どうして興味を持っているんだろう」みたいなことを察してしまう。

最新の子供向けコラムではだんご虫やかたつむりがコンクリートを食っているらしいが、現段階では科学的に照明できてはいないみたいな話題だった。しかも高校生が質問者だった気がする。もはやターゲットは義務教育生を越えている。その柔軟性は良いことであるように思えますが、のの子に期待されているマーケティングは果てしない使命を帯びていることも否定出来ない気がする。

とはいえ、明らかに新聞に載っている事象は義務教育はおろか高等教育や大学教育が興味を持てる範疇を越えているようにも思える。

原油高に対抗するために北の油田を開放するとか、ベラルーシ国民を27年間に渡って苦しめ続けているアドルフ・ヒトラー然としたおっさんがポーランドとかEUの国に向けて嫌がらせのためにわざと亡命者を送り続けており、その人達は無残にただ死んでいくだけである、みたいな話をされてどのようにリアクションを取ればいいのか。お読みくださりありがとうございました。


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