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【DAY92】最盛期、私が歩いてたとき、足にかかってた重さは、1日平均1,026トンでありました。

まぁ、もちろん計算上、1日通算で、歩数平均の値で、ということにはなります。
それにしても、「千トン」てねぇ、人絡みではあまり聞かない単位・数字ではあります。

ちなみに、理屈は以下の通り。

ゆっくりで1.2倍、走って3倍、飛んだら6倍

アメリカに「米国足病医協会」というところがありまして、そこの調べによると、歩くときに足にかかる重さは、体重の1.2倍だそうです。「ゆっくりでも」という前提つきで…。
仮に体重60kgの方だと、一歩ごとに72kgの重さが足にかかるわけです。人は1日平均で約6.5キロメートル歩いているといわれ、歩数にすると、およそ7,500歩。単純計算すると1日540トンもの重さが足にかかっていることになります。あくまで普通の方でも…。

私の最盛期の体重は114キロでしたから、負荷は一歩あたり136.8キロ。1日に7,500歩歩いたとして、トンの数は1,026ということになりますね。

「ゆっくり歩くときでも」と言いましたが、走っているときはおよそ3倍ジャンプなんぞしようもんなら、およそ6倍に達するそうですわ。
走らずとも飛ばずとも、そんな体重で何十年も暮らしてきたら、そりゃあ膝なんぞ壊れるというもんですよ。

理想の歩数は1日何歩なのか…?

体重を減らすには有酸素運動がいいですね。ウォーキングとかチャリこぐとか…。
「始めてはみたいけれど、どのくらい歩いたらいいのかわからない」という方も少なくはないでしょうね。

歩数計に、なまじ「万歩計」なんて名前が昭和の時代に定着しちゃったもんだから、「理想は一万歩」って思ってる方も多いとは思いますが、日々、一万歩はちょっと歩きすぎな気がしますね。
2017年にスタンフォード大学が行った研究結果によると、日本人の平均歩数は1日あたり6,010歩。他国と比べても結構多かったそうです。

身近なところで、ウォーキングについてですが、単に健康維持のためとか、ダイエットのためとか(もちろんダイエットも健康とは密接ですけど)、最近わんちゃん飼い始めて、そのお散歩のためとか、始めるキッカケ・目的は人それぞれですよね。
ウォーキングを行う場合は、目的別に必要となる1日あたりの歩数はそれなりに異なります。
また、歩数だけ意識しても、カロリーはそんなに消費されませんから、歩く速度なんかも考慮する必要があります。

1日あたりの歩数の目安は以下の通り。

① 2,000歩(距離約1.4km・時間20~25分・消費カロリー60kcal)
普段あまり、というかほとんど運動しないという方には、いきなり何千歩も歩くのは身体に負担がかかりすぎてしまいます。このくらいでも寝たきりの予防につながるという話ですので、無理のない範囲のところから始められるといいですね。

② 5,000歩(距離約3.5km・時間50~60分・消費カロリー150kcal)
認知症や心疾患、要介護、脳卒中の予防につなげられる歩数だそうです。
年齢を重ねるごとに、避けられないのは「筋力の低下」。このくらいの目標値で日々歩けると、筋力の低下も防いで、要介護リスクもそれなりに減らせるかと思います。

③ 8,000歩(距離5.6km・時間80~100分・消費カロリー240kcal)
脂質異常症や糖尿病、高血圧の予防につなげられる歩数だそうです。
実際の研究結果として、1日8,000歩以上を目安に歩くことで、健康寿命を延ばすことや健康維持につながることがわかってるそうですが、まぁ、もちろん個人差はありますので、あまり無理しないように取り組んでほしいですね。

スマホアプリもいろいろと…。

計測に便利だったり、習慣化(継続)に役立ったり、ウォーキングそのものが楽しくなったり、なんかおトクになったり…。そんなスマホアプリもいろいろとリリースされてます。
スマホをお使いの方は、使ってみてはどうでしょうか?
いろいろキーワード入れてググっても、結構たくさん出てきますよ。

ウォーキングが健康につながった、ひとつの例

週5日以上ウォーキングや活発な運動を行っている方は、運動をしない方と比べてがんの発症率が20%も低下したという研究結果があるそうです。
特に、食道腺がんの発症率は42%も低下しているそうで、ウォーキングを継続して行うことが健康につながる、と実感できるに足る数字にはなってますね。

とはいえ、「週5日」ってのは結構な頻度です。もちろん個人差ありますし、何をするか、にもよります。年齢・体質・環境・その他いろいろ。無理してどこかを壊しちゃったら何にもなりませんからね。無理せず安全に取り組んでほしいと思いますし、何より「食」にも気をつけていただきたいとも思います。

まぁ、何事も「バランスが大切」ということなのかなぁ、と思います。
また、折に触れていろいろ書いていきたいと思います。

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