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ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界をウラジオストクの衛星画像から解析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証しています。

今回は、ロシアのアジア側の窓口 ウラジオストクです。
(※正確には、ボストチヌイ港というウラジオストクから東に20KM離れた港のみが活動しています。しかし、衛星データの収集単位が50Km単位なので、ウラジオストク周辺50Kmという説明が正確なのですが、日本人がよく知っているウラジオストクを使って説明しています)

結論:

6月以降、ロシア全体としては国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。しかし、ウラジオストクだけをみると活動を活発化させてます。
ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。

(1)夜間光

一番正確に分析出る夜間光 2022/07/20 夜間光@ウラジオストクです。

NASA 2022/07/20 夜間光@ウラジオストク

経年変化です。

NASA 2022/07/20 夜間光@ウラジオストク

2019年から下落傾向にあります。

(2)物流量

モスクワと同じ基準では、よくわからないので、

ウラジオストク NOX量から算出した年間物流量-1

単位を変更して分析します。

ウラジオストク NOX量から算出した年間物流量-2

2021年は、例年通りの活動量でしたが、3月(開戦時)に跳ね上がっています。そして、3月以降はほぼ例年通りで、5月前半には、活動を活発化しているのですが、6月には例年と同じになっています。そして、7月は例年通りまで落ちています。


参照先


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