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変えられないことは受け入れるしかない

うつ状態に陥った僕は、それまでの人生を振りかえってた。いつの間にか、自分が望んでもいないところで仕事をするようになっていた。僕はこんな仕事をしたいと一度も思ったことはなかった。なのにどうしてこんなことになったんだろう。どこで間違えたんだろう。

ずっとそんなことを考えていたのだ。

ここで、僕の幼少期からの話をしながら、当時の僕が考えたことを書いていこうと思う。

ごく普通の家庭に生まれたはずだった

僕は1965年に生まれた。
父は高校教師。僕が生まれた当時は、母は専業主婦だったが、その後、自分も仕事をしたいと考えて、いろいろと動き出すことになる。

僕には七つ年上の双子の姉がいる。
両親にとっては、7年待ってようやく誕生した待望の男の子だった。

家父長制は終戦とともに制度としては崩壊していたが、両親とも戦前の生まれであることもあって、やはり男子の誕生は相当嬉しかったようだ。そんなわけで、僕は大切に育てられたと思うし、その分、期待も大きかったようだ。そのことがまた、思春期以降の僕にとってはプレッシャーだったのだけれど。

家族構成を考えると、どこにでもありそうな、ごく普通の過程だったけれど、やはり家族というのは見えない問題を抱えているもので、僕の過程もいろいろな問題を抱えていた。その件については、後に書いていこうと思う。

おとなしい性格

僕は、生まれながらにしておとなしい性格だった。これはもう、疑いようのない事実だし、現在においてもかなりおとなしいほうだと思う。

人間は、持って生まれた気質というのは変えることが出生きないとされている。心理学の世界でもここの部分は意見が分かれるところであるけれど、やはり、持って生まれたものがるのは間違いないと思う。

人はそれぞれ、持って生まれてくるものが違う。
顔も違うし、背の高さも違うし、能力も違う。
頭がいい人、顔立ちがいい人、足が速い人、力が強い人、性格が激しいひと、おとなしい人、みんな違うのが当たり前。

僕の娘は双子(前述したように姉も双子なのだが)で、一卵性双生児なのだけれども、性格がちょっと違う。同じDNAを持っているはずなのにもかかわらず、持って生まれた気質が違うのだ。そして、それは生まれた時から変わらない。彼女たちを見ていると、気質というのがどこから来るのか、とても不思議だと思う。

僕の場合は、生まれつきおとなしい性格だと思う。
こればかりは、持って生まれたものだから仕方がない。

家族も性格も選ぶことはできない

当然のことながら、僕自身がこの家族を選んで生まれてきたわけではないし、この性格を選んだわけでもない。もちろん、顔も、能力も、生まれる国も、選んだわけではない。

日本の教育では、同じ年齢の子どもが一か所に集められて、同じ教育を受ける。そして、みんな平等であることが大切だと教わる。

しかし、そもそも、みんなスタートラインが違うのだ。

同じ授業を受けていても、すぐに理解して頭に入る子もいれば、なかなか理解できない子もいるのが当たり前なのだ。

そもそも、それを無理やり同じ教室に押し込んで、同じように理解させようとするところに無理があると思う。

人生には受け入れなければいけないことがある

自分がどんな家庭に生まれるか。
父親はどんな人で、母親はどんな人なのか。
家族構成はどうなのか。

そういうことは、どうしても変えることができない。
もっとこんな父親だったらよかったのに、とか、母親はこういう人であってほしかったとか、弟が欲しかったとか、文句を言ってみても仕方がないことがある。

もうちょっと身長が欲しいとか、もっとイケメンだったらよかったのにとか、僕は頭が禿げているんだけれどもっとふさふさが良かったとか、そんなこと言ってみても仕方がないのだ。

僕は子どものころに、双子の姉がうらやましかった。
いつも二人は一緒だった。七つ年上で、しかも異性だったので、二人の間に割って入ることは出来なかった。だから、いつも2対1の構図だった。

向こうは二人で、僕は一人。
僕は3人兄弟なのだが、気分は一人っ子と同じだった。

小学生の時、きっと寂しかったんだと思うけれど、母に向かって、「どうして僕は一人なの?僕もお姉ちゃんたちのよう二人で産んでほしかった。」といったことを覚えている。きっと母を困らせたことだと思う。

変えられないことは受け入れるしかない

こういうことは受け入れるしかないだけれども、「もし○○だったらよかったのに」と考えてしまうことは多い。

でも、変えられないことは、受け入れるしかない。
受け入れて、「じゃあどうするか?」と考えるしかないのである。

しかし、それができずに苦しむ人は多い。

うつ状態に陥った時の僕も、受け入れられないことがたくさんあった。
今なら、あきらめることができるようなことでも、当時はそれができなかった。僕の家族は一見、何の変哲も問題もない家族のようだけど、実はとんでもない問題を内包していた。その話は、後々足るけれども

受け入れる。
諦める。

人生には、そういうことが必要なことがあるのだ。

(つづく)

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自分がうつ状態に陥って、そこから這い上がってくる過程で考えたことなどを書いています。自分の思考を記録しておくことと、同じような苦しみを抱えている人の参考になればうれしいです。フォローとスキをよろしくお願いします!

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自分のうつをきっかけに幸せな人生について考えて始めた。 整体と心理カウンセリングを通して、健康的にそして幸せに生きることを追及している。 生きづらさを感じ、心病む人たちが、幸せな人生を歩けますように。
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