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「価値の高い仕事」とは

こんにちは。よしむーと申します。

今日は、僕が思う「価値の高い仕事」について発信していこうと思います。


皆さんは「価値の高い仕事」とはなんだと思いますか?

前提、いろいろな軸があると思います。

最近よく言われているSDG'sとか、環境問題とか、政治・社会的問題へアプローチすることとか、経済のこととか。

例を挙げればキリがありません。

ちなみに、本「イシューから始めよ」では、

価値の高い仕事とは、「問題の本質度×解決度」が高い仕事だと書かれていたりします。

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では一旦、「価値が低い」と思われる仕事は何かを考えたいと思います。

これも色々な軸があると思いますが、一番は「生産性」の低い仕事が社会のためになっていないな、と考えています。

価値の高い仕事=生産性の高い仕事

それでは、「生産性」とはなんでしょうか。

以下ウィキペディア引用

生産性とは、経済学で生産活動に対する生産要素の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。 一定の資源からどれだけ多くの付加価値を産み出せるかという測定法と、一定の付加価値をどれだけ少ない資源で産み出せるかという測定法がある。

難しいですが、簡単にいうと

「生産性」=「どれくらいのお金・時間でどのくらいの成果が出たか」

っていうことです。


なので、「価値が高くない仕事」=「生産性が低い仕事」=「お金や労力をかけてもあんまり成果物を生み出せない仕事」

ということだと思っております。


例えばで言うと、

コンビニで、つまらなそうにレジを打っている店員さん。(反感食らうかもですが、よくいますよね・・・)

皆さんも、よく使うコンビニに入った時に、

「あ、、あの店員さんか、、嫌な顔されるから利用しないで済むならなるべく買わないでおこう、、」

って思ったこと、ありませんか?

顕在化していないものの、顧客の購買機会をロスしている可能性がありそうです。

かけている労力(コンビニ店員さんの労働時間)に比べ、産み出しているお金って相対的に少なそうですよね。

なにより、お互いにとってハッピーではありません。(顧客満足度も低いです)​


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一方で、コンビニではなくアパレル店の例にはなりますが、その人にあった着こなし方や、色やサイズの選び方を楽しそうに提案してくれる店員さん。(こちらも、このような接客を受けた経験がある方は多いのではないかと思います。)

そんな店員さんがいるお店の近くに用事が会った時は「せっかくだから寄って行こう」ってなったりしたこともあるかと思います。

僕自身も、そのような経験から好きになっていったブランドがいくつもあります。皆さんが認識していなくても、素晴らしい接客を受けた経験があれば、そのお店に来店する頻度が上がったり、購買したりしていると思います。

仕事の価値の転換


ここで価値の高い仕事、生産性の話しに戻るのですが、

僕が思う「価値の高い仕事」とは、「過去の経験を、他のモノ・コト・ヒトに活かすことで新しい価値を生み出す仕事」だと思っています。

※過去の経験は、個人の経験や企業のナレッジ、オープンソースから得たものなど、種類は問いません。

例に出したつまらなそうに仕事をコンビニの店員さんは、売上貢献度が低い他にも、仕事への意欲がないため、自分なりのエッセンスを表現しようとしません。

一方で、お客さんに合った洋服を提案しているアパレル店員さんはどうでしょうか。

自分が買った服(個人の経験)や、雑誌やインスタグラムでファッションの勉強(オープンソースから得た知識)をした経験から、数あるお店の服からサイズ、色を選び(企業のナレッジ)、お客さんに合った提案(経験を他のヒト・コトに活かす)をします。

これは他の店員さんと比べて相対的に「価値の高い仕事」と言えそうですよね。

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さらに、現代社会ではモノやサービスの飽和により、生み出せることのできる価値の差別化が難しくなってきております。


皆さんもよく「SDG's」というキーワードを見かけたりすると思いますが、

僕は、これからの仕事の価値の高さの物差しは、

「提供するにモノ・サービスの資源の少なさ」に転換していくのではないかと考えています。

もしくは、転換していってほしいな、と考えています。

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でも、これって一見矛盾してますよね。

例えば、今まで例に出してきているコンビニやアパレル店では、

「服を売るのに資源(綿やウールなどの原料)を加工することは絶対必要じゃないか!むしろ、それを少なくするなんて売上(生み出せることのできる価値)が下がるじゃないか!」ってなりますよね。

机上の空論かもしれませんが、アパレル店が、新しい服を買うためだけの場所ではなく、コンサルフィーはもらいつつ、「服は買わない」という選択肢も提示できるような、お客さんのファッションをプロデュースできる場になればどうでしょうか。

手持ちの服だけで新しいコーディネート生まれるなら、その方がお客さんにとっても、社会(サスティナブルの観点)にとっての価値になり得ると思うんです。

上記のように、提供する資源が少ない(極端な例になってしまいましたが)方が社会的な価値にもなり得るし、競合のモノ・サービスで溢れかえっている現代社会では差別化できるよねって考えております。

その分、個人のスキルやブランド力、アイデアに起因していくことが考えられますね。


と、まあアパレル店員さんの例えが多くなってしまいましたが、普段から、「価値の高い仕事ってなんだろう」と考えていたので言語化してみました。


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