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多趣味か?(やりたいことが多いだけ)

良く言えば好奇心旺盛。悪く言えばただの飽き性。


飽き性なのは自覚済み。日記なんて二日と続くはずがない。続けられる人を本当に尊敬している。というか日記に書く内容がよく分からないから続けられないのかもしれない。
結局は文字を書くことなのだから、それが分かれば続けられる。かも。
いや、無理か。

自分は趣味が比較的多い方なのかもしれない。もしくはやっていることが多いのかもしれない。
というか、趣味ってなんだっけ。
調べてみたら「自由な時間に、個人が好んで習慣的にやる事柄等」だそうだから、頻繁に変わる習慣は趣味なのか、少し疑問に思う。

好んでやることが明確な習慣は、この「文字書き」と「読書」以外に結局無いのではないかと思えてしまう。
それ以外はおそらくやりたいこと、やってみたことに入るのだとすればなんとつまらない人間かと思えて仕方がない。

絵を描く習慣があった。今も道具がある。その当時は確かに趣味だった。当然のように今は描いていない。
一時、小説を読んでいて万年筆にあこがれ購入し、そこから文房具にはまり収集するような趣味があった。今は場所やお金も限りがあるから踏みとどまっている。
出先に見かけるガチャガチャを回す頻度が増えた。これは趣味か?
和装を好むようになり、日常的に着る機会が増えたからこれは趣味になるだろう。きっと。
和装関係で手芸をすることが増えた。好んで時間を割いている時もあるが習慣的にやっているかと問われればそうではない。
そういえばゲームはよくやる。Switchもスマホアプリのゲームもやるから、これは趣味だろう。
音楽を始めたくて、楽器を購入した。購入して数日でパタリと好奇心が覚めてしまってからというもの、触れていない。
そういえば、いい香りのするものを好むようになった。お香やアロマを時折焚いているから、これは趣味、かもしれない。
観葉植物を育てているから、これは完全に趣味だった。なんせ日常的に世話をしなければ枯れてしまうから。
紅茶も趣味の一つであったなと、ふと思い出す。ほぼ毎日好んで紅茶を飲んでいるのだ、完全に趣味だ。

黙って考えているよりも、こうして書きだした方が頭が冴えてくる。
おかげでなんとつまらない人間かと思っていたが、こうして書いているとなんだかんだと他の趣味が出てくるものだ。
もちろん、当然のように飽き性故に中途半端に終わっているものもあるが、それはそれだ。

こうして並べていると、なかなかにインドアなものばかりでアクティブなものが一つもないというのが笑えてくる。きっと自分の性格故か。

いや、アクティブなものがあったが、その時の趣味であって今の趣味ではないのが一つ。

自分は海外に住んでいた。ほぼ趣味だった。
海外に行きたいというより、海外に住みたいという願望の元、半ば趣味のごとく、その時を過ごしていた。
今のご時世では少々難しくなってきている雰囲気があるから、あの時、好奇心に背中を押されるがままに飛び出したことは良かった。

全て、好奇心のままにやりたくてやってきているが、それが趣味になったものは半分もないだろう。
なるべく自分一人で完結できる何かをしたくて探して、やってみた。ただし飽き性は変わらないから、いつのまにかやらなくなった。
けれどもそのうちの何かがはまって趣味になっている。確かに趣味になった。

そうして考えてみる。
自分がやりたいという思考は未だに衰えていない。ならばきっとまた新たな趣味に出会うのだろう。そして今ある趣味は、またその時になって離れてしまうかもしれないがそれはそれ。ただ単に経験になるだけと考えれば、何一つ惜しいと思うことはない。

次は何しようか。そろそろ外に出ても良いかもしれない。
旅行なんてものも良いが、あいにく人混みが苦手だ。とりあえずマイナーな場所でも行ってみるのも良いのかもしれない。
食べ歩きというものにあこがれがある。近頃何故だろうか、食べる量が増えた気がするが、前も今も食への興味がどうも薄いが食べ歩きという行為に興味がある。

とりあえずは、酒でも飲んでまた考えよう。
今日も酒がおいしい。


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