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才能は「有無」ではなく「適性」だった。

才能のない人は
存在しません。


というのは
綺麗事ではなく

おそらく才能とは
あるかないか”ではなく

まずその前に
個人の特徴があり

その特徴が特定の物事に
向いているか
   向いていないか”
という
ことなのです。

向いている分野では
才能があるとされるし

向いていない分野では
才能がないとされる。

つまり

向き不向きの
「向き」の部分が
才能とされる

ただ
それだけなのだと
思います。



適性が低い仕事は
向いていないという話も
間違いではないと思います。

ただ

「向いていない」と
「やっていけない」は
イコールではない
のです。

世界大会に出る
レベルならともかく

プロになって
お金を稼ぐレベルであれば

必ずしも適性は必要なく
努力で埋められるという
話もあります。

また
いま不可能だからと
いって

このさき
練習や経験を
積み重ねたあとも

なお不可能なまま
なのかは
だれにもわかりません。

なので
もし適性の高い人の
何十倍も努力と苦労を
する覚悟があるのなら

自分の適性が低い世界に
挑んでみるのも
ありだと思います。


ちなみに
何にも適性がないという
ことはありません

「何にも適性がない」という
表現だとわかりづらいかも
しれませんが

要は
「向いているものが
   ない」ということは
ありえないのです。

だれにでも
向き不向きは
ありますから。

長所と短所が
裏表であるように

「この特徴ゆえに
   向いていないもの」が
あれば

かならず

「この特徴ゆえに
   向いているもの」が
あります。

それがあなたの
やりたいことと
合致するかどうか

またそれを
生きている間に
見つけられるかどうかは
別ですが

しかし
人間に生まれた以上

向いているものが
存在しないということは
ありえないのです。

「向いているものが
   ない」ということは

つまり
特徴がないという
ことであり

それはもはや

性格も気質も
体格も健康状態も
生まれ育った経緯も
すべてが存在しない
“無”です。

そのような人は
いないと思います。

なので、誰しも
向いているものがある

つまり
誰しも才能があるのです。
(それを活かしたいかどうか
   活かせるかどうかはともかく)


一つの分野内では
適性の高い低いで
判断することもありますが

それはあくまでも性質上
それに向いている人と
向いていない人が
存在するというだけです。

そこに優劣は存在しませんし
それで価値は決まりません。

そこにあるのはただ

「人それぞれ
   ちがう特徴を持っている」

という事実のみ。

「特徴」を
何かの分野や行為に
当てはめたときに初めて

「適性」が高いとか低いとか
いうことになるのです。

多面的である特徴を
たった一つの物差しだけで
計ったに過ぎません。


たとえば

樹脂粘土は
「自然乾燥する」
「光沢感がある」という
特徴を持ちます。

これだけだと
良いとも悪いとも
なりません。

単に
そういう粘土なんだなと
なるだけですね。

しかし

ここに「繰り返し
遊ぶために使う」という
条件を当てはめた途端

この粘土は
勝手に乾いてしまうために
適性が低く

また光沢感も
とくに意味がなく

役立たないという
ことになります。

ですが、逆に
「作品を作るために使う」という
条件に当てはめれば

わざわざ
焼く手間をかけずに済むし
光沢感も出るという
適性が高く役立つものと
なります。

このように
何かに当てはめると
「適性」となりますが

単に
持ち合わせているだけの
「特徴」は

良いも悪いもない
非常にプレーンな
ものであり

それを追い風にするも
足枷にするも
何に当てはめるか
次第なのです。



まとめ

・「才能」とは、向き不向きの「向き」の部分

・向き不向きはだれにでもある=才能は誰にでもある

・「特徴」は物事や分野にあてはめることで、初めて「適性」となる

・適性の高い低いは単なる特徴の表れであり、優劣や価値を決めるものではない

・当てはめるものによって、特徴はプラスにもマイナスにも働く





今回は文章の脈絡を気にせず
書きたかったことをすべてポイポイと載せた形なので
まとまりやつながりがなく
ふだんよりもちょっと分かりづらい記事に
なってしまったかもしれません。
そして、今回の記事は
前回の記事にいただいたコメントを元に
あらためて考え直したものです。
考えるきっかけになる
素晴らしいコメントをありがとうございました。

*コメント内の表現を
ほぼそのままタイトルに流用することについて
ご本人様に許可をいただいております。
ありがとうございます。

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