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星の辞典


雷鳥社出版 星の辞典 著者 柳谷杞一郎様

星座、惑星、月を表現する言葉たちについて記された書籍。
購入後しばらく時間が経っていますが、本日初めてページを開きました。

めくった瞬間目に入ったのは、美しさを放つ星空。
自然豊かな景色と星空を目にしながら強く思いました。
「まるで今の私は働くために生きているみたいだ」

どうして、忘れてしまうのでしょう。
どうして、後回しにしてしまうのでしょう。

美しい景色を見ること、
おいしいご飯を食べること、
誰かと深く心を通わせること、

十分に心が満たされていたのに
なぜこんな大人になったのでしょうか。

でも、現実は確かに働かないわけにはいきません。
お金がなくては生きてゆかれない。
不安は尽きない。最悪の事態は起きないかもしれないけど
絶対にないとは言えない。

どんな時も、お金があれば自分を守ってくれる。
それもまた、一つの真実だと思うのです。

だけど私、今全然幸せじゃない。

なんでよ。幸せになってよ。人生一度しかないじゃない。
あなた、今まで頑張って生きてきたじゃない。
批判を受けるようなこともしたかもしれない。
でも、それでもすべてが間違っていたわけではないでしょう。

昔の私にも何もなかった。
友人もうまく作ることができず、家族の中も最悪、
夢も得意なこともなく、反骨精神で何かを頑張る気力もない。

だけどあの頃の私は心を奮い立たせて頑張って生きた。
友人もできたし、苦手なコミュニケーションもだいぶこなせるようになった。

そんな学生時代を経た今、大人の私には何もない。
得意なことも夢も、清らかな友人関係も、心のよりどころになる家族も、
何も。

幸せにしてあげたいのに。ごめんね。
上手くいかなくてごめん。

もう一度、話をしてみようか。自分自身と。
あなたは何が幸せ?
どこで暮らしたい?
どんな仕事をしたい?
どんな未来が来てほしい?
どんな人が好きで、どういう人と距離を置きたいの?
本当は何か怒っていたりする?
あなたの中にある寂しさや悲しさ、傷ついた部分があるならどうか一度見せてほしい。

30年生きてきたけど、一番向き合っていたのは幼いころだけで
ずいぶん自分をないがしろにしてきたのかもしれないね。

ごめんね。

何の価値もないように扱ってごめん。
自分の見た目を貶めるようなことを考えてごめん。
まるで何も頑張ってこなかったかのように考えてごめん。
何も悩まずに生きてきたように思ってごめん。
辛い時期も、毎日消えてしまいたいと思いながらなんとか働いてきたこと知っているのに、忘れてしまってごめん。
大切にできなくて、ごめん。

自分を責めたり、批判したり、嫌ったりするより、できることがあるじゃんね。

変えたいことは、変えればいいよ。
だけど誰かのために無理に変わる必要はないんだよ。

生きたい場所で生きたらいいよ。
後悔しないために誰かのためを選ぶならそれも良い選択だよ。

着たい服を着て、聴きたい音楽を聴いて、
好きな人のこと思い切り好きになって、
自分自身のこと一番愛して大切にしていい。

愛するって難しいよね?
だけどきっと、答えはシンプルなんじゃないかな。

あなたが今やりたいようにやったらいいんだと思う。
遠回りに思える道が実は一番の近道になるように
今の自分の幸せを願って行動することが未来の私を幸せにするんじゃないかな。

私は文章を書くのが好きだよね?
絵を書くことも好きで、本当は絵画教室に通いたいと思ってる。
音楽も好きだから何か一つでも楽器を自由自在に弾けたら素敵だなと思ってる。

それってやっちゃいけないことなのかな?

逆にさ、韓国語や英語は無理に仕事に繋げようとしなくていいと思う。
話せたらうれしいし、理解できるときっとすごく楽しいだろうけど
それを仕事にしようとすると、私はいつも行き詰るじゃない?

きっとこんな風に自分と対話する時間を
今よりたくさん作っていけば
私はもっと呼吸しやすくなるのかな。
傷ついていることに、もっと早く気付けるようになるのかな。

私はね、凄く生きづらいと思うこともあるけど
それでもやっぱり、不器用な私自身が好きです。

だから、幸せにしてあげたいです。

もう、お金のことだけ考えて生きるのはやめよう。苦しいから。
効率の良さだけ考えて生きるのはやめよう。つまらないから。

誰かに愛してもらうのを待つのはやめよう。かっこ悪いから。

誰かを愛することを躊躇わずに生きていこう。その方がきっと楽しいから。

私が私のことを心から信頼して、好きになること
きっとそれが幸せなのかな。
そしてそれは一回こっきりの努力で叶うわけではなくて
死ぬまでずっと、考え続けなければいけない課題、なのかな。

うん。とりあえず頭がまとまった気がする。

ああ、脳内の溜まり溜まったものを洗い流して、
残したいものだけ残す。
これをさぼっていた15年分くらい?いまやってるのかな。

はあああ、先はまだ長い??


気が付いたら、開いた本と全く関係のないことをペラペラと書き綴ってしまった。

本の内容が書いてあるのかと思われた方、申し訳ありません。

雷鳥社出版の○○辞典シリーズは、星の他にも、空や色など読んでいて楽しいかつ癒されるものがたくさんあります。とてもおすすめです。ぜひ。

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