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#日記

アルバイト経験が、知らない家族をちょっと救ったかもしれない

2017年11月23日のことです。その日は休日だったのですが、社会人になって会社で出会った飲み仲間のDさんとKさんと3人で昼から飲み歩く算段を立てていました。ちなみにその日のスケジュールはこんな感じでした。 11:00ごろDさん、Kさんと御茶ノ水駅集合 ↓ 3人で御茶ノ水名酒センターの日本酒を楽しむ ↓ 夕方、横浜に移動して関内の Antenna America でSさん一家と合流してクラフトビールを楽しむ 移動距離の長さはともかく、美味しいお酒を飲み渡れる最高な計画です

「世界の火薬庫」インドとパキスタンの国境がいま最高にアツい

「Oh 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」 マイクを持った兵士が煽る。 「Oh 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」 大観衆は両手をあげてそれに呼応する。 長い長い溜めがあったのち、 「インディアァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」 地響きのような歓声とともに、会場のボルテージがブチ上がった。 僕は呆気にとられてそれを眺める。 一体、ここはどこだっけ ── ここは、インドとパキスタンの国境だ。 ◇ インド人への古典的なイメージといえば、炎を吐いたり手足が伸びるほかにも、「ターバン」

Twitterをやめます。

 突然ですが、タイトルのとおり、Twitterをやめようと思います。   本日急に思い立ったかのように見えるかと思いますが、実のところここ一ヶ月くらいずっとそのことを考えていました。もちろん、ファンの皆さんと気軽に交流できる場であるSNSのことは大事にしていましたし、AV女優としてデビューする際には自分に与えられた武器だと思って一生懸命に取り組んでいました。私が3周年を迎えた今こうしてメーカーや事務所に価値を認めてもらい居場所をいただけているのも、初めのころの頑張りが繋いで

社会から突然不良品にされた話

人が人を「不良品」なんて言ってはいけない。『ワイドナショー』での松本人志さんの発言のことだ。強い言葉に酔うのはやめよう。論旨に理解できるところがあっても、それだけで全てが無効化されてしまう。なぜ人を不良品として扱ってはいけないのかについて書きたい。 かつて日本には「優生保護法」という法律が存在した。1940年に制定された国民優生法が戦後改められ、1948年に優生保護法として施行された。優生を保護するために行われたのは、もちろん劣性の排除。遺伝性と思われる精神疾患、身体疾患に

庭先で流しそうめんシステムを組んだらみんな笑顔になった【ポンプ循環式を自作】

どこから話したら良いだろうか。 ひょんなことから家で『流しそうめん機』を作ることになった。 おもちゃではない。そのサイズ全長4m、ポンプ循環式の本気のやつである。 湯掻いたら手軽に食べられるのがそうめんの特徴だと思うんだけど、これが『流しそうめん』となると途端に手間暇がかかることになる。 今回は少しだけ大規模な流しそうめんシステムの作り方を紹介したいと思う。 まずはアイデアを絵に描いてみる。 私が思い描いたのはこうだ。タライに水をため、ポンプで水を引き揚げ、配管を通し

¥100

建築目線からシカゴのApple Storeを見に行く

これが正しいことなのか、いささか自信がないのだけれど、設計者の端くれとして建築を見に行くとき、どうしても建物によって2通りの見方を使い分けてしまう。 ひとつは分かりやすくて、歴史的評価の定まった「名作」を見に行くとき。この時は、我ながらそれなりに純粋で謙虚な気持ちで見学していると思う。時代の到達点に感心し、卓越した空間や造形に息を飲む。本当に凄い建物のときは、気が済むまで佇んだりする。 もうひとつは、所謂「新作・話題作」を見に行くとき。このパターンになると、一転して大体い

0226「クソリプの大気圏」

毎日日記を公開しているが、これは自分としてはとても良い習慣で、今まで考えては考えたそばからそのへんに捨てていた自分の考えをちゃんと引き出しに入れておくことができるのがとても助かる。それは良いし、公開している限り、そこそこに読んでもらいたい欲求はある。それが承認欲求と言って指差されるのだとしたら承認欲求だ。で、そういう欲求はあるのだが、じゃあ自分の書いた文章がどこまででも広がって欲しいかと言うと、特にこの日記に関しては全くそういうことではない。 私はウェブメディアの連載を2つ

PICO-8 に Panic shooter を移植してみる ローグライク(仮)

今日はほんとうは UI/UX を軸にローグライク(仮)のゲームデザインにテコ入れするために時間を使おうと思っていたが、訳あって Panic shooter という昔作ったゲームで、このブログでも紹介したことのあるゲームの移植版の着手について説明したい。 現時点では↓のバージョンが最新版である。itch.io というサイトで無料公開していて、Windows, macOS で動作するバージョンだ。 これを PICO-8 という、MSX や N88 を思い出すようなプラットフォ

革命政権下のイランで出会った少女たちの話

前席の隙間から、艶やかな黒髪が垣間見える。飛行機の揺れにその髪も倣い、視界の隅でちらちらと揺れる。 機内アナウンスが着陸準備を告げた。女性たちが一斉に頭にヒジャブを被り始めた。前席の美しい黒髪も、それより黒い布に覆われ見えなくなってしまった。 今からちょうど40年前、世界に衝撃を与えた「イスラム革命」がイランで勃発した。それまで脱イスラム化を進めてきたイランだったが、革命はその方針を180度転換させた。指導者のホメイニはイスラム国家を樹立し、民衆のヒーローとなり、前回の記事

SNSで死なないで

中学生がヒッチハイクでアメリカ横断を試みて、ツイッター上でちょっとした騒ぎになっていた。ふつうに常識があればありえないほど危険な話だし、そもそも本人のツイッターやInstagramの投稿を遡るとまるで勇気と無謀を履き違えていて、どうしてこんな歪んだ認識をするに至ってしまったのか…とうろたえてしまう。 彼が正しいとか間違っているとか、それは一旦置いておいて(彼がしていることは間違っていると思うのだけれど、どれだけのリスクがあることなのか正常に判断できるだけの経験や知識が中学生

経済制裁下のイランに行ったら色々すごかった

イランに行った。アメリカから経済制裁を受けている話題の国だ。最近も原油に関する制裁第2弾が始まったり、制裁に違反したとしてファーウェイのCFOが逮捕されたことが大きく報じられた。 イランはトランプ政権からとにかく嫌われており、イランへの渡航履歴があるだけでアメリカ入国が面倒になる。具体的には滞在期間に関わらずビザが必須になるので、ちょっとハワイへ...というだけでビザを求められたり、あるいはFBIのチェックリストに入るという噂まである。何かカッコいい。 よってイラン旅行を検

男子校生が考察する「esportsの流行らせ方」

最近リアル男子高(校)校生の日常というシリーズを始め、充実した毎日を過ごしているんですが、1度何故そのシリーズを始めたかという理由を自分の考えをまとめると共に、見てくださっている皆様にも伝えたいと思います。 僕は静岡esports team Quintetteに所属しており、その中でこのチームの知名度を上げると共に、esportsの知名度を上げる為に活動してきました。 そのため、内容は必然と「何かesportsに関連するものでないといけない」という考えをしていました。

カメラ沼へ一歩踏み出す方へ向ける、僕のカメラ遍歴

2018年末からゆっくりと書き続けていたら、1万1千字+100枚超(数えるのやめた)かなーり長い記事になってしまいました。カメラで撮りだした学生時代の約7年前の写真から掲載してます。 沼が気になる初心者の方へもらえるよう、最後まで無料です。 はじめて掲載する写真もいくつかあります。 でもかなり長いので読むのに疲れたらシュパパパーとスクロールしてください。 ちなみに半年前にSONYに乗り換えた時にも似たような記事を書いています。今回はその記事の約4倍以上の量です。 さっく