ホイアン日記・・病み上がり初の旅
病み上がり初めての海外旅行。最初は候補としてハワイを予約していたのですが、高いと言う事でキャンセル。
暖かいところがいいとのことで、石垣島、グアム、セブ、ハノイが次の候補に上がっていた。
グアムは中国人が沸いているとのことで脱落。セブも値段の割に、満足感が少ないのでここも脱落。残った候補は石垣とハノイ。航空券の値段はどっこいどっこいで、一人四万くらい。ただ、石垣はホテルが高い上に美味しいものを食べようとすると、これまた費用がかかる。
そして、最終候補にハノイが残っていた。しかし、ハノイに安く行くには深夜便を使わないといけない。ANAとベトナム航空を使えば、その日のうちに到着できるのだが・・
そうすると、航空券が一人六万ちょっと・・予算オーバーである。ホテルを一泊5000円にしても、旅行費用は二人で十五万円は超える。さらに、ハノイは空気が悪い。肺の手術をしたばかりの私の体にはきつい。これも、決断を鈍らせていた。
そして、ふと見つけたホイアン。関空から近くのダナンまで直行便が飛んでいました。それも、往復、昼の便です。値段も、一人三万ほど・・さすがジェットスターです。
普段なら、この値段で予約するのですが、ひょっとしたら、中止になるかも・・危険回避のために、変更可能な料金で予約。それでも、二人で七万円です。
次にホテルは、一泊五千円も出せばいいホテルがいくらでも見つかる。見つかりすぎて、選べません。
ホテルの決定は保留。候補になったホテルには、キャンセル料不要のところを仮予約。私の体のことを考えて、旅行期間を短縮。二泊三日にしました。
そのため、航空券、ホテル合わせて、八万円強。我が家の旅行予算内に収まりましたむ。現地の食事は物価も安いので、いくら贅沢しても、一万もあればお釣りがきます。
と言うことで、病み上がり最初の旅行はベトナム、ホイアンに決定。
今回の旅行の一番の目的は私の体がどこまでの旅行に耐えれるかである。
荷物はどれくらいのものが持てるか・・
ホテル生活にどれくらい耐えれるか・・
長い飛行機の中では大丈夫か・・
その結果によってこれからの旅行形態が決まる。色々不安はある。しかし、怯えてばかりだと前には進めない。チャレンジです。
旅行1日目・・旅立ち
旅は、路線バスの旅から始まった。
家を出発したのは夜の6時。二つバスを乗り継いで、着いたところは東予港。約二時間かかった。
そして、そこに待っていたのは・・オレンジフェリー 。
愛媛の東予港と大阪南港を結ぶ船である。今回のベトナム行きの飛行機は午前9時半。早朝、家を出ても間に合わない。そのためにはどこかで泊まらないといけない。田舎に住む人間の宿命である。
いつもは関空の近くのホテルに泊まるのだが、今回は船で泊まることとした。
船の中はホテルのようになっている。フェリーの部屋は特等から一等、二等と分かれる。今回はホテルに泊まる予算を船に使った。
特等である。
ホテルのツインルームと同じである。料金は二人で20000円ほどかかるが、船の会員になっておけば二割引。16000円で乗れる。ホテル代と船賃の両方と思えば高くない。特等専用のラウンジもついている。
オレンジフェリーには大浴場もあり、のんびりできる。
しかし、残念ながら、私は傷の治療中のため入れなかった。カミさんだけが、風呂を楽しんだ。その間、私はレストランで晩酌。
オレンジフェリーのレストランは美味しい。
そして、安い。つまみがずらりと並ぶ。
生ビールも当然ある。
自動販売の生ビールの機械。500円玉を入れるとコップに注いでくれる。
カミさんと合流し、ある程度飲んだところで場所換え。特等専用のラウンジへ・・ビールだけでなく、日本酒も。酒浸りの旅が始まった。
旅行2日目
フェリーの中での目覚めは四時半。
ベットの寝心地はいいのだが、やはり船の中。エンジン音が響く。起きているときはそれほど気にならないのだが、横になると体に響く。夜中度々目を冷ました。
目覚めてすぐに今どこを走っているか、グーグルマップで確認。ちょうど明石大橋の手前であった。窓のカーテンを開けて外を見るが真っ暗。遠くに街の灯りがちらほら見えるくらいである。
橋はどこかと、目を凝らしていると・・黒い物体が上を通過した。ライトアップされていない橋は、真っ黒な物体。通り過ぎると、かすかに橋の様子がわかった。
その後、船が大阪に近づいているため、目覚ましの音楽が船内で流れ始める。寝るのは諦めて、混む前にトイレへ。船のトイレは綺麗に掃除がされていて気持ちがいい。
その後、案内所でコーヒーを買う。ちゃんと豆を一杯ずつ引いて入れるコーヒー。一杯200円と良心的である。
部屋に帰ると、カミさんも目覚めていた。コーヒーを飲んだあと、降りる準備である。
船は到着後も8時まで船内にいることができる。のんびり朝ごはんを食べて降りたいところだが、関空行きのバスが港で待っている。乗り換え時間30分。結構慌ただしい。
夜明けはバスの中で迎えた。関空に着いたのが7時過ぎ・・
出発が9時過ぎだから、楽勝と思いきや・・すでにすごい列。なんとか、チェックインを済ましたのが8時であった。さらに、出発が予定より早まるという。
急いで朝ごはん。関空での食事は高くつく。その中で庶民の味方は関空食堂。なんとか食堂というネーミングで全国展開している安食堂。たらふく食べても500円ぐらいである。
食事を終えたのが、8時半。出国の列に並ぼうとすると、これまたすごい列。正月休み並みの混雑である。
原因は修学旅行。ちょうどこのグループの出国時間と重なったようである。出国手続きに手間取ったので、残された時間は少ない。いつもならラウンジでコーヒーを飲んでから、機内へとなるのだが無理。
搭乗口に着くと、すぐ機内への案内が始まった。水を自動販売機で買うのが精一杯であった。慌ただしい出発となってしまった。
チェックインカウンターの混雑から予想はしていたが、やはり満席。狭い機内の中で辛い五時間が始まった。
関空離陸・・
徳島通過・・鳴門大橋が見えます・・
四国山脈上空・・
あっという間に、四国に戻ってしまった・・
高知上空・・室戸岬が綺麗に見えます・・その後、眼下は雲海へ・・
ジェットスターは狭いです。足を組むことができません。この状態で五時間・・大丈夫かぁ??・・
往復30000円の料金。文句を言ってはいけない。食事も飲み物も別料金。乗る前に買った水だけが救いです。
しかし、なんとかなるものです。長い入院期間に鍛えられた忍耐力。以前の私なら発狂寸前の状態ですが・・問題ない。
私もたくましくなったものです。
到着は遅れ、結局六時間の飛行時間。
やっと、ベトナムへ到着です。
ダナン空港では、LCCの宿命、沖留めです。
タラップを降りて、バスへ・・暑いです。
バスに乗った後も、発車せず・・暑い車内で耐えました。
やっとのこと、空港内へ・・入国審査です。なぜかみなさんASEANのところに並びます。えっ、みなさん、東南アジアの方だったの・・・
でも、みんな機内では日本語喋ってたよね。荷物のタグはJTBやHISがついているよね・・ツアー会社の案内にはASEANのところに並びましょうと書いてあるのかも・・不思議な行動です。
おかげで、FOREIGNERのところはガラガラです。私は並ばずに入国審査ができたので助かりましたが・・
どうせ早く荷物のところに行っても出てきませんので、関係ないか・
いよいよ、ベトナム観光が始まります。
ベトナムを訪れるのは三度目である。
最初は20年前にハノイ。まだまだ発展途上のベトナムであった。空港からのタクシーはぼったくる気満々の運転手。とにかく騙されないようにホテルまでたどり着いた。途中、違うホテルに行った。それが違うというと、追加料金を請求する。
途中で車が壊れたといい動かなくなる。当然、料金を誤魔化すためである。ホテルまで行くと、ホテルの人がいるので高い料金が請求できなくなる。とにかく疲れた最初のベトナムであった。
二回目のホーチミンは5年前。この時も、空港の外に出た途端、すごい人混み。ぼったくりタクシーの勧誘。車に乗った後も、クラクションの騒音のなかを進んだ。
そして、今回のダナンの到着ロビーは静かであった。前もってホテルの送迎を頼んでいた。その車に乗り、ホテルへ。
車の運転は丁寧である。クラクションもほとんど鳴らさない。乗り心地もいい。何よりも、道路が混んでいない。
確実にベトナムは発展している。道路も広く綺麗になった。さらに新しい道路が作られている。そして、人々に余裕が出てきている。
ホテルまでの30分ほどの道のり。料金は17ドル。相場がわからないので高いのか安いのかわからない。ただ言えることは快適であった。
泊まったホテルの名前は Riverside White House Villa
ホテルの出迎えも気持ちが良かった。少し早口の英語が気になったくらいである。どうせ、聞く気もないので聞き流す私ですが・・
ホテルの説明が色々と・・
ツアーの勧誘・・
スパの勧誘・・
この辺は昔と変わらない。
そして、部屋へ・・このホテルで一番高い部屋を予約していた。広さは55㎡。といっても一泊5000円。
バルコニーに出ると、川沿いの風景が広がる。街の中のホテルを感じさせない。まさに、リバーサイドホテルです。
荷物を置くと、すぐに街にレッツゴーです。
町歩きの第一歩はホイアンで有名なバインミー屋さんへ。ベトナムのサンドイッチ屋さんです。ベトナムの中でも、ホイアンがバインミーの本場。
たくさんの美味しい店があります。その中でも一番繁盛している店。噂では、すごい行列とか・・ホテルから町歩きを楽しみながらふらふらと・・ホテルでもらった地図が頼りです。
その前に現地のお金を下ろさねば・・街角でATMを見つけると、その前で一人の外国人が困ってます。私の顔を見ると、順番を譲ってくれました。
私の持っている銀行口座はシティバンク。世界中どこでも降ろせるので便利です。
機械にカードを入れ、英語表示を選択。次に暗所番号を入力。クレジット、口座引き落としかを選びます。口座を持っているので引き落としを選択。最後に下ろす金額を決めます。
ベトナム通貨はゼロが多いのでややっこしい・・とりあえず一万円分、ベトナムドンでは2000000のボタンを選択。目眩のする額です。
そして、先にカードが吐き出されます。この時が一番緊張する時。飲み込まれたまま出てこない時もありますから・・無事、カードとお金を手に入れて一安心です。
この一連の行動を先客の外国人は横で見学。ずっと私のやり方を見ていました。参考になったらいいのですが・・
さて、次はバインミーの店。一番有名なフーンという店です。近くに行くとすぐにわかりました。人が湧いています。
並んで買おうと思うのですが、どんどん横から人が入ってきます。ネットにテーブルに座って注文できるという書き込みがあったので、店の中に・・
テーブルに座って待っていると、メニューを持ってきてくれました。色々種類があるのですが、なんとなく中身がわかるものを注文。さらに、ビールも。
うまいその一言に尽きます。ビールも美味しい。そして、安い。
レシートがこれ・・
一列目がバインミー、二つで40
二列目がビール、二缶で30
合計は・・・80 ??
足し算間違ってます・・
ベトナムでは下三つの0は省略しますので、バインミー40000ドン、ビール30000ドンという意味です。日本円にして、バインミーがひとつ100円、ビールが75円。満足の昼ごはんとなりました。
あまりにも、気持ちのいい街です。今まで行ったところでは、ベストスリーに入ります。食べ物美味しいし・・治安はいいし・・人は優しいし・・何よりも物価が安いのが助かります。
そのためか、すごい数の観光客です。バリ島と同じくらい賑わっています。国籍もインターナショナル。様々な言葉が飛び交っています。
バインミーを食べた後、まずはお土産探し。市場に行けばあるだろうと、ホイアン市場へ。土産物、いつもこれで悩みます。
旅行の終わりに近づくと、お土産探しでイライラすることがしばしば。ということで、その悩みを最初に解決です。ベトナムというば、コーヒー。ということで、本にも出ているコーヒー屋さんへ。買った豆は二千円ほど・・
あとで気がついたこと。ここでコーヒー飲んでおけばよかった。とにかく忙しい旅行だったな・・とりあえず、土産が確保できたところで
町歩き・・至る所でポーズをとって写真を撮っている人が多い。観光客か・・地元民か・・
川ぞいに出て来ました。船に乗らないかと、呼び込みが熱心です。ただここの呼び込みはしつこくない。断るとすぐ諦めますが・・船に乗って、川向こうに言ってみたい気もします。
街の基調は黄色のようです。壁が黄色い家が続きます。
街の中心に近づいたようです。シクロの呼び込みが増えて来ました。
そして、撮影ポイントの日本橋にたどり着きました。人が湧いていますが、それを避けながらの写真撮影です。その反対側の街は後ほど観光する予定。
ナイトマーケットが有名だということで・・ホイアンの街は夜がメインになります。
橋を渡ってみたいところですが、有料だと言われました。チケット買うのが面倒なので、パスします。メインの日本橋をみたので、ホテルに向かって帰ります。かなり疲れ気味・・途中、見かけた中国風のお寺。
広東会館たくさんの中国人観光客で沸いています。ここは無料のようなので、入ってみました。ここがベトナムとは思えない雰囲気です。まさに、中国そのものです。
帰り道、ビールは飲んでいるが、水分を取っていないことでフラフラ。ちょうど、有名なハス茶を発見。Mót Hội Anという名前の店。
名物にうまいものなしと言いますが・・これはうまい。一杯50円。こんなに美味しいのなら、一人ずつ頼んでおけばよかった・・二人で一杯。変なところで倹約です。
このけち臭いところが、あとで災いとなりました。事件は翌日、発覚します・・
市場でマンゴーを追加。水分は補給できましたが、まだ疲れが・・市場の前を通った時に、三万ドンという日本語が・・なぜ、中国人や韓国人だらけの街で、私たちが日本人だとわかるのだろう・・不思議です。
値段が安いか高いかわかりませんが、三万ドンでマンゴーをお買い上げ・・コップの中に一個分のマンゴーが入っています。150円・・安いです。
でも、ぼったくられてるのでしょうね・・
観光客料金ということで・・
その後、疲れた足を引きずりながらホテルへ。マンゴー食べながらだったので、少し元気が出ました。とりあえず、ホテルで暗くなるまで一休みです。
とりあえず、外も暗くなってきたので、お出かけです。旧市街に入ると、有名なランタンにも明かりが灯っていました。人気のエリアは川沿いということで、その道を歩いていきます。Bạch Đằngという名前のようです。
川沿いには、ずらっとレストランが並んでいます。いい感じです。
船に乗らないかという勧誘と、ランタンを流さないかという勧誘が交互にきます。どちらも興味がありますが、まだ歩き出しということで、パスします。
川沿いのレストランは客で一杯。ハッピーアワーということで、みなさん、ビール飲んでます。眺めのいい席はすでに満席・・いつから座っているのでしょう・・
沈没組が多いと聞いていますが、なんか常連ぽい人が多いようで・・こちら側での食事は諦めて、対岸に向かいます。
そちらの方も賑やかです。川を渡る橋の上は大混雑。写真撮るのも億劫になるくらいです。その中でも、みなさん頑張って、自撮り一直線・・
ますます、渋滞です。
その人たちをかき分けて、対岸へ・・こちらも、すごい人波・・
店も満席です。
道の両端はランタンの店がずらり・・店というより、屋台です。
お腹もすいてきたので、席の空いている店を探していると、ちょうど入れ替わりに座れました。
まずは、定番のあさりのレモングラスあえと、空心菜の炒め物。私の東南アジアの定番です。これで、ビールを飲むのが最高・・
ただ、この空心菜はいただけません。味付けはいいのですが、筋っぽい・・炒め方なのでしょうか・・空心菜のせいなのでしょうか・・ホーチミンで食べたものから、かなりレベルダウンです。まぁ、観光地だから仕方がありませんが・・
ただ、値段がビールも合わせると、千円超えてしまいます。激安ベトナムではちょっと高いので、注文はここまで・・
店を出て、川沿いで、新たに店を探していると、お姉さんの呼び込み。トリップアドバイザーの評価が、ほぼ満点。
これいいかもと、案内されて進むと、店と店の間の路地を入っていきます。0メーターほど奥に、中庭が・・そこが店になっていました。
少し腹にたまるものをと、麺とご飯を一品ずつ。アンド、当然ビールも。
メニューをみてトリップアドバイザーの高評価が納得。安いです。先ほどの店の半額。やっと、ベトナム価格になりました。
名物の麺と・・
うーん、私にはこの味はダメみたい・・
美味しいのですが、甘いです。
チキンライス・・コムガーです。
ちょっと味が薄い・・
調味料で味つけるシステムのようです。
なかなか、奥が深い・・
まぁ、たくさん食べたり、飲むにはいいかも・・静かだし・・
さて、腹も太ったところで、ホテルに帰ります。
まだホイアン一日目。明日もあるというホテルに帰ります。
帰り道は、中通りを通って帰ります。こちらも大混雑。平日でこうですか、ランタン祭りや日曜はすごいのでしょうね。さすが、世界遺産です。
市場でデザートのフルーツ購入。ホイアン市場を通ったついでに、夜のおやつを・・やはり、三万ドンの声がかかります。マンゴーも売っていましたが、写真ばえする盛り合わせをお買い上げ・・でも、味はやっぱり、マンゴーの勝ちでした。
この後、ホテルの近くで、フットマッサージ。あまりの気持ち良さに、そこで寝てました。レモングラス入りのお湯で足を温めた後、マッサージ。あっという間に、記憶がなくなりました。
お値段はかなりぼられましたが、まぁ良しとしましょう。二人で二千四百円。一時間の料金です。怒涛の一日が終わりました。
旅行3日目
今回の旅行は病み上がりということで、のんびりする予定であった。ホテルに着くと、女主人から世界遺産の遺跡へのツアーを勧められた。
昼食、ボートクルーズ付きで一人二十ドル。断ると、
どうしてここにきたの行かないのか・・
信じられない・・という。
かなり断ったのだが、押し切られてしまった。高いのか安いのかわからないが、午前中で終わるということで申し込んだ。遺跡は予想していたよりよかった。宣伝不足である。
観光地化されたタイのアユタヤより面白かった。規模が小さいので、軽く見られているのかもしれない。写真を撮るものにとって、面白い題材であった。
ただ、観光客が多い。申し込んだツアーだけでバス3台の大所帯。それを一人のガイドがこなす。当然、100人近くの集団が遺跡の周りに常にいる状態となる。
さらに、他のツアーも多い。私が参加したツアーには日本人は私たちだけ。その他、多国籍である。英語圏からの客は少ないので、簡単な英語で案内が進む。
とにかく、いたるところにアメリカ軍の悪口が入る。ツアー参加者の中にはアメリカ人もいたと思うが、さぞかし辛かったと思う。
遺跡観光が二時間ほどかかり、その後、川下りのクルージングである。美味しい昼食がついていると、ガイドは力説していた。予定がかなり遅れ、時間は2時近く・・
腹が減った・・
そして、出されたものが・・
感激した。
前菜かと思っていたら、これで終わった。手を出さない客もいた。
しかし、腹が立つことに・・
うまい
とにかくうまい・・
お代わりまでしてしまった。
クルーズの船は古くて、スピードが出ない。何隻も別のツアーの船が追い越していく。何度、追い越していく船に手を振ったことか・・
まぁ、仕方がない。安いのだから・・
しかし、終わって見たら満足のツアーであった。
ミーソンツアーのリバークルージングが終わったのは、午後2時過ぎ。
予定では午前中に終わると聞いていたのに・・まぁ、ベトナム時間ということで・・船が着いたところは旧市街の向かいの島。ナイトマーケットがある島です。
橋を渡って、旧市街に戻ります。ここも昨日と同じく賑わっていますが、夜ほどではありません。嵐の前の静けさというところでしょうか。クルージングのランチでは物足らなかったので口直しです。
お店はBEP 1919
まずは、名物のホワイトローズ。エビの生春巻きというところでしょうか・・めちゃくちゃ美味しいです。甲殻アレルギーの私ですが、頂いちゃいました。80000ドン・・400円です
さらに、揚げ春巻きの方が美味しい。ちょっと高いですが、絶品です。85000ドン・・425円
昼過ぎだったので、ハッピーアワーの看板を見つけました。ビール二本注文。40000ドン・・200円。ただし、値引きで無料です。
外のテーブルで食べたのですが、店内の雰囲気もいいです。さらに二階もあります。テラス席だと、最高ですね、
かなり満足したのですが、もう一つ頑張ります。バインミーの名店を目指します。ちょっと距離がありますが・・頑張って歩きました。向かう先は・・
バインミー クイーン
安宿街の中にあります。ここまでくると、グッと物価が下がります。
中に練りこんでいるものが味の決め手のようです。さて、そのお味は・・さすが有名なだけあります。先日食べたフーンのバインミーより刺激的です。
癖になる味です。毎日食べにくる旅行者がいるとか・・その気持ちわかります。
この後、またくることもあると思い、安宿街散策。バスでやってくるバックパーカーが大きな荷物を背負って歩いていました。物価は安いですが、騒がしいです。さらに、空気も悪い。
というより、これが本来のベトナムなんですけど・・旧市街が特別なようです・
さて、疲れたので、その後タクシーでホテルに帰りました。ホイアンで初めてのタクシー。300円ほど・・相場がわからないだけに、ぼられたかも・・
さて、ホテルで少し休んだ後、もう一度、旧市街に繰り出します。ただ、現金が後わずか・・ATMで調達します。その後で事件が起こりました。
この後、市場でお土産のコーヒー購入。
この時、店の婆さんがやり手ババア。値段交渉中、品物を押し付けた後、勝手に私のお金をとって、トンズラ。その取られたお金・・・さっき下ろしたお金がなくなりました。確か、一万円ほど下ろした記憶が・・
かなり落ち込みました。しかし、日本に帰って改めて、ATMの領収書を見てみると200000ドン。ありゃ、千円分しか下ろしてなかった・・
しかし、それに気がつかなかった私はその後ホテルに帰るまで気分は最悪。かなり不機嫌でした。その後の写真もそのため投げやりな写真ばかり・・
ホテルに帰る前にフォー食べて気分転換・・
本日の教訓・・婆さんをなめたらあかん・・
旅行4日目
ベトナム最終日の朝・・
と言ってもベトナムに来て三日目なんですが・・とりあえず早起きして見ました。名残り惜しく・・ホテルのバルコニーから外を眺めてました。
この景色を見るために川沿いのホテルをとった。そして、夜明け・・やっとちらほら家に灯りが灯り始めました。みなさん、朝が遅いようです。
私が早すぎるのかも・・
今日チェックアウトするので、荷物を片付けた後・・朝ごはん。
今日少し賑やかです。1組、中国人家族が泊まったようです。それにして、よくあれだけ話し続けれるものだと・・食べている間ずっと話してます。さらに、声大きいし・・せっかくの静かなホテルが台無しです。
今日はスクランブルエッグ。東南アジアの卵はどこの国も美味しいです。地鶏卵なんでしょうね。日によってフルーツの盛り合わせを変えるようです。
朝食後、市場にお出かけ。ホテルの前で早速鳥を売ってました。夜にはもう食べられるのでしょうね。でも、美味しそう・・
何回通ったかわからない道を市場に向かいます。最終日なので写真を・・
もう少し暖かくなると、花一杯になるのでしょうね。
ホテルから近そうで遠い市場。距離的に一キロもないと思うのですが・・
市場が近づいて来て、バイクの数も増えて来ます。やっぱりうるさい・・ホイアン市場それにしても羨ましい豊富な果物。東南アジアならではの光景です。
野菜も新鮮そのもの、産直ですね。農家の人が売っているようです。花も野菜と同じように、産直かな。
市場の中心に近づくとさらに賑やかになって来ます。こちらのまでくると、商売専門の人の店のようです。品揃えが良くなります。こんなところで買い物して見たいものですが、やはりベトナム語話せないと無理なようです。
買い物ツアーの人たちと遭遇。ここで買い物をした後、ベトナム料理を作るツアー。カミさんが参加したかったようですが、何分にも旅行期間が短すぎて・・
市場の中に入って見ました。食べ物屋が中心になります。時間があれば、食べて見たいものですが・・ホイアン、またくる機会がありそうです。
お土産物屋さんもあります。ここでカミさん、コショウを買ってました。
外に出て来て、今度は川沿いの魚市場に移動です。エビがうまそう・・甲殻アレルギーになった今眺めるだけです。川に面しているので、ここから水揚げするのでしょうね。やっぱり、旅行で一番楽しいのは市場探検です。たっぷり楽しめました。
その後、川沿いの風景を写真撮りながら歩きます。ツアー客がいないので写真撮るのが楽です。ホイアン観光は朝に限ります。クルージングの船。朝早いのに、呼び込みが入ります。軽く、断って・・
みなさん、傘かぶってます。メインストリートも人影なく・・それにしても、着用率が高すぎ・・ユニフォームかいな・・昨夜から、お祭りのようで・・飾り付けが残ってます。バリ島に似ています。
朝ごはんのためのレストランもチラホラ開き始めました。お客はまだ入っていませんが・・こんなところで食事をしてみたいものです。残念ながら、この散策が終わったら、帰国です。
その横を天秤ばあちゃん・・まともに写真撮るとお金を取られます。天秤ばあちゃんは有料です。
日本橋まで来ました。ここは流石に観光客がいます。橋の横の家では洗濯中・・そして、橋の前では記念写真。結局、入場料を払いませんでした。そのため、渡らずじまい・・
中通りはランタンの色が緑に映えます。花の名前何でしょう・・気になります。路地を通して、川を眺めます。こんな路地が面白い。
コンビニの店内は適正価格です。物価を確認できます。もっと、早くみておけばよかった。その横のお土産やさん。まだまだ、店は準備中・・開いてはいるので、覗き込みますが・・応答なし。
ハス茶のお兄さんも準備中です。すごく優しいお兄さんでした。カミさんが前日サングラス忘れたので尋ねましたが、見つからず。店のみんなで大捜索。ね牛わけありませんでした。
歩いているのは地元民ばかり・・たまに、観光客を見かけるくらいです。よく見かけた絵の土産物屋さん。ホント静かです。昔にタイムスリップしたような感じです。
さて、これにてホイアンの町歩き終了。楽しく写真が撮れました。観光客の少ない朝に出かけるのがいいと思います。
早めの昼ごはんとして、市場の横の店でフォーを。その後、ホテルへ。ホテルからは15ドルで空港まで送ってくれます。迎えは18ドル・・微妙に違うのはなぜだろう・・
空港到着は二時間前。関空と違ってガラガラです。これは空席多そう・・期待が持てます。
免税店も多い。事前の情報では、殺風景な空港とありましたが、最近店が増えたようです。搭乗口は一階に下がります。お腹が空いたので食べ物を探すのですが・・高いです。外国人料金地帯です。
免税店のお姉ちゃん。労働意欲なし。店の前でスマホで遊んでいます。さすが、ベトナムです。
ここからバスに乗って移動します。ジェットスターですからブリッジは使わせてもらえません。ほぼ定刻に飛行機乗ったのですが、離陸までしばらく待たされて・・
ダナン上空で旋回した後、海の上へ・・
待合室で何も食べなかったので、飛行機の中で弁当を買います。エアアジアと同じスタイルです。さて、お味は・・
美味しかったです。見かけは悪いけど・・少し量が少ないのが辛い。二つくらい食べれそうです。カミさんの残りもので補填しました。
食事が終わったので、座席移動。食事サービス中は動くとスッチーの機嫌が良くない。食事予約した人が分からなくなるため。座席を確認しながら配ってました。私の場合は、乗ってから注文しました。
席はガラガラ。横になって眠れます。
関空に着いたのは夜の9時。もうここから家に帰る手段はありません。関空でお泊まりとなります。元気な時はロビーで寝ていましたが・・病気のこともあり、ホテルをとっていました。
ホテル日航関空です。空港内にあり便利です。キャンペーン料金で、朝食込みでツイン14400円。このホテルにしては、お買い得です。さらに、部屋に入るといいグレードにしてくれてました。
夜は、同じ建物の中の居酒屋で・・ちょっと日本を離れただけなのに、日本食がうまい・・
そして、夜明け・・
部屋からは第二滑走路と第二ターミナル。これから乗るピーチが見えます。
さて、楽しみの朝ごはん。まずは和食から・・で、普通は洋食へとなるのですが・・なぜかお腹がいっぱい。もう若くないのでしょう。
悔しいので写真だけ撮ります。
美味しそうなジャム。パンもいろいろ・・そして極め付けがステーキ。朝からステーキが置いてあるビュッフェは珍しいです。
これからピーチに乗って帰宅です。
3000円ほどで乗れます。バスより安いって、いいんだろうか。緊縮財政になった我が家にとってありがたいことです。
実質二泊三日弾丸ホイアン旅行終わります。
この記事は日記「どこかに行きたいなぁ」からの抜粋・補筆です
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