『ミ・ト・ン』と白樺の樹液

銀座の美容院に通っています。

髪を切った後に銀座をぶらぶらしていたら新しい店を発見。白樺の樹液を使った化粧品を売っている店でした。

そこで気になるものを買いました。白樺の樹液ドリンクです。

小川糸さんの『ミトン』（白泉社）に白樺の樹液を使ったジュースが出てきたのを思い出し買ってみました。

ヤーニスが肩にさげている水筒に入っているのは、白樺のジュース。春先、白樺の木にガラスの瓶をさして樹液をとり、干しぶどうやレモンの皮、ハッカとともに発酵させた飲み物です。

ミ・ト・ン (MOE BOOKS)

私が買った白樺ドリンクは100％、白樺樹液なんだそうです。

おそるおそる…飲んでみると…

ヨーグルトの上澄み液みたいな香り、風味でした。

『ミ・ト・ン』巻末のイラストエッセイによると、物語の舞台であるルップマイゼ共和国のモデル、ラトビアでも本当に白樺の水を飲むみたいですね。

雪解け後の短い期間しか採取できないものなのだそうです。