はしゃぐんじゃなくて、ただ見るだけの海

この時期になると、なぜか思い出すのは、小さい頃、浜辺のテント(出店のような、骨組みと屋根だけの)の下に、家族で川の字になって、朝になるまでただ海の音を聴いていた、という思い出。

親や妹は本当に寝ていたかもしれないし、なぜそんなことになったのか(混むからバカみたいに早く潮干狩りに行ったのかもしれない)も思い出せないけど、海の潮風と波の音に包まれて、自然の中にただ寝てるだけという、静かな非日常の風景が忘れられない。

私は由比ヶ浜に代表されるような、パリピカルチャーみたいなのが苦手だし、毎年海にいく、というタイプでもないけど、そういう風にだだっ広い音の風景の中でただ海や波の白さを観るだけのために、無性に海に行きたくなる時がある。お盆に思いついたけど、どこも人だらけだろうと延期していた。そろそろ本当に行かなくては。

それにしても、今年の水着はお尻が見えてるタイプが流行していて、そのうち貝殻でも流行りだすんじゃないか、と思う…。

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夏の思い出

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