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インプット・アウトプット法を知って世界が変わった話

現役高校生である私が一番テンションが上がる場所。
それは書店のビジネス書コーナーのビジネススキルの棚だ。

特にノート術・勉強法・文章術などはテンションが上がる。
活字中毒なのもあり、自分は読書家で知識のある方だと思っていた。

…そう、その本に出会うまでは。

ただの読書はインプットじゃない…だと…!?

その本とはズバリ「インプット大全」です。
「アウトプット大全」の方が有名かもしれませんが、私はインプット大全から入りました。
というのも「インプット法」の本を探していたからなんですね。

私は漫画家を目指していて、漫画を描いています。
クリエイター界隈ではよく「インプットが大事!」と言われます。
ですが、いまいちその方法がわからないのでこの本を手に取りました。

結論から言いますと、この本はクリエイター必読だと感じました。
ビジネス書なので仕事術向けに書かれていますが、クリエイティブにも絶対生きると思います。

さて、冒頭で読書家で知識があると思っていたと言いましたが。
私は当時「まだまだ知識が足りない!もっと欲しい!」という感じでこの本にも手を伸ばしました。

そして、思い知るのです。
私は知識が「足りない」のではない。知識を「得てすらいない」ということを。

え、私のインプット量、無さ過ぎ…!?

この本の冒頭の方にこんな話があります。
名画を見て何秒感想が言えますか?という話です。

想像してください。例えばムンクの叫びを見て。
感想「すごい!」の3秒で終わりませんか?

当時の私はまさにその状態で、漫画を読んでも「すごい」「面白い」程度。
美術館に行ってもおそらく「すごかった」で終わる人間だったでしょう。
そういう人がおそらく大半だと思います。

この場合。名画からインプットできた量は「3秒」です。

…そうなんです。感想を言う、つまりアウトプットをすることができた量。
これがインプットできた量なんです。

つまり、本を読んで「すごかった」「ためになった」しか感想が言えない。
これはその程度の情報しか得られていないということです。

私は本を大量に読んでいます。しかし感想を言えと言われたら1分言えるか怪しいです。
つまり私は「ほとんどインプットできていなかった」わけです。

ちなみに、
著者の樺沢先生のオンラインコミュニティの参加者の方は、名画を見て「5分」スピーチができるそうです。
先生に至っては「15分」スピーチができるそうです。

ちゃんとインプットすると300倍もの情報を得られる。
逆に言えば、何となくインプットしてると300分の1しか情報が得られない、ということです。

アウトプットの重要性

では、ちゃんとインプットするってどうやるのでしょう?
その方法の諸々が本には書いてあるわけですが、基本的な原則があります。

それは「アウトプットを前提にする」ということです。

先ほど、名画で5分のスピーチができるという話がありましたが、この際も先に「後で5分スピーチをしてもらう」と伝えられていたそうです。

後で発表する、としたら注意深く見ますよね?
そうする自然に入ってくる情報量も上がるわけです。

インプットしたらアウトプット、これが重要です。

また、アウトプットには記憶の定着の意味もあります。
後述しますがアウトプットには様々な効果があるのです。

ここで私は「アウトプット大全も買おう」と思いました。

そのインプットの目的は?

さて、アウトプット大全も買った私。
もちろんそちらの話もしていくのですが…その前に。

インプットには目標設定が必要という話があります。

理由は「目標があるとそのことについてアンテナが立つから」「必要な情報だけを摂取できるから」などあるのですが…。

私はインプット大全だけではここはピンときていませんでした。
そしてアウトプット大全を読んで。全てが繋がりました。

アウトプットの目的は…現実を変える…?

人はなぜアウトプットをするのでしょう。
学びを最大化するため?もちろんそれもあります。

しかし一番大きな目的は「現実を変える」ためなのです。

最初、私は「???」となっていました。
が、アウトプットとは何かを知り、腑に落ちたのです。

行動が一番重要なアウトプット

アウトプットとは何でしょう。
書く、話すだけだと思っていませんか?

実は「行動する」もアウトプットなのです。

そしてこの行動することが一番大切なのです。

勉強は「行動を変える」ためにあるのです。

例えば健康の勉強をして「運動は認知症予防になる」と知ったとします。
しかし、実際に運動しなければ認知症予防の効果は得られません。

ここで私は、インプットに目的が必要な意味もわかりました。
勉強は「行動を変える」ためにあるのです。それは目的もなく勉強しても意味ないな、と。

目指すべきものがあり、それに対する情報を入れ、定着させて実践する。
そうしなければ学んだ意味がない。

ああ、私は何て無知だったのだろう!と思いました。
知識もまともに入れられていなければ、実践もできていない。

これは成長しないわけだな、と納得しました。
私の読書は何の意味もなしていなかったわけですから。

フィードバック、足りてる?

ちなみに。
インプットとアウトプットだけでは実はダメなんですね。

アウトプットしたらフィードバックが必要です。
これにより今後の目標や、インプットするものを決めていきます。

これもめちゃ大事で、できていなかったことの一つです。
いやあ…学びの概念が変わりましたね…。

まとめ

と、いうわけで。
ここからは本で学んだように気づきと今後のTODOを書いて締めます。

気づき

  • ただ見てるだけではインプットと呼べない

  • アウトプットを前提に見ると深く見れる

  • 勉強は現実を変えるためにある

TODO

  • 目標を設定してインプットするものを決める

  • 学びを得たら必ず行動に移す

  • noteでの発信を前提にインプットをする

今後はnoteもアウトプットに活用していきたいですね。
そして、今まで何となく読んでた本もしっかり学んで行動に落とし込んでいきたいです。
フィードバックを元に、目標なんかもしっかり定めて行きたいですね。

紹介書籍

ではでは、最後に今回紹介した本のリンクを貼って今回は終わります。
お付き合いいただきありがとうございました!


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