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【風水体験記#23】女性ばかりになり、男性が住みにくい家

〈風水体験記の目次はこちら〉

こんにちは。常見多聞です。

今回の体験記はこの動画でも話しているものです。



女性3人でお出迎え


あるご自宅へ風水鑑定に訪問しました。

迎えてくださったのは、お母様と姉妹2人です。

風水鑑定の依頼の内容は、
妹さんが結婚をしたのだけれども、離婚となり、
実家に戻ってきたのだけれども
お腹には赤ちゃんがいるとのことで、

いま人生に逆風を感じている面もある中
健やかに赤ちゃんがが育ち、無事出産が出来るよう
健康面で風水も取り入れたい、とのことでした。


代々婿養子を迎えている家


私はこの仕事をするまでは、あまり婿養子という言葉を耳にする機会はなかったのですが、

風水鑑定では、たまにそのような境遇の方に出会います。

中国伝統風水では、「丁」という概念があり、その家系が存続するための要素が含まれています。

昔は皇帝君主が風水を行なっていた時は、自分の王朝が存続するためには、子孫繁栄こそが大事であり、それこそまさに「丁」ということです。

丁が損なわれると、家系続くのが困難に、つまり男子が生まれにくくなったり、生まれても苦労したり、といったことが起きやすくなります。

理由は省きますが、丁は現代では健康運と和合運のセットをさすと考えても良いです。
(もちろん家系のことも含みます)

この家は代々婿養子を迎えているそうで、
なぜか男子が生まれないのだそうです。

お母さんも婿さんと結婚したけれども、2人の娘さんを産んでから程なくして離婚となり、
姉妹も妹さんが婿さんを迎えたけれども、やはり離婚となる。
しかも、お腹の中の子は女の子であろうということです。

丁が損なわれていれる家


中国伝統風水では、丁が損なわれていることを「損丁」というのですが、
この家はまさに損丁の家でした。

中国伝統風水には三大流派があると#12で以前書きましたが、
この家は2つの流派の見方+αで

・女性が強く男性が住みにくい
・結婚がうまくいかない

という情報がいくつも巧妙に重なっていました。
(上で紹介した動画では一部話しています)

確かに男子は生まれにくいだろうし、仮にお婿さんを迎えても、夫婦運を維持するのは難しいだろうと、理論通りのことが起きていました。


寝る位置を確認する



中国伝統風水では、とにかく寝る位置が大事です。
それは#2でも書いてきた通りです。

2階建ての家でしたが、
昔から夫婦はここ、娘さんはここ、みたいに習慣的に部屋割りが決まっているそうで、
1つ1つ見ていくと、

夫婦が使う部屋については、口論が誘発されてしまい、和合運が損なわれており、ここを使うと確かに離婚の意味を強めてしまうと判断しました。

またお母さんの代では、よくないとはいえ、まだ大きな問題なかったのですが、いまの代ではこの部屋を使うと、健康運に大きな問題がありました。

そこで出産を控えている妹さんの寝る位置の移動を提案しました。

幸い、お母さんもお姉さんも吉の場所で寝る配置を組むことが出来ました。

無事出産、課題はつづく



ありがたいことに、妹さんは無事出産しました。

やはり、女の子が生まれたとのことで、
性別関係なく、大変おめでたいことであるということと
やはり、女系家族が続くということになりました。

この家については、他の家と違って、いくつもハード面で女系の要素が強いため、中のソフト面だけの処置では、今後もこの状態が続きそうだと思っています。

もし全面解決するならば、
全面的に家を見直さないと難しいので
それは現実的ではないということで
わかってはいるけど、解決が難しい問題です。

こういう時、いつも運命というものについて考えさせられます。


では、また🫡


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