フリーアドレスとは?フュージョンで取り入れた目的や、実際に感じたメリット
アカウントリレーショングループ2部第4チームのなかやまです。
昨今、働き方改革やテレワークへの移行によるワークスタイルの変化により、社員同士のコミュニケーションの促進、仕事の生産性向上、オフィスの省スペース化などを目的に、フリーアドレス導入を検討する企業が増えています。
フュージョンでも全社に先駆けて、まずは札幌本社勤務のアカウントリレーショングループにフリーアドレス制度が導入されました。
この記事では、フリーアドレスになったフュージョン社内の雰囲気をご紹介します!
フリーアドレスとは?
そもそもフリーアドレスとは、オフィスやビルの中で社員が固定された席を持たず、自由に利用できる席を指す言葉で、近年では企業の業務改革の一環として、コスト削減や柔軟な働き方の実現などの目的で採用されることが増えています。
導入している会社では社員が希望する席を自由に選ぶことができるため、自分の好みや業務内容に合わせた席を選択することができます。
また、他の社員と近くに座ることができるため、コミュニケーションの促進やチームワークの向上にもつながるとされています。
現在、フュージョンでは週2回以上の出社を原則として、社員が個人で在宅勤務日の判断をおこなえるハイブリッドワークが採用されています。
https://note.com/fusion_ltd/n/na9814c817278
週1回は部署ごとに決められているチーム出社日であるため、同じ部署のメンバーとは定期的に顔を合わせる機会が設けられていますが、他部署の方やプロジェクトで関わりのないメンバーとはコミュニケーションが少なくなりつつありました。
出社すると、自分の周りのデスクの方たちは皆在宅で、ひとりぼっち、そんなシチュエーションも珍しくありません。
フリーアドレスはハイブリッドワークによるディスコミュニケーションを解決するひとつの手段として導入されました。
フュージョンにおけるフリーアドレスの目的
1.オフィスをリアルなコミュニケーションの拠点に
在宅勤務によるテキストコミュニケーションを補完し、チーム内外の様々な背景を持つメンバーと意思疎通を行う。
2.多様な働き方を実現し、効率性、生産性アップ
バランスよくオフィス勤務、在宅勤務をおこなうことで、活力、集中力、調整力、協働力を高める。
3.「人を集めておくためのオフィス」から「人が自然と集まるオフィス」へ
オフィスの価値は働きやすい空間、対面で人とかかわる機会、そしてチームとしてのパフォーマンスを最大限引き出すこと。同じ時間・空間に社員が集まる事で、効率よく情報を共有、知識の共有・偶然のイノベーションを促進する。
社内で支持されているポイントの具体例
世の中にはフリーアドレスの失敗事例もあるなか、フュージョンでフリーアドレスが支持されているポイントは個人的に2点あると思っております。
①パーソナルロッカー&書類BOXの導入
フリーアドレス制度の導入に伴い、これまで個人で使用していたサイドキャビネットが廃止されました。もともとサイドキャビネットには文房具や書類、過去資料などを収納していたため、勤続年数の長い社員ほどそれらのやり場に困るところでしたが、各個人にパーソナルロッカーが割り当てられたため、スムーズにフリーアドレスへ移行することができました。
また、書類BOXを設けたことで、書類受け渡しの際に誰がどこにいるかわからないという弊害を未然に防ぐことができました。
②ひな壇の活用
まずは全社に先駆けて、札幌本社勤務のアカウントリレーショングループメンバー11名を対象にフリーアドレス制度が導入されました。
該当メンバーがこれまで座っていた席を自由選択式にするだけでなく、コロナ禍で集合機会が減り、活用場面の少なくなったひな壇を有効活用することで、選択できる席の数を増やしました。
フリーアドレスでコミュニケーションが取りやすくなった
フュージョンでは2023年3月1日から施行されたフリーアドレス制度ですが、実際に使ってみると、自由度が高く、社員同士のコミュニケーションを促進する、企業にとってもメリットの多い制度であると感じます。
新しい制度を積極的に導入するフュージョンのいち社員として、今後も懐深く、アンテナ張って楽しく働いていこうと思います!
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