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新卒一年目の登竜門!会社の年賀状制作ストーリー

こんにちは!昨年新卒入社した、クリエイティブチームの木戸です。
研修時にも、noteの記事を執筆させていただきましたが、その後クリエイティブチームに配属されて日々業務に励んでいます。

▼前回のnoteはこちら

チーム配属直後に言われた、衝撃の一言。
「木戸さんには今年のフュージョン年賀状を、メインで企画・制作してもらいます。」

フュージョンの過去年賀状は入社前から知っており、どれも面白いものばかりだなと思っていました。その年賀状が実は、その年の新卒がメインで企画しているという、衝撃の事実を知りました…しかも今年の新卒は私1人。会社の新年の顔を作るなんて責任重大…!

そんな不安だらけでスタートした年賀状制作。
完成に至るまでのストーリーをご紹介します。

1.試行錯誤のアイデア出し

年賀状といえば、鏡餅、お正月、一富士二鷹三茄子…
来年の干支はうさぎ… うさぎといえば白い、飛躍…
フュージョンといえば、マーケティングに体温を、ギミックを盛り込んだ面白いもの…

 ひたすらノートにアイデアを書きなぐり、考えて考えて考えました。が!

フュージョンは過去何度も年賀状を製作しており、今までと被らないアイデアがなかなか生み出せず苦戦しました。また、年賀状企画には正解やゴールがなく、アプローチの仕方が自由。だからこそ、何から何まで全部迷いました。

 クリエイティブチームのマネージャーの田村さん、昨年年賀状を製作された小木さん、他部署の方やいろんな人に相談に乗ってもらいました。

「手に取った人が、一目でめでたさを感じるようなものが良い。」
「年始はどこも沢山の郵便物が届くんだよね。他の郵便物に埋もれてしまわないよう、封筒から工夫が必要だね。」
「簡単なギミックにする必要がある。皆様お忙しいから、たくさんの郵便物をひとつひとつじっくり見る時間はないはずだから。」

 他のDM制作にも活かせそうなアドバイスをたくさんいただきました。
お忙しい時でも、相談をすれば体ごとこちらを向けて相談に乗ってくれる人がたくさんいるのもフュージョンの良いところです。

2.決定したアイデアがこちら!

このように、社内で何度も何度も何度も何度も話し合った結果完成したのは、こちらの年賀状。

鮮やかな日の出イラストをあしらった封筒を開けると、オフメタルというきらきら反射する素材を湖に見立て、逆さ富士が映し出される。
縁起の良い逆さ富士をお届けして、みなさまにうれしいことがたくさん訪れますように。そんな願いを込めてこちらの年賀状を作成しました。

パッと見ただけで年賀状だと認識できるようなめでたいデザイン。お忙しい方でもすぐ逆さ富士を認識してもらえるようなサイズや色。隅から隅まで検討しこだわりを詰め込みました。

ちなみに…
背景の雲が二〇二三になっているのをお気づきの方はいらっしゃいますでしょうか…!
実は、これに気付いた方からのご報告が未だ無く、見つけたあなたは第一発見者となります!是非コメント欄にてお知らせください!

出来上がりを手に取った瞬間、自分が企画したものが形になってこんなにも嬉しいんだと達成感を強く感じました。

3.札幌ならではの、雪道の年賀状投函…

最終出社日である12月28日、出来上がった年賀状約1100通を郵便局に持ち込みました。札幌では既に雪が路肩に積もっていました。

ひっくり返さないよう、地面の泥が跳ね帰らないよう厳重にシートでカバーをして、慎重に運びました。
無事運び切った瞬間、肩の力がどっと抜けました。
会社に戻って皆さんからの「お疲れ様~~!!」というお声がけに心があたたまりました。

4.年賀状の反響に、年始早々うれしい気持ちに。

年末年始、京都の実家で心身ともに癒され、若干のお正月ボケが残ったまま最初のお客様とのミーティングやメールが始まりました。すると、
「年賀状見たよ!素敵だった~」
「毎年の楽しみです~」
などのお声をいただきました。
私はそのお客様のお声や笑顔で大変幸せな気持ちになりました。お正月ボケがすっ飛び、やる気スイッチが入りました。
そして先日、この年賀状をアドタイに取り上げていただきました。
名だたるクリエイティブエージェンシーに混ざって掲載していただき、大変感慨深い気持ちになりました…!

自分のアイデアを形にして、お客様に笑顔になっていただく。まさに私がやりたかった仕事であり、この仕事の魅力をダイレクトに実感できた年賀状プロジェクトでした。
1年目から本格的な業務を任せていただき、業務の難しさから楽しさまでを学びました。
ここまでご覧いただいた皆様はじめ、多くの方をしあわせな気持ちにできるよう、2年目もクリエイティブチームの一員として、日々頑張ります!
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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