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気持ちよくコミュニケーションを取るための4つのテクニック その1

こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。

「できません」
「無理です」
「○○しないでください」

例えば、こんな言葉が返ってきたとき、あなたはどんな感情になりますか?
相手の状況を理解して納得したとしも、なんとなくネガティブな感情が沸き上がってきませんか?

ネガティブな表現で引き起こされるのはネガティブな感情だからです。

では、上司から予定外の仕事を頼まれたとします。
あなたは手いっぱいでできそうにありません。
こんなときどんなふうに返事ができますか?

■「否定形→代案」
何かを頼まれて、引き受けられそうにない場合は「できません」とストレートに否定形で返事をするのではなく、「~ならできます」と代案で返事をすることができます。

「○○までならできます」
「○○まででもよろしいですか」

このように自分ができる範囲のなかで代案を伝え、ネガティブをポジティブに変えることができます。

■ポジティブな表現で断る
では代案が出せない場合はどのようにしたらよいでしょうか?

「申し訳ございませんが、今回は○○の理由で受けることが難しいです」

このように伝えるなら印象がやわらかくなります。

ネガティブな言葉をポジティブに言い換えるなら、相手に与えるストレスを軽減し、気持ちよくコミュニケーションを取ることができます。

では今日からこんなふうに言い換えてみましょう!

「できません」→「いたしかねます」
「わかりません」→「わかりかねます」
「ありません」→「きらしております」
「席にいません」→「席をはずしております」

気持ちよくコミュニケーションを取るための4つのテクニック その1
「ネガティブな表現をポジティブな表現に換える」でした。

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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事

文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社での実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、5社を経営。

企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。

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