古畑時雄@作家

【作家】小説・詩・随筆・絵・音楽などを中心に綴って参ります。宜しければ作品集もご覧くだ…

古畑時雄@作家

【作家】小説・詩・随筆・絵・音楽などを中心に綴って参ります。宜しければ作品集もご覧ください。 『二人称の愛:カウンセリング(心理学物語)』連載中 《作品集》http://www.spiritualcare-cs.com

マガジン

  • 【詩(Poem)】

    自作の詩(Poem)を、過去に詠んだものから綴って参ります。

  • 【絵・イラスト】

    自作の絵やイラストを纏めて有ります。

  • 【物語】二人称の愛:カウンセリング(心理学物語)

    《あらすじ》   主人公で心理カウンセラーの倉田学と解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩を中心に、銀座ホステスのママやお店の子(ホステス)、そして新宿歌舞伎町ホストクラブのホストなど、それぞれ自分の過去を引きずり生きている。またそれは主人公で心理カウンセラーでもある倉田学も同じだ。  この話は心理カウンセラーの倉田学を中心に、解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩とのカウンセリングを中心に話が展開していく。そして彼女の中のもうひとりの人格は彩とはまるで違い、学も最初は彼女の豹変に驚き戸惑った。  しかし学は次第に、最初に彼女に会った時の『明朗でおしとやか』と言う彩に惹かれて行く。そして、もうひとりの人格のひとみに対して、自分の手で木下彩の人格と綾瀬ひとみの人格をカウンセリングにより統合させて行くことに対し、こころ苦しい気持ちが沸き起こっていった。

  • 【随筆(Essay)】

    自作の随筆(Essay)を、過去に書いたものから綴って参ります。

  • 【歌・音楽・朗読・声劇】

    カバー曲の歌・音楽の演奏・朗読・声劇・オリジナル曲など

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【物語】二人称の愛(上) :カウンセリング【Index】

※この作品は電子書籍(Amazon Kindle)で販売している内容を修正して、再編集してお届けしています。 《あらすじ》   主人公で心理カウンセラーの倉田学と解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩を中心に、銀座ホステスのママやお店の子(ホステス)、そして新宿歌舞伎町ホストクラブのホストなど、それぞれ自分の過去を引きずり生きている。またそれは主人公で心理カウンセラーでもある倉田学も同じだ。  この話は心理カウンセラーの倉田学を中心に、解離性同一性障害(二重人格)の病

    • 父の日

      六月の第三日曜日はね 父の日なんだよね だから僕は父の日のさ プレゼントをどうするか考えたんだ 物をあげるのもね なんだか違うような気がしてさ 家族みんなでね 食事会をすることにしたんだよ 外食もいいけど 家でくつろぎながらの食事もいいよね 久しぶりにさ 手巻き寿司なんかどうだろう そう思いながらね 三世代で食卓を囲んでさ お寿司を頬張りながらね 父の日のプレゼントとしたんだよ そしてさ僕もね ビールをプレゼントして貰ったんだ 日頃の感謝のプレゼントにさ 正解不正解は

      • 水たまり

        雨の降り続く中さ 傘を刺して今日もお出かけさ 空を見上げるとね ポツポツと雨が降っている 今朝も憂鬱な雨がさ 降り続く梅雨の一日の始まり 青い傘を刺してね 僕は急いで会社に向かおう ワイシャツの袖を捲ってさ ズボンの裾も雨で濡れないよう ムシムシとした蒸し暑いね 湿度と汗を拭いながら 道の途中の水たまりをさ 僕はスキップして避けるんだ 失敗しないようにね ステップ踏んでさ いちにのさーんで 着地成功気分上々 今日も一日頑張るぞって 行きますか 雨も止んで 気分は晴れ

        • 梅雨入り

          紫陽花の花のね 蕾も膨らんでさ どんな色の花を 咲かせるんだろう この梅雨の時期を迎えると 憂鬱なんだよね それとは対照的にね 色鮮やかな紫陽花の花が咲くよね 雨降りのはっきりしないね 天気が続くけどさ 気持ちを切り替えてさ 恵みの雨にしたいよね だって僕たちの生活に水はさ 欠かせないのだから それに雨降って地固まるともさ 言ったりするよね そんな梅雨の時期をさ 乗り越えてやって来るのがね 夏の到来でさ 待ち遠しいんじゃないかな だから梅雨の時期はさ 家の中で本を読

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        • 【哲学・倫理学・心理学】
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        記事

          結婚記念日

          今月はさ ジューンブライドの月だよね 確か結婚式を挙げたのは 二十数年前の話か その当時はね 子供もまだ生まれていなくてさ どんな結婚生活をさ 夢見てたんだろう そして長男が生まれ 次に長女が生まれた 家族が増えて 四人家族となったよね 結婚式を挙げたホテルにはさ 記念日の日に食事しに行ったよね でもさ子供が大きくなってね 最近はホテルに行っていないよね だから今度の週末はね レストランに予約を入れてさ 家族四人で結婚記念日を ホテルでお祝いするんだよ 子供達からサ

          鏡の自分

          鏡よ鏡 世界で一番美しいひとになあれ そう唱えている ひとは何人いるだろうか 鏡の前の自分を観て 誰もが自分の姿に失望落胆する 近頃のご時世 ルッキズムと言うやつでさ 顔や姿のね 第一主義の時代と来たもんだ それに清潔感て 何なんやねん 人間なんだから 人間味が欲しいよね 僕たちは機械やロボットじゃない ただの人間さ 人間なら中身で勝負して 人情を大切にしろよな 性格美人は顔に出るぞ 外見だけで誤魔化すな 人望があるひとは 顔にも現れて来るんじゃないかな 若いうちは

          五月の雨

          五月になってね 急に暑い日が続くよね 気温も夏日でさ 三十度を超えたりしてね そんな天気が続く中 今日は雨の予報なんだ 久しぶりの雨でさ 恵みの雨になるんじゃないかな そう思いながらね 今月の雨のことを考えてみたんだ 五月に降る雨だからさ 僕は五月雨と言うのかと思ったよ でもね実際にはさ 六月の梅雨の時期の雨を言うんだそうだ そう旧暦の五月の雨を 五月雨と言うんだってさ なんか間違いやすいよね でも昔の暦を知れてさ 僕はちょっと得した気分にね なったんだよね こう言

          電車通勤

          今日も朝からお出かけです そう仕事に向かうんだ 僕は最寄り駅へと駆け足で 向かったんだよ 改札をタッチすると ピッと小君良い音がしてさ 僕を向かい入れてくれている そんな気がする ホームに上がると 人の波が押し寄せてくる いつもの電車に 間に合うことが出来たよね プシューと扉が開く 人がどっと乗り込む 朝の通勤時間は 満員電車で電車は大忙し 僕は意を決して 扉が開くと同時に飛び乗る おしくらまんじゅう えっさこいさと大盛況 皆んな涼しい顔をしながら スマホとにらめっ

          花粉症

          ポカポカ陽気に誘われて 散歩へと出かけたんだよ この季節になると 花粉がたくさん飛んでいるんだよね スギ ヒノキと春に始まり 夏にかけてブタクサと続くんだ 花粉症のひとは 今の時期が一番大変だろう 幸い僕は まだ花粉症になっていないんだよね だから辛さがわからないけど 思いやる必要はあると思うんだ これってひとのこころもね 同じじゃないだろうか そうだよね 他のひとの気持ちも考える必要があるよね だって僕たちは 自分一人だけでは生きて行けないのだから 花粉症のひとを見

          桜吹雪

          卯月を迎え 陽射しも柔らかくなったよね 先月咲いた 桜の花も散り始めてね 季節の移り変わりをさ 今感じているんだよ そう先日までの卒業式が終わり 入学式へとバトンは繋がる そんな春を象徴するのがね 桜でもあるんだろう 僕はいつものボート池の畔を歩く 桜の花弁が風に舞いヒラヒラ舞いおちる めでたい入学と言う時期がさ ちょっと切なくも感じる それは多分さ 幾度の別れを乗り越えて 新しい出逢いと言うものを 経験するからじゃないだろうか 僕にもそんな時代はあったんだと ふと懐

          卒業の季節

          月日は流れ 三月の時期を迎えた 陽射しも暖かく そう卒業の季節 冬の寒く厳しい時期を乗り越え 今日という卒業を迎える 学生時代の楽しかった思い出 辛かった出来事 全てを胸に刻み 一歩前へ踏み出し成長していく それぞれの人生 悔いのないよう歩んで欲しい 数限りある人生の節目に 卒業式が良い想い出となるよう 僕たち大人達は あなた達の卒業式を見守っている いつか君達が大人になったら 見守る番だと信じて そんな世代交代を楽しみに 今日という卒業を迎えるんだ 卒業生の皆さん

          横浜中華街

          朝からお腹を空かしてさ 横浜中華街に向かったんだ 快速電車に乗ってね 小一時間程飛ばしてさ 早起きしてね 気持ちウキウキこころワクワク 電車を降りたらね いざ中華街へと出陣だー 中華街の門をくぐるとさ そこは日本を離れ異文化の街並みが広がるんだよ そんなノスタルジックな気分に浸りながらね 早朝の横浜中華街を闊歩する  お目当てのランチをさ 何処のお店で食べようか 四川に北京 広東と台湾料理と盛りだくさん お店は四川にしてみよう 麻婆豆腐は定番だよね 家族皆んなで取り分

          冬至と南瓜

          八百屋さんでさ 南瓜がお安くお買い得だってね だから今日はさ 南瓜を買って食べるんだよ 八百屋の大将がね 威勢よく掛け声かけてさ 今日は冬至の日だからさ お安くお求め頂けますよだってさ 僕はついつい大将の声に釣られてね 南瓜を手にしていたんだよ 四分の一に切られた南瓜をさ 買い物かごに入れてレジへと向かったよ そして家に帰ってね 冬至の日の今日に南瓜をどう料理しようか 定番の煮付けから 天ぷら南瓜サラダと調理方法は色々あるよね 考えた挙句にさ 僕は定番の南瓜の煮付けに

          読書の秋

          日が陰るのが早くなってね 夜の時間が長くなったよね そう夜長の時間にね 僕は何をしようかな テレビは面白くないしさ ネットは忙しいからね そんな時に僕はさ 寝る前に本を読むんだよ なんか最近はさ 皆んな本をあまり読まなくなったよね 皆んな忙しくてさ こころの余裕がないからなんじゃないだろうか でもね 自分のペースで読書する時間はね なんだかさ 自分と向き合う時間にも思えるんだよ いろんな本の作品があってさ 自分の好きな本が見つかるとね 嬉しくなってね それはとても素敵