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「奪う」から「与える」へ

冬休み。
私は子ども達からたくさんのプレゼントをもらいます。
うちの子はプレゼントが大好きです。
プレゼントをもらうのも好きですが、誰かにあげる方がもっと好きなようです。

わが家は「折り紙」だけはいくらでも買ってあげることになっています。
その折り紙は様々なものに形を変えます。

普通に折り紙として、使われることもあれば、
ある時は、切り刻まれてコップに入り、ジュースとしてふるまわれます。
またある時はメッセージカードとして使われます。

「パパ。いつもお仕事してくれてありがとう。どうぞ。」

娘から渡された紙をみると。自分の絵。
そして「ありがとう」のメッセージ。こういうのって嬉しいですね。

こういう姉の姿を見て、弟も真似をします。

「ぷで(これ)どうど(どうぞ)」

といって、手渡されたのは「みかん」
どうやら自分が食べるのを正当化するために私も巻き込もうとしているようです(笑)

寝ようと思ってめがねをはずしたのに、めがねを見つけた息子は

「ぷで(これ)どうど(どうぞ)」(笑)

もちろんありがたく受け取ります。

子ども達の遊びを見ていると、子ども達の遊びに「お店屋さんごっこ」が多いことにも気づきます。
寝室になんか運び込んでいるなぁと思ったら、様々なものを広げてお店屋さんを開いている娘。もちろんそれをお客さん役は息子です。
(常に万引き警報発令中です。)
子ども達の手にかかるとどんなものも、「商品」になります。

お風呂で必ず商品になるのが「お湯」です(笑)
「お湯は、いりませんか~?」と客寄せが始まります。
「くださ~い」というと、丁寧に肩にかけてくれます。

最近耳にして感銘を受けた言葉があります。
それは「奪うマインドから与えるマインドへ」
という言葉です。
人は「自分にどんな得があるのだろう?」という相手から奪う考え方ではなく、「自分が相手に何をしてあげられるのだろう?」という考え方へ変えていくことが大切である。という意味です。

ついつい自分の損得を考えてしまう自分です。(反省)
しかし、子ども達を見ていると、子ども達って常に「与えるマインド」なんですよね。自分が相手に与えることが嬉しくてたまらないのです。


自分が子ども達よりも秀でている所はたくさんあります。だって大人ですから。
でも子ども達を見ていると、自分よりすばらしい所があることに気づきますね。
どんなことからも学べる自分でありたいです。

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