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日記 2021/7/13

旅に出ました。一応あてはあります。どうして敬語で書いているのかわからないですが、考えてみると彼はこれを「誰か」に宛てて書いているのかもしれません。

今は、バスの中です。普段はパソコンで打っているのをスマホで打っています。車内は揺れるので休み休み書かないと氣持ちが悪くなりそうです。

今は20:48ですがちょっと眠くなってきましたが、家に水筒を忘れていったので水分と容器を確保するためになにか飲み物を買います。

彼は自分自身の声を大切にしました。食べたいものを食べ、食べたくなくなったら食べませんでした。彼はそうして旅に出ました。

いざ出発!決心すると途端に少しですが怖くなってきました。今まで当然のようにあったものが消えるということがわかっているからです。

バスの中から街が見えるとワクワクします。全く住んだことのない街の光は想像を掻き立てます。

高速道路から木や灯りを見ると不思議な氣持ちになりませんか。それらは夜通しあり続け、光り続けるのですよ。僕らが寝ても、雨が降っても。そのことを想うとなんとなく頼もしく思いませんか。

不安な氣持ちはありますがそれが嫌とは思いません。うーん、これは不安というよりなにか別のもののような氣がしてきました。寂しさでしょうか。少し前までいた家を思い返すとすごく暖かく感じます。これは「安心」というものかもしれません。いつもどおり。でも彼はそこから立ち去れという声を至るところに見出しました。その声は彼がどこへ行くのかは教えませんでした。ただ「家を出ろ」とだけ。

今日は彼は8時前くらいに起きました。今日は歩いたような氣がします。

帰ってからCubaseのプロジェクトを立ち上げましたが、それは全く習慣の維持のためで今日は作曲する氣は全くありませんでした。

その後は、昨日母に彼が最近考えていることをラインで伝えたのでその話を持ちかけました。母はもちろん応援しているがお金がなくて氣持ちよく安心して送り出せなくて申し訳無いと言った。彼は大丈夫、お金なんてどうにでもなると言いながら、普段あまり関心がなかった、というかないがしろにしていた母の優しさを感じた。

そういえばこの話をする前にこんなことがあったのです。大阪のボスからラインが来て、その内容がまた彼には「家を出ろ」というメッセージにしか見えませんでした。そうして彼は母にその話をしたのでした。

一旦寝ます。今夜はちょびちょび睡眠をとる感じになりそうです。

22:57。さっきまで比較的目も頭も冴えていたけれど、また眠くなってきた。そうしてこう、自分の中の色んなものが沈殿するとまた書きたくなった。口調がいつものにもどってる。

今はたぶん大阪。大阪の停留所っぽい。彼の隣に人が乗ってきた。なんかわからんけど匂いがきついぜ。

ちなみに隣と言ったが席のレイアウトは隣同士にならないように横一列がサイドとセンターの3席になってて仕切りがあるから個室みたいになっている。↑は母に送ったラインから引用。

さっきまでジモティーで知り合って一緒にピクニック的なことをしたMさんに送った、独り立ちするので応援してくださいという旨のラインの返信があって本当にありがたい限りだなと思った。元氣がでた。


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