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『有村架純はおばあちゃん?』 テレビかじりつきVol.11
呼吸するようにテレビを見てしまうふぬけの番組視聴録です。
#ニノさん (6/6)
ゲストの有村架純と二宮和也の関係性の良さが見てとれた回。ニノは有村架純の印象について、第一声即答で「おばあちゃん」と言い切った。過去にも共演経験があるからこその印象のようだが、たしかに彼女は老成したように落ち着いた雰囲気を持ってる。
しかし、誰もが自然とお姫様扱いしてしまう今の有村架純を相手に、おばあちゃんと評して何度もいじれるのはこの男ぐらいかもしれない。壁を作らせることなく自然と距離を詰めるずば抜けた天性のコミュ力は、ニノが人たらしといわれる所以。こりゃあモテるなと思った。
一方、有村架純はニノの印象について「自分をよく見せようとしない。聡明。いつ会っても変わらない。淡々としてるけど冷たくはない。ちゃんと温かい」と絶賛。ニノは「もう、好きじゃん!」とご満悦だった。
#マルコポロリ(5/30)
クズ芸人スペシャルで登場したのはとろサーモンの久保田と安田大サーカスのクロちゃん。次から次へと出てくる2人のクズエピソードとクズトークには声を出して笑った。計算高く戦略的にクズを演出しているように見える久保田に対し、ナチュラルボーンクズだと再確認できたのがクズちゃん。いやクロちゃん。
まったく自分を正当化する天才である。このご時世を無視したデリカシーのない発言をとにかく連発。極め付けは番組収録中に好みの女性スタッフに目をつけて公開ナンパを始めた場面。
結局あっさりと「タイプは見取り図のリリーさん」だといわれフラれたが、収録後にもガチで口説いているシーンがオンエアに乗っており、頭のイカれ具合を存分に披露していた。
#人志松本の酒のツマミになる話 (6/4)
この日はローランドが出演。いつの間にやら金髪を辞めていたが、それは金髪+サングラスというだけでローランドだと勘違いした目撃情報が出るらしく、コンビニで見かけたとかなるとイメージが崩れてしまうからだとか。一時期ほどの露出は見られないが、トークはやっぱしっかりしている。
笑ったのは溺愛する妹への干渉について、NMB48の渋谷凪咲からダメ出しをされていたシーン。真っ直ぐな正論を前にローランドがちょっとタジタジになり、「でも正しいこと言ってる」と腑に落ちている様子だった。
また、ローランドが差し入れをしたキャビアを「初めて食べます」「美味しい!」と無邪気に頬張る渋谷に、千鳥のノブやローランドは「かわいい」と口を揃えてメロメロ。ローランド以上に人を虜にする才気を持ってるのは彼女かもしれない。
#太田伯山ウイカの「はなつまみ」(6/2)
久々に弘中綾香アナが登場。後輩を育成することの難しさを話す弘中アナに太田光が熱弁をふるう。「育成なんて考える必要ない。自分のこれからだけを考えればいい」という太田の持論とその迫力に圧倒される弘中アナ。
後輩との関係性によっても指導の仕方は変わり、まして昨今は弘中アナが新人だった頃のような厳しい言い方はしづらく、褒めて育てる風潮もあるという。太田は弘中ちゃんの会社員としての立場があることに理解を示しつつ、少なくともアナウンス技術のような明確なスキルやノウハウ、セオリーがあることに関しては気を遣わずに指導すべきだと伝えた。ただ指導する側には必ずそれを納得するだけの表現力が必要とも付け加え、弘中アナを納得させていた。
普段は自分のペースに持っていくのが上手い弘中アナが受け身に終始する姿は新鮮だった。共演のファーストサマーウイカは「弘中アナが来ると太田さん嬉しそう」と、愛があるからこその熱のこもったアドバイスだったことを客観的にコメントしていた。
#有吉クイズゴールデンSP(6/4)
深夜枠で放送されコアな人気を集めていた有吉クイズがついにゴールデンにスペシャルで放送。毎回絶妙な切り口かつ難易度のクイズが見どころの番組において、今回はゴールデンということもあってクイズの答えとなったゲストが豪華だった。
有吉が他のどの番組よりも楽しそうにしている。何より有吉本人に密着したクイズは最大の見どころで、毎回ここでしか見せない姿を大胆にクイズにし、視聴者の度肝を抜かせてくれる。
有吉は漫才やコントを披露する芸人ではないが、今やすっかり格が上がってしまったこともあり、ますます本人が滑稽な姿を披露する場面は見られなくなった。その点、この番組は有吉弘行のいわゆる"芸人らしさ"堪能するにはとても貴重。
実際ここぞとばかりにそういった姿を見せているような気がする。そもそも本来はガンガン滑稽にボケて気持ちよくツッコまれたい人だと思うので、なかなか受ける立場ばかりで叶わなくなった昨今、存分にふざけることができるこういった場は、ガス抜きの面でも必要なのだろう。想像を遥かに超えてくる七変化は最高だった。
サポートが溜まったらあたらしいテレビ買います