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【Basketball Mom】スポーツガイドラインを考える 子どもアスリートの練習時間

こんにちは。

しばらく間が空いてしまいましたが、久々にミニバス関連で気になったことを見つけたので書きます。

NBAはコロナ禍でも、子ども向けの家庭でできるトレーニング動画などを公開して、青少年のバスケ好きを支える活動を度々してきましたが、今回改めてサイトを見ている中で「ガイドライン」を見つけました。

このガイドラインによると小学校1年生では練習時間30分〜60分週に一回の練習量が望ましい。高学年でも練習は週2。時間は45分〜75分とされています。

さらに中学生でも練習時間は1時間〜2時間、週に3、4回と言うのが理想的と書かれています。

上記NBA YouthGuideline サイトより

さらに試合についても1週間に2回が最大。さらに他にもスポーツをやっている子の場合は、試合への参加量にも注意が必要と明記してあります。

上記の最大参加人数に関するガイドライン、および以下のキャンプとアカデミーに関するガイダンスは、若いアスリートが組織的なバスケットボールに参加する際の制限として機能することを意図しています。最大限の制限の範囲内であっても、推奨事項を超えて組織的なバスケットボールに参加することは、健康や福祉の観点からも好ましくない可能性があります;しかし、この問題についてはさらなる検討が必要です。

*青少年のバスケットボール選手、保護者、コーチは、1日に1試合以上、特に連日の試合の予定や参加に注意を払うべきである。もし若い選手が1日に1試合以上、連日行われるイベントやトーナメントに参加する場合、選手はイベントの後、回復のためにスポーツ活動からさらに時間を空ける必要がある。

**上限時間に近づいているこれらの年齢層の若いアスリートは、他の組織化されたスポーツに同時に参加しないことが推奨されます。
   NBA YouthGuidelineサイトより

米国が全て、とは言いませんが、人種に関係なくあれだけたくさんのプロとアマチュアのトップアスリートを輩出している国。

多くの問題と向き合ってきた歴史もあります。

昨日「全日本柔道連盟」が異例の小学生の全国大会中止を宣言しました。

このニュースは瞬く間に拡散されましたが、中でも元陸上競技選手の為末大さんが熱いツイートをされていました。

中でも私はこのツイートに感銘

サッカーのやりすぎで、身体の筋肉バランスがおかしくて転ぶ様になってしまった子や、膝の下の骨が出てしまう「オスグッド病」でチームを離れなくてはならなくなった子といった10代前半で、スポーツができない身体になってしまうなんてこれは完全に「大人の責任」だと思っています。

もちろんアクシデントでの怪我がきっかけになることもあるとは思いますが、体調管理と同じくらい、運動管理にも目を配らせないと。少なくとも子どもたちの「自分の身体に目を配らせること」を教えることは重要だと改めて感いています。

疲れた時は休む。痛い時は冷やすなり、病院で診察を受ける。

我慢しない

今時ほんとに子どもに「スポ根」は完全要らないと思うようになりました。

だって子ども自身が根性で何かをするってなくないですか?誰かがやれって言わなけれど根性なんていう発想がそもそもないはずだから。

詰まるところ「時間」より「中身」。
練習内容そのものより、子どもたちが「ちゃんとわかって練習しているか」なのかも

さらにこれは日本ビジネスシーンが今抱えている「労働=時間」じゃもうダメだよっていう話しにも関係してきそうな気がする

長くなりましたが、保護者代表として、引き続きコーチとのコミュニケーションにおいて、この辺りの情報もお伝えしていこうと思います。

ちなみに
野球は「投球数」については結構厳しいルールがあります

USサッカー協会も、年齢別に練習時間を規定しています

http://www.rvsoccer.com/doclib/2012_coaching_manual_for_web.pdf

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