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フルリモートワークを利用して海外移住の夢を叶えた話

この記事はファンタアドベントカレンダー2023の15日目です。
PM兼デザイナーのミサキです。
ファンタラクティブ(以下ファンタ)はフルリモートで働くことができる会社です。すでに全国にメンバーがいて、カルチャーを大事にしながら働いています。

そんな環境を利用して、最近、1年間の海外移住の夢を叶えました。本記事では、その経緯と現在の働き方について紹介していきます。


移住の経緯

大学生の頃から、国内外問わず旅行が大好きで年に1度は1週間〜1ヶ月の長めの旅行に行っていました。それは社会人なってからも変わらず、有給を使っては旅行に行っていて、最後に旅行に行ったのは、コロナ禍直前の北欧旅行でした。初めてのヨーロッパの雰囲気に感動したのを覚えています。
その頃から、いつか長期的に海外に住んでみたい。でも社会人として生きていく上では叶わない夢かもしれない。と思いながら日々を送っていました。
今年の8月末のある日、社長との1on1の時に自分のキャリアについて考える機会をいただきました。自分のキャリアの形成の中で1つの指針として、「世界中どこでも働ける可能性がある」業種や職種を選択するという点に自分が重きを置いていることに気がづきました。
海外に行くことで会社やクライアントに迷惑をかけてしまうかもしれないと何度も自問自答しましたが、それでも30歳を目前にして挑戦するには今しかないと思い、翌週の1on1で思い切ってその思いを社長に打ち明けたところ応援していただくことができ、そこから渡航の準備を進め、11月末には日本を出国していました。

渡航の準備

ファンタでリモートワークを続けながら移住を続けるため、移住の準備については慎重に行いました。実際にやったことは以下です。

  • 滞在する国とビザの選択
    自分が理想とする生活や環境に対して、現実的に取得可能なビザとその要件・渡航先の治安・経済・環境などの条件面のすり合わせを行いました。
    今回の私の場合は学生ビザ・ワーホリビザ・ノマドビザなどを利用できる可能性がありました。それぞれのビザの要件を加味してワーホリビザを選択しました。

  • 住環境の整備
    渡航先のアパートを探す際には、リモートワークが円滑に行えるように
    デスク・椅子・モニターなど必要な機材が購入・設置できることと、インターネットの契約が可能であることを最低条件として設備やセキュリティを確認の上で契約を行いました。

  • 英会話
    英語への苦手意識はほとんどありませんでしたが、日常生活で使う機会は少ないため1ヶ月間サブスクの英会話サービスを利用したり、言語交換のアプリを使ってとにかく人と話すことに慣れるよう努めました。

  • 体力づくり
    リモートワーカーあるあるだと思うのですが、外出の機会が減り体力が落ちていました。最低ラインの体力がなければ海外で体調を崩した場合、大変なことになると思ったので、ウォーキングやピラティスなどリハビリ程度に運動を行いました。今でも気づいた時にはベッドの中でできる筋トレ集を利用して続けています。

そのほか、労働時間の調整やクライアントへの連絡を社長の井村さんに相談しながら行ったり、荷造りの時にはファンタのメンバーと雑談しながら最終確認を行ったりしました。
余談ですがこれから海外に行く人は、薬やコスメはもちろんのこと、100円ショップで買うような生活用品(遠慮なく使い捨てられる便利グッズたち)とラップ(海外のラップは驚きの使いづらさ)を買い込んでいくことをオススメします。

現在の働き方について

現在はクライアントワークを円滑に進めるため日本時間に合わせて働いており、現地時間の深夜〜早朝に勤務開始、お昼に勤務終了というスケジュールです。仕事の内容や進め方は日本にいた時と変わりなく継続することができています。

1日のタイムスケジュール

勤務時間中で会議がない時間は出来るだけバーチャルオフィス「Gather」に滞在することで、メンバーとのコミュニケーションを取るように心掛けていて、寂しさを感じることもなく生活を送ることができています。
また、周りのメンバーが、時差を確認できるように世界時計を導入してくれたり、無理しないように声をかけてくれるので助けられています。

今のところ時差に関連した問題は起きていませんが、必要に応じてファンタの制度であるフレックスタイム制の時間内での勤務時間調整や週4勤務などの利用を検討するかもしれません。
仕事が終わった後はお昼時なので、ご飯を食べたり、カフェでゆっくりしたり、観光に出かけたり日によって好きなことをやっています。冬場に日本で18時まで勤務した場合、日が落ちてしまって出かけるのを躊躇ってしまうことが多かったのですが、現在は時差のおかげで日中に自由時間があり、仕事も生活も充実させることができています。

海外リモートワークに挑戦してみて

海外からのリモートワークの感想としては、いい意味で「日本での生活とあんまり変わらないな」という感じです。海外にいるからと言って特別なことはありません。勤務時間中はファンタのメンバーの一員としてインテグリティを持って仕事に向き合うことを続けています。ただ、ふと窓の外を見るとヨーロッパの街並みが並んでいる今の環境はとても気に入ってます。

夢であった海外移住を実現することができたのは、ファンタやクライアントの皆様のご協力があってのことだと思っています。今後は今まで以上に、仕事の成果でユーザー、クライアント、ファンタメンバーに価値を提供し還元し続けられるように努力したいと思っています。
以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!


ファンタアドベントカレンダー2023、次回はファンタデザインチームの13番隊隊長、水口さんの記事です!お楽しみに!

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