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カルチャー作りは本当に上手くいってる?Wevoxで組織の状態を可視化してみる

こんにちは!ファンタラクティブPRのannaです。
ファンタラクティブは、今年2月に組織力向上プラットフォーム「Wevox」を導入しました。
今回は、導入に至った背景とどのように活用しているかをご紹介します。


Wevoxとは

Wevoxは、メンバーにアンケートを回答してもらうことで組織のエンゲージメントを高める組織力向上プラットフォームです。目に見えないメンバーの心理状態や特性、組織のカルチャーなどを可視化することで、組織の意思決定や行動のきっかけを生み出します。
Wevoxは、転職サイト「Green」を運営している株式会社アトラエが提供しています。

公式のこちらの動画がわかりやすかったです。

詳細はこちらのサービスサイトをご覧ください。

Wevoxは第4回日本サービス大賞で優秀賞および審査員特別賞を受賞、また2019年度グッドデザイン賞を受賞されているなど、評価の高いサービスです。

Wevoxのデザインを担当している竹田哲也さんをゲストにお招きしたPodcastもありますので、ぜひお聴きください。


Googleツールを使った"お手製"で実施していたアンケート

導入の目的としては、カルチャーをよりメンバーに浸透させるために、組織の状態を可視化することと、メンバーへの定期的なアンケートを効率化することに重点を置いていました。

ファンタではカルチャー作りのためのさまざまな施策が取り組まれており、Wevoxの導入以前から定期的にメンバーにアンケートを取っています。
カルチャーコードやファンタの哲学とも言える3つの力(許容力、越境力、怠惰力)や、4つのゆとり(時間、場所、お金、心)が実現・浸透されているかを測ってきました。
アンケートはGoogleフォームで回答してもらい、スプレッドシートで集計をまとめていました。しかし、メンバーの増加による回答確認や集計などの手間が徐々に増してきたことから、新たな方法を模索する必要が出てきました。そんな時にちょうどWevoxに出会いました。Wevoxなら、現状のアンケート・集計のスタイルが効率化できるだけでなく、さらに今までできなかったこともできるようになるので、導入を決めました。

Googleフォームの画面
スプレッドシートで作成したグラフ

ベンチマーク比較や回答催促botなど便利機能が豊富

Wevoxには多くの機能がありますが、ここでは私たちが普段どのように活用しているかを画面キャプチャとともにご紹介します。
主にカルチャー推進室長(デザインマネージャー)の中村さんが管理・運用しています。(今回の記事を作成するにあたり中村さんにお話を伺いました。)
実際に導入して使い始めてみると、アンケートの内容から直接的ではない項目が数値化できること、さらにUI/UXデザインも良く使いやすさを実感しているとのことです。

サマリ画面

中村さんが感動したのは、ベンチマークと比較ができる機能だと言います。業界や規模感を基にベンチマークとする企業を設定することができ、設定した企業よりも数値が上か下かを見ることができます。

ベンチマークとの比較画面

Wevoxでは、アンケートの回答状況をメンバーごとに確認することができます。誰がアンケートに回答していないかわかるので、回答を促すこともできます。(Googleフォームではわかりませんでした。)

Slackでbotがリマインドしてくれます。

各自の回答状況は確認できますが、誰がどの項目に対してどう回答したかは判別できないので、メンバーは安心して本音を回答することができます。個人の詳細な数値は出ませんが、デザイナーやエンジニアなど職種ごとの数値を確認することはできるので、職種別の対策を考えることもできます。


▼実際のアンケート回答画面

ファンタ独自の質問 1
ファンタ独自の質問 2
キャラクターが可愛くて癒されるとの声も

集計結果を見ながらメンバー内で議論することも

中村さんの他に管理権限を持つエンジニアの小西さんは、たまにメンバーとWevoxの集計データを見ながら課題の抽出や解決策の議論を行っているそうです。小西さんにWevoxをどのように活用しているか聞いてみました。

小西さんのコメント

私はたまに管理画面から集計結果を確認しています。その結果を見ながら他のメンバーと雑談がてら数字の変化について要因や仮説を立てて議論しています。
ファンタでは普段からカルチャー向上のための施策を多数行っているのですが、Wevoxのおかげでそれらの施策がどのような効果をもたらしているかが少しずつ見えてきました。データが可視化されることのありがたみを実感しています。
しかし、その数字やデータを見て具体的にどのような対策を打つべきかを考えるのは大変です。そんな時Wevoxのメディア「DIO」のコンテンツを見ることもあります。これは他社のエンゲージメント向上事例などを学べるものでとても参考になります。

アンケートを回答する側としての意見も、他のメンバーに聞いてみました。

Wevoxは操作性が良く、Googleフォームよりも回答しやすいと感じます。
また、アンケートが発行されるとSlackに通知が来るようになり回答を忘れることがなくなったのも助かっています。
Googleフォームを使っていた時は基本的に毎回同様の質問がありどんなことを聞かれるのか想定できていたのですが、ファンタ側がカスタマイズで作成した質問の他Wevox独自の質問も追加され、あらゆる角度から問われる感じがあります。私たちの回答がどう数値に反映されるのか単純にわからないところも興味深いです。

Wevoxでできるのはあくまで"見える化"、そこからどうカルチャー作りに繋げるか

Wevoxを導入し、組織の状態やカルチャーを可視化することができてきました。これからの組織のカルチャー形成や運営において、Wevoxのようなツールの存在がますます重要となってくることでしょう。
とはいえ数字はあくまで一次情報であり、それをどう活用するかが大事だと中村さんは考えています。

Wevoxからのインサイトを元にカルチャー施策やその他の活動に落とし込み、組織の状態に変化が訪れた時、またnoteでご紹介したいと思います。



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