「やりたいこと」を見つけるのは難しい?
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
gift project 「acelio」です。
前回のnoteでは「できること」と「やりたいこと」について書きましたが、
そのお話をする中で、タイトルにもなっている一つの疑問が浮かびました。
「やりたいこと」を見つけるのは難しいのか?
ということです。
現在、私はその「やりたいこと」を見つけ、
それで生きていくために日々奮闘している真っ最中です。
そこで、現状に至るまでの思考過程を振り返り、整理することにより、
「やりたいことを見つける」ための一つの方法論を提示できるのではないかと考えました。
そして、皆さんがこの記事を読みながら、やりたいことを見つける「体験」をすることで、
それが難しいのかどうか、実感・判断できるのではないでしょうか。
今回の記事の中では、
①自分の興味・関心を書き出す。
②興味・関心の背景にある理由を掘り下げる。
また、+αとして
③いくつかの興味・関心を掘り下げて、それぞれの共通項を探してみる。
という3つのステップを辿り、
ぼんやりとした興味・関心を掘り下げることで、
「願望」として具体化していきます。
これは新しいものを探すことではなく、
すでに自分の中にあるものと向き合う作業です。
「見つける」というよりも「気づく」という方が適切かもしれません。
前置きが長くなりましたが、①から実際の例を交えてお話していきます。
(※この記事は「やりたいことで生きていくべき」という主張をするものではありません。また、自身の思考体験の振り返りであり、その方法論の正当性や確実性を明言するものでもありません。)
①自分の興味・関心を書き出す。
さて、はじめのステップでやることは、
好きなことや興味・関心のあることを思い浮かべて書き出すことです。
昔からでも、今のことでもいいので、
ひたすらに紙やスマホのメモに書き出してみてください。
例えば、「ファッションが好きだ」とか「安定した給料が欲しい」でもいいですし、
地方の方であれば「東京で暮らしてみたい」とか、学生の方であれば「スタバでバイトがしてみたい」とかでもいいと思います。
ひとまず思いついたら書き出してみましょう。
この時点で、「○○してみたい」とか「こんな風になりたい」という
願望が思い浮かんでいるのであれば、
十分「やりたいこと」と言って良いと思います。
ただ、ぼんやりとした願望である場合も多いでしょう。
そこで次の②では、興味や願望を掘り下げて、
ぼんやりとしたものを少しずつはっきりとさせていきます。
②興味・関心の背景にある理由を掘り下げる。
このステップでは、①で挙げた「好きなこと」や「興味を持ったもの」の背景にある要因を考えます。
「どうしてそれが好きなのか」、「どうしてそうしてみたいのか」のように
「好き」や「興味」の理由を考える工程です。
例えば、一口に「ファッションが好きだ」といっても、
その理由は人それぞれに無数にあっていいと思います。
パッと思いつくものを書き出してみると
「おしゃれだと人に言われるのが嬉しいから」、「ファッションを通じていろんな人と出会うのが楽しいから」、「新しい知識を知るのが楽しいから」などなど。
では次に、①で挙げた興味に思いついた理由を加えて
「○○だから好きだ」といった形で表してみましょう。
上の例で複数を組み合わせて書いてみると、
「いろんな人とも出会えて、新しい知識が増えるともっと服を着るのが楽しくなるから、ファッションが好きだ」という感じでしょうか。
①の時点で「○○してみたい」という、ざっくりした「やりたいこと」が浮かんでいたとすれば、
それに理由が加えられたことで少し強化され、
よりはっきりとしたものになりそうです。
また、①が「ファッションが好きだ」のような興味だった場合にも、
その中に「いろんな人と出会うのが楽しい」や「新しい知識を得ると、行動がより楽しくなる」という
さらなる好きなことや興味・関心が潜んでいることに気づくことができるのではないでしょうか。
そして、これらの興味・関心を「○○したい」の形に書き換えてみると、
「いろんな人に出会いたい」や「新しい知識を得ることで行動をより楽しくしたい」という
れっきとした「やりたいこと」になります。
さて①・②が終了し、ひとまず一つ(理由が多ければその分多く)は
「やりたいこと」が浮かんだんじゃないかな?と思うので、
タイトルに掲げた疑問、問題の結論を先に書こうと思います。
私は「やりたいことを見つける、やりたいことに気づくことは難しくない」と考えます。
読んでくださった皆様は、どう感じたでしょうか?
「それで生計を立てないといけない」とか、「人生を変えるような規模の大きなものじゃないといけない」のように
無意識にハードルを上げてしまうことで、
自分の中にある「願望」が「やりたいこと」として捉えられないだけではないかと思います。
ですので、少し考え方や捉え方の視点が変わるだけで、
その人の中にある興味や好きなことが「やりたいこと」だと簡単に気づくことができるのではないでしょうか。
林修先生も、「やりたいことは『偶然』だ」と話されていましたが、
まさに、たまたま目についただけの興味の中に
やりたいことは潜んでいます。
私自身の「やりたいこと」の根源も「楽しく生きていきたい」という、
「そりゃみんなそうだよ!」と思うような、
人にとても自慢できるものでもありませんしね。笑
ではでは、ここからは+αとして、
思い浮かんだ「やりたいこと」を広げていく、
また、より強い「やりたいこと」を探していく工程です。
今回の疑問である「やりたいことに気づく」ためのものではありませんが、
興味があれば読んでいただければ嬉しいです。
特に、何か新しいことを始めたいとか、
それこそ「やりたいことで生きていきたい」と思うのであれば
ぜひやってみてください。
自分と向き合う上で、何かの助けになるかもしれません。
③いくつかの興味・関心を掘り下げて、それぞれの共通項を探してみる。
このステップでは、まず①で挙げたいくつかのすべての興味に対して
②の理由付けを行っていきます。
これを行うことで、「やりたいこと」の選択肢は一気に何倍にもなります。
それだけで、行動に移しやすいものに気づく可能性が
ぐっと上がりそうですよね。
そしてそれぞれに対して理由付けができたら、
共通または近い理由がないかを探します。
例えば、「たくさんの人と出会いたい」という理由が複数の興味から出てくるかもしれませんし、
「たくさんの人と出会いたい」と「いろんな価値観に触れたい」という理由が出てきたとしたら
少し似たものですよね。
複数の興味に共通したものが見つかったならばそれは、
より強く「やりたい」と思っていることなのではないでしょうか。
もちろん、「やりたい度合い」には興味・理由そのものの強さも大きく関係すると思いますが、
共通した理由に向かって行動を考えれば、一度に「複数の興味」にアプローチすることができるので、
「やりたいこと」の重要性や優先順位を考える上での判断基準の一つにもなりそうです。
このステップは、自分が「事業を考える」上で行った部分なので、
どちらかというと「やりたいことで生きていく」ということについて考える方向に寄っているかもしれません。笑
ただ、私は「考える」ことが、人生を豊かにすると信じていますし、
自分が何かをする際には「できるだけ多くの選択肢をとりたい!」と思っています。
実際に記事に沿って「体験」し、自分と向き合うきっかけができたならば、
ぜひぜひ、とことん向き合ってみていただけたらと思います。
そしてその結果や、出てきた疑問点なども教えてくださったらとても嬉しいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事が、皆様の素敵な人生を作っていく上での
ほんの一部でも助けになることを心より願っております。
また、「なかなか考えられない!」という場合には
よろしければお気軽にSNSのDM等でご相談、ご連絡くださいませ。
私のできる範囲にはなりますが、全力でお手伝いさせていただきます。
ではまた、次回の更新でお会いできれば幸いです。
次回は実際の「acelio」ができるまでの思考過程を例にして、
事業寄りな、もっと多くの段階で、突き詰めるための記事を書いてみようと思っています。
私自身の考えていることも、詳しくお伝え出来たらと思いますので、
また読んでいただけたら幸いです。
gift project 「acelio」
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