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インターンリポート【未経験からのコミュニケーションリーダー】

こんにちは。ファンリーシュの戸田岸 舞です。私が2021年の2月からファンリーシュのインターンを開始してから約5ヶ月。節目としたいタイミングを迎えた今、このインターン活動を振り返ってみようと思います。
その理由は、参加直後に自分から「変えたい」と伝えていたプロジェクトが1つの形になったことにあります。

ホームページを表示して最初に目にするこのメッセージ、これが「今のファンリーシュの世界観と違うのでは?」という違和感を伝えたのが2月。ここから私のインターン活動は始まりました。

●マイノリティが求められる場所もある

様々な人事領域と経営に関わるプロフェッショナルが集うファンリーシュに、私は「マイノリティな立場」で関わっています。その事実はネガティブなものではなく、新たな可能性からスタートしています。

人事領域のプロフェッショナルが集う組織に
人事経験ゼロである【マイノリティとしての参加】

ここで私が活動する理由は「表現する言葉」を求めて頂いたからであり、特別な実績でも資格でもなく、今の私が表現する言葉が今のファンリーシュに必要だと言って頂いた、2021年の始まりでした。

ここで、私がファンリーシュで取り組んでいることを以下に書き出してみます。

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【概要】
インタビューやリポート記事を中心に、企業からのメッセージ発信への取り組みです。

【学び】
これまで別の立場での対談リポートは何本も書いてきましたが、コンテンツが変わってもニーズに応えるリポートを仕上げる目標があることは、場所や対象が変わってもスキルを磨く実践機会という点で、個人的には価値が大きい経験です。

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【概要】
社内メンバーからの発信文化を醸成するミッションのもと、noteでのコンテンツ発信の方法について具体策やポイントを共有しました。

【学び】
活用ハウツーは既に多くある中、自分自身のnote発信を重ねた実践をもとにした、肌感覚をシェアすることの重要性を実感した経験です。
多くの人がハードルの1つだと感じるテーマ選びや継続の目的についても、この一人ひとり違う「肌感覚」への気付きがカギかもしれません。私自身も、自分が伝えられるメッセージを引き続き模索したいと考えています。

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【概要】
ホームページ内の「言葉」についての再構築プロジェクトです。
2018年の創業以来、大きく改修していなかったホームページでの、ファンリーシュに関わる人たちが想い描く世界観を言語化するべく、今このタイミングではTOPページがリニューアルされています。

【学び】
世界観メッセージの構築は、コミュニケーション・リーダーとして、自分の想像と良い意味で違った、最も学びを得たプロジェクトです。
そこには構え過ぎによる思い込みや先入観からは答えに辿り着けない、という学びがありました。メンバーの内面にある言葉を引き出し、自分が並行して経験する一見共通しなさそうな事柄からの発想を得る機会、そうして視野を広く持ち行動することから生まれる答えがあることを実感しています。


●言葉と想いをクリアにすること

オンラインでの環境が当たり前になってきた今、多くのコミュニケーションがテキストを軸として展開されていきます。
そこで重要なのが、サラッと文字で交わす言葉から、引っ掛かる点を見逃さずクリアにしていくこと。例えば、進めていたプロジェクトの方針に変更があった場合、その理由についての理解にも重きを置くこと。

それは、以下のようなデメリットを回避するためでもあります。
・コミュニケーションすることに躊躇いを感じる
・伝えたい言葉が、なかなか出て来なくなる
・アイデアも閃きにくく、多くのことが行き詰まる
・プロジェクトそのものの進行スピードに大きく影響する

常に対面でコミュニケーション出来るわけではないので、タイミングを逃してしまう危険性も高まっていきます。そして違和感の多くは「コミュニケーション」によって解消されるものであるとも実感します。

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●自分の居場所を表現できるように

ファンリーシュには、いわゆる管理人事(企業内で人材をより効果的に活用していくために、規則や処遇を定めて適切に運用していくこと)に留まらない、多様で個性的なメンバーが多く参加しています。
その全員が副業中でもあり、経営者、個人事業主、グローバル企業、日本の大企業、コーチ、など人事や経営に携わっている人たちです。その意思疎通のスタイルもコミュニケーション時間帯も、更には活動場所も都内に限りません。

「多様な環境に身を置くことで自分自身も成長する。」これはよく耳にする文脈かもしれませんが、忘れてはならないポイントがあります。

多様な環境に、ただ身を置くだけでは成長しない。
思考や表現、行動で周囲にアプローチすることで、
試行錯誤を通した学びや体験が得られる。

例えば「キャリアの可能性」について、私がふと感じた疑問をメンバーに投げかけた時には、
個人的な経験や意見としつつも、本当にリアルな背景をシェアしながら、その疑問への言葉を返して頂いたこともありました。

これらの経験を通じて、
マイノリティであっても想いを伝えることから体感できる経験がある、そう強く想うと同時に「心理的安全性」という言葉を意識する日々を過ごしている気がします。

このように、自分が過ごしている環境・関わりのある場所・時間を共有する人たち、それはどんな存在なのか・・・自分の言葉で伝えられる自分でありたい。これは私が常に考えていることです。

だからこそ、ファンリーシュの企業ホームページの世界観を伝えるコピーをより良くしたい。その想いが参加直後の自分を突き動かしていたように感じます。

そして、新たに届けていきたいファンリーシュの言葉がこちらです。

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ここに表現されている言葉も、今後のファンリーシュが描く世界に合わせて、変化していくと思います。それは1年後や、3年後かもしれない。
その時の世界が、今より新しい可能性や選択肢が生まれ、今の様子を懐かしく感じられる時代になればと願ってやみません。

●ファンリーシュ代表の志水静香さんからの声も

ここまで、私目線でのリポートをお伝えしてきましたが、最後にファンリーシュ代表である志水静香さんの声をご紹介したいと思います。当事者だけでなく周囲の人の声も含めて伝えていくことから、別の視点も楽しんで頂くキッカケになればと思います。私は下記のような言葉を頂ける経験も糧に、今後の成長を目指していけたら幸せです。

世の中には言葉に対しての感覚が強い人と、そうでない人がいます。
言葉への感受性は人や組織に関わる仕事をする人には不可欠な力です。
人の心を揺さぶる、琴線に触れる、奮い立たせる。言葉には人を動かす力があるからです。
どんな制度や仕組みよりもパワフルなのです。

舞さんのレポートをLinkedInで初めて見た時、彼女の選んだ言葉に胸を打たれ、お会いした時にそのことを伝えました。自分の言葉で想いを伝えられる技術。背伸びせず、偽りのない自分を表現する姿勢。
それが言葉を大切にする私と舞さんの出会いです。そんな舞さんだからこそ、ファンリーシュのサポートをお願いしたいと感じたのです。

「自分は○○であり、○○を大切にしています」SNSを通して発信できる人が急速に増えてきました。
セルフブランディングの観点から素晴らしいことだな、と思います。
けれども会ってみたいなと感じた人とつながる行動はなかなかとれません。なぜなら一歩踏み出すことは口で言うほど簡単ではなく、勇気が伴うから。でもその小さな一歩が新しい世界への扉を開くこともあるかもしれない。舞さんから私が学んだことです。

彼女のスパイスによって私たちの世界観が透明度を増し、さらに心に響く言葉となって生まれ変わりました。自分の想いに誠実に向き合って行動する舞さん。まさに自身の可能性をファンリーシュ(楽しく解き放つ)する唯一無二の存在であり、大切な仲間です。


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