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未来のファッションはどうなる?

昨日、エアアジア航空の、キャビンアテンダントの新しいユニフォームを紹介した。

が、ポストコロナは、ユニフォームだけでなく、ファッション業界全体も変わるだろう、大規模に。

専門家によれば、2020年のファッション業界の売上は、昨年の売上に比べて6000億ドル(約60兆円)減少する見込み。これは去年の売上の1/3。

歴史を見ると、これほどの落ち込みは過去にもあった。スペイン風邪、大恐慌、世界大戦大戦、リーマンショック・・・。

2008年のときは、次第に同じようなファッションに戻っていったが、今回はそうはならないだろう。これだけ多くの人が職を失いつつある中、自宅で過ごす有名人も、stay homeの過ごし方や自宅での部屋着の紹介など、パブリックに見せるものが変化している。

Zoomの画面でなにをどうやって見せるか、やがてインフルエンサー全体に影響が出てくるだろう。

ファッションのトレンドはゆるやかになり、季節にあわせた服も少なくなる。

ミラノやパリのファッションウィークもデジタル化され、季節の先取りファッションも消えていくだろう。夏がまだ厳しい8月にコートを店で見ることもなくなる。

自宅のソファが仕事をする場所になりつつある今、Zoomで見られるものは上半身だけだ。そこからまた通常の生活に戻っても、女性はヒールの高い靴や肌にしっくりこないブラウスを着て、また外に出たりはしないだろう。

オンラインでモノを買うことがこれまで以上に主流になり、季節感が色濃く出た買い物をする。ファッション業界の在庫の在り方も変えていく。

この違いを、心配してハラハラするか、ワクワクして待つか。だいぶ未来が違ったものに見えてくる。




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