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株式会社ファンク四半期業績報告_Vol.2

今回は業績報告の定期通信第二弾です。現在ファンクが行なっている事業の状況や今後の展開について、廣田社長に詳しく聞いてきたので、その様子をお届けします!

ファンクや廣田氏に興味のある方、普段お取り組みしている事業以外についても知りたいという方は、ぜひご覧ください。


Q.まずは、現在のマーケティング・コンサルティング事業の状況やお取り組みしている案件ついて教えてください

結論からいうと、現在マーケティング・コンサルティング事業では、クライアント数を減らしているんですが、売上が上がっているという状態です。

前回の四半期業績報告の記事内で「マーケティング・コンサルティング事業に関しては、お取り組みするクライアント数を今後は5社を上限として減らしていく予定」とお伝えしていたかと思うんですが、それを実現した形になります。

現状お取り組みしているクライアント数を具体的にいうと、4社になります。ただ今後は、お取り組み継続中の企業様・オーナー様からのご依頼でお受けする案件数自体は少し増えそうです。

Q.お取り組みをする企業(クライアント数)を減らしたにも関わらず、売上・利益が上がった要因は何だと思われますか?

クライアント数を減らした分、お取り組みを継続しているクライアント様に、今まで以上に注力できたことが要因で売上・利益が上がったと考えています。

要するに、お取り組みするクライアント数を減らしたことで空いたリソース分、既存のクライアント様からさらにコンサルティングのサポートなど他業務を新しくご依頼いただくことができたり、別の案件をご相談いただけたりした結果、一社あたりの平均単価が上がったということです。

Q.では、クライアント様の数を減らそうと考えた際に想定した通りの状態に、現状なっているということでしょうか?

そうですね。
むしろ想定よりも、一社あたりの平均単価が上がりました…!

ーーちなみに、お取り組みするクライアント数を減らす中で、新規のコンサルティング依頼ってあったんですか?

ないですね。というのも、新規のクライアント様を増やす気がないので、マーケティング・コンサルティング事業に関しては、全く営業活動を行っていませんでしたから。

そもそも弊社ファンクは、新規の企業様(外)からみたときに、コンサルティング事業を行っているかどうかっていうのがみえる会社ではないので、こちらからアピールしなければ新しくご依頼・ご相談いただくことってほとんどないんですよ。

あとは、(先程も言いましたが)前回の記事でも分かるように、「マーケティング・コンサルティング事業のクライアント数を減らす」ということを公言していたのも新規の依頼がなかった理由の一つでしょう。もっというと、今までは新規のクライアント様と出会えるような場(例えば通販事業者向けのセミナーなど)に、積極的に参加していたんですが、それを全くしなくなったのも理由かなと。

Q.今後のマーケティング・コンサルティング事業の展開を教えてください

今後もマーケティング・コンサルティング事業では、お取り組みする企業数をある程度絞り、リソースのさばき方というか”注力度を高めること”で、売上および利益率アップに繋がるよう、展開していきたいと考えています。

(さきほどお伝えしたように)同じクライアント様・オーナー様からのご依頼で案件数自体は増えていく予定です。しかし、実際にやり取りをする対象の数は変わらないので、案件が増えても効率的に、且つ精度を上げて稼働できる体制を今まで以上に強化していく予定です。

Q.次に、現在のメディア事業の状況について教えてください

メディア事業は前回の取材から今現在までに、縮小しました。

理由は大きく2つあります。
1つは、ファンクがメディア事業として運営していたWebサイトやSNSアカウントのいくつかの成長性が鈍化したり、収益性が悪くなってしまったりしたこと。

2つ目は、今まで運用してきたものとは異なる新規メディアにリソースを割きたいと考えたためです。こうした理由から、事業を縮小=既存のメディア・アカウント数を絞るという選択をしました。

Q.今後、メディア事業で行っていくこと、予定していることがあれば教えてください

ファンクのメディア事業は今後、メディア事業のコンサルティングやメディア運営の委託を行っていこうと考えています。つまり、これまで自社メディアで培ってきた運用ノウハウなどを、今後は他社に提供していけたらいいなと…!

そしてさらにその後、コンサルティングや委託業務で新たに培ったノウハウや経験を、自社メディアの運営にも活かし、事業のさらなる成長を実現したいと思っています。

Q.ファンクのメディア事業は、今まさにフェーズが変わるタイミングということでしょうか?

そうですね…フェーズという単語が正しいのか、そもそもフェーズ分けをしていたわけではないんですが。簡単にいうと、注力する対象を変えたタイミングではあります。

例えば、今まではInstagramやSEOのメディアに力を入れていましたが、Instagram自体が伸び悩んでいるためTwitterやTikTokのメディア(アカウント)を新たに作り運営し始めたとか、SEOの競合性が狙うKWによって大きく異なる点を考え、取捨選択をすることにしたという感じです。

こうしてメディア事業を行なう上でのリソースを再構築したことによって、他の企業や他者にこれまで培ってきたノウハウを提供できるようになり、違う利益の出し方が可能になりました。それが、これから注力していきたいと考えている、メディア事業のコンサルティングやメディアの委託運営になります。

Q.次に、現在のM&A・アライアンス事業の状況について教えてください

この四半期、M&A・アライアンス事業は、(動きが全くないわけではありませんでしたが)大まかにいうと開店休業状態でした。

というのも、新規の売り買いに注力できるほど僕自身のリソースが、空いていなかったからです。今現在、自分自身が行う他事業の方に重きをおいているため、新しくご相談をいただくこと自体はあったのですが、積極的に稼働はしていませんでした。

そのためM&A・アライアンス事業では、ときどきご相談をいただくことがあり、そのタイミングでマッチ度の高いものがあれば、ご紹介するといスタンスをとらせていただいています。

Q.M&A・アライアンス事業では今後もしばらくは”開店休業状態”が続くのでしょうか?

そうですね。今のところ、今後も(2023年4〜6月期と)同じく、ご相談をいただいたタイミングで、ご紹介できるものがあれば動くつもりです。

Q.次に、現在のD2C事業の状況について教えてください

実はD2C事業もずっと開店休業状態だったんですが、あるとき「新しい商品を作って一緒に通販をしませんか?」といったD2Cの立ち上げのご相談をいただいたんです…!

そのためこの四半期は、コンサルティング事業とD2C事業が融合したような形で、複数の商品・サービスの販売に向けて準備を行っていました。

Q.今後のD2C事業の展開を教えてください

今後は自社商品の売上を大きく伸ばすというよりは、他社さんと新しいもの(商品)を作って、弊社ファンクなりに、もしくはクライアント様と共同でD2C事業を営んでいく予定です。

また年内には早くて3商品ほどは、実際に皆様にお届けできるかな、販売スタートできるかなと考えています。(こうした形の事業は、他の方からみたらコンサルティング事業にもみえるかもしれませんが、僕の中ではD2C事業の拡大と捉えています。)

Q.ちなみに現在、どんな商品を作られているのか・準備しているのか、についてお聞きしてもいいですか?

今は、自然由来の健康食品や、ある行商に対しての根本的な課題・問題の改善をサポートする商品+セミナー+相談する場を提供するプロダクト(サービス)などを、作っています。

Q.次に、現在の販売代行事業の状況・今後の展開について教えてください

正直、販売代行事業は今までゆるやかに稼働を続けてきました。そんな中、お取り組みを継続してきた2社の会社さんと、より深く関わらせていただくようになっていったんです。簡単にいうと、ただ商品・サービスの販売を代行するだけにとどまらず、その会社さんの名刺を持って営業活動を行なうといった、半分社内の人間のように稼働する形に、僕の動き方自体が発展していきました。

なので、今後はその2社さんとのお取り組みに、より多くのリソースを割く形になりそうです。

そしてさらに、年内にはそういった深い形での(販売代行事業で)お取り組みをする会社さんがもう1社、2社増える可能性が高いかなと想定しています。


Q.メインの5事業以外に、この四半期に行ったことや今後展開を予定していることはありますか?

この四半期に、新たにチャレンジ・準備できたことが2つあります。

1つは、自社内でリストを増やせる体制(取得できるスキーム)が構築できたこと。これは、今後行なう新規事業に大きく寄与するかなと考えています。

2つ目は、各事業でクライアント様およびパートナーさんとの関わり方にフォーカスしたことにより、新しい事業展開に繋がるような、より強い結びつきの人脈・関係性が構築できたこと。具体的にいうと、マッチングサービスの提供を新規事業として視野に入れているんですが、そうした事業を行なうための基礎固めが、この四半期にできたかなと思っています。

ーーちなみに、新規事業として考えられている「マッチングサービス」とは、どんな分野のサービスなのでしょうか?

ストレートにいうと、男女にフォーカスしたマッチングサービスです。
もっと詳細にお伝えすると、『男性が一番会いたい女性とのデートを実現させるマッチングサービス』をご提供したいなと…!

しかもこの場合の"男性が一番会いたい女性"とは、好みのタイプとか、理想の女性像に当てはまる人とかではなく、実在する女性のことを指します。

例えば分かりやすくいうと、(もちろん相手のプライバシーを尊重した上でですが)「高校生のときの彼女」とか、「大学の頃憧れていた〇〇先輩」と言われたら、探偵さんやファンクの人脈をフル活用して、それを実現できるかどうかを模索するという感じ。もちろん、過去に面識があった人に限らず、「女優のAさんとデートがしたい」などと言われた場合も対応できるようにしたいなと…!そのために、この四半期に我々は、広い人脈や深い信用を構築してきました。

ただ、あくまでマッチングサービスなので、男性の方がどんなに「女優のAさんと会いたい!デートしたい!」と言っていても、相手方が「無理です」ということであれば、マッチング不成立=実現はできません。あくまで我々は、男性が会いたい人と会えるよう最大限のサポートをする、そしてマッチングが見事成立した際には、成果報酬をいただく形にしたいなと考えています。

ーー有名人とのマッチングが叶うかもしれないっていうのは、なんだか夢がありますね…!では、次の四半期以降はこうして今まで準備してきたサービスを実際にローンチできるよう動いていくんでしょうか?

そうですね!
マッチングサービスでは、男性が考えている「一番会いたい女性に…」っていうのが一つのポイントになっていると思っていて。ストレートにいうと、「その一番会いたい人と会うために、あなたはいくら出せますか?」っていうのを最初に聞こうと考えています。

僕たちサービスを提供する側とユーザーさんの両者が、このマッチングをサポートできるかどうかや、本当にこのサービスを利用するか(利用可能か)どうかを、最初にすり合わせができるのが大きな特徴かなと。

現段階の僕のイメージでは、2024年中にはこういったマッチングを100件ほど成立させられたらいいなと思っています。一人あたりの単価が100万円ほどを想定しているので、それを100件成立させられれば100×100=1億円のビック事業になるんじゃないかなと…!そのために次の四半期以降も、色々と動いていきます。

ーー色々とお話いただき、ありがとうございました!今後また、進捗をお伺いしたいと思います

▼前回の四半期業績報告記事はこちら

最後までお読みいただきありがとうございました。 
次回のファンク記事もお楽しみに…!

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