コンビニ跡地が葬儀会館に変わる時代
葬儀会館は結婚式場と「同じ考え」で建設されていた
30年以上前、葬儀会館は利便の良い地域に、地上5階建て以上の大きな葬儀会館を建設し、結婚式同様の大きな費用を掛けた葬儀が主流でした。
近所や喪主の会社関係者の参列も多く、「不特定多数の方に見せるための葬儀」を行っていた時代です。
ネット等も存在しない時代ですので、葬儀に関する情報は近所の方の葬儀、参列をされた際の葬儀内容を確認するしかありませんでした。
さらに当時は「死に対する偏見」も強く、葬儀について事前に考えることはタブーとされておりました。
葬儀に関わらず、人と同じことを行わないと変だと思われてしまうという意識も、現在よりも当時は強かったのではないでしょうか。
この時代は、消費者(喪主)側に葬儀に対する事前情報がない状態です。
葬儀会社は、初期投資で大きな葬儀会館を土地ごと購入してから建設し、多くの従業員を雇います。そのような経営である以上、葬儀費用は高くなることは必然でした。
当時の葬儀費用は一般家庭でも、平均200万円〜300万円と言われております。
葬儀費用が高くても「支払うことができた時代」
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