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中央大学法学部で弁護士志望だった僕がインターンから入社した理由

みなさま、初めまして。株式会社日本クラウドキャピタル(以下、JCC)の中村丞(じょう)と申します。

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留学時代の写真

私は2018年7月から学生インターンとして資金調達に関わる煩雑な作業の最適化・効率化ツールの『FUNDOOR』(ファンドア)の開発に携わり、現在も開発チームの中心メンバーとして業務にあたっています。

今回この場をお借りして、弁護士を目指して中央大学法学部に進学した私が、インターン先だったJCCで大学生兼正社員となり、今日までこの会社で働き続けるようになった経緯を、ご紹介させていただくことになりました。

というのも、現在JCCでは事業拡大のための採用に力を入れているためですが、当社に興味のある方や就職などに向けてインターンを検討されている学生さんなど、少しでも多くの方のご参考になれば幸いです。


早々に弁護士を諦め、ITエンジニアを目指した中大生時代

静岡県の沼津東高校から中央大学法学部へ進んだ私がJCCで働くようになったのは、本当に偶然の出会いがきっかけでした。

大学に入学した当初は弁護士を目指すつもりでしたが、弁護士になるための勉強におもしろみを感じられず、私はすぐ他の道を考えるようになりました。

大学2年生のときに半年ほどアメリカへ留学。帰国後に独学でプログラミングを勉強し、ITエンジニアとして経験を積もうと、ベンチャー企業でインターンを始めます。

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一方で当時、世間的にも大きく注目されるようになったブロックチェーン技術に興味を持ち、大学3年生の頃には東大の研究プログラム、ブロックチェーンを活用した起業家コンテストにも参加します。

友人を介してJCCのCOO大浦学さんとCEO柴原祐喜さんに出会ったのはその頃です。その研究プログラムで支援を受けつつ、1人でブロックチェーンを活用したプロダクトを制作していたときにイベントでたまたま知り合ったのです。

当時、私が取り組んでいた領域は、株式をブロックチェーンに乗せてその流通化を図るといったプロジェクトで、JCCの掲げるビジョンや事業領域と共通点も多く、インターンのお誘いをいただきました。


大学生インターンながらベトナム出張も経験!

インターンを始めてすぐ、私は株主管理・株主総会・財務管理をサポートするクラウド経営管理ソフト『FUNDOOR』の開発チームにジョインします。インターンながら中心メンバーとして、設計や仕様書の作成など1からソフト開発に携わる機会をいただきました。

詳しくは後述させていただきますが、『FUNDOOR』は2018年当時、アメリカで急成長していた『CATA』(カータ)というサービスに着想を得たプロダクトです。

実際のソフト開発でのコーディング作業はベトナムのエンジニアに外注し、私はプロダクトマネージャー的な立場で、現地のエンジニアたちとやりとりを重ねることになりました。コミュニケーションは英語と日本語を交えるかたちで、2週間のベトナム出張も経験したこともあります。これは当時大学生だった私にとってとても貴重な経験でした。

2019年10月の『FUNDOOR』ローンチ前には正社員として雇用され、現在も『FUNDOOR』の開発チームに所属しています。

私は今年で25歳になりますが、大学を卒業したのは今年3月です。大学の制度を利用せずに留学した関係でギャップイヤーもあり、なんだかんだ卒業まで6年ぐらいかかってしまいました。

これはよく聞かれるのですが、私はいわゆる新卒採用を受けた経験がありません。ESを書いてグループディスカッションなどの選考に進むような就活…まったくなくJCCに入社しました。

ただ、大手の企業に興味はあったので、知人を介してリクルートやソフトバンク、サイバーエージェントなど、名だたる企業の採用担当者さんと、面談というカジュアルなかたちで軽くお話する機会もいただきました。

が、そこでわかったことは一つ。

私は大企業にあまり興味を持てないな…ということでした。

大企業にはないJCCの魅力を伝えます

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           学生時代。仲間と


「なぜ就活をしなかったのか?」「大企業に惹かれなかったのか?」改めて考えると自分でも少し不思議な気もします(笑)。

大きな裁量権を持って『FUNDOOR』の開発に携わり、大学生兼正社員として雇用され、そんな会社の期待に応えたい思いは当然ありましたが、どこかで大きな意思決定をした感覚はありません。

ECF(株式投資型クラウドファンディング)プラットフォーム『FUNDINNO』(ファンディーノ)や『FUNDOOR』などの事業は、ブロックチェーン技術とはほとんど関係ないですし…。

ただ、同時にJCCの事業内容やビジョンはJCCに関わる前からもともと私が興味のあった領域でした。

海外に比べて日本ではまだまだ浸透していなかったスタートアップ支援事業を積極的に展開する会社で働くことで、「社会を変えることに貢献できるではないか」という期待感は当時からあったと思います。

そもそも自分が巨大な組織の中で働くイメージを持てなかったことも大きいです。私はどちらかというと既存領域に食い込み、社会のさまざまな慣習や制度、構図に変化を引き起こしていく側に感情移入もするし、ワクワクして燃えるタイプかもしれません。

また、私自身もいつか起業したい人間なので、将来的なキャリアを考えると新卒で大企業に進むより、早くから中心的な立場でプロジェクトに取り組めるJCCで得られるもののほうが大きいと直感的に感じていた気もします。

また、魅力的な役員の存在も大きいです。

JCCの役員には大企業出身者も含めて豊富なビジネス経験を積んできたプロフェッショナルが多く、それぞれ役割も強みも違う方々で構成されています。

JCCの役員は新卒で入社して、転職を一回もせずキャリアを重ねた良くも悪くもその会社のことしか知らない役員・上司ではなく、それぞれの分野で活躍してきた“働く役員”ばかり。

それに、大企業の役員などに比べて社員との距離感も圧倒的に近い。実際にその知見やフィードバックをダイレクトに受けられるため、非常に勉強になる環境です。

インターンから社員が多い理由を私は知っている

それから、JCCの人を大切にする文化にも私は強く共感しています。

私はJCC以外にもいくつかインターンで働いた経験がありますが、正直、その大半は社員さんから降りてきた雑務をひたすらこなす企業が多く、給料が業務量に見合わないインターン先ばかりでした。

JCCのインターンはそれまでに経験したインターン業務とはまったく違い、自分で仕事をつくっていく経験が新鮮で楽しかったですし、同時にやりがいや責任感も強く感じました。実際にインターンから社員になる人は多く、一度は入社を決めた他の内定先を蹴り、JCCに入社したインターンの同期もいます。

もちろん、エンジニアとして上の指示通り黙々とコードを書く業務は普通のことですし、インターンと一口に言っても待遇や目的はいろいろですが、誰しも人を大切にする組織で働きたいはずで、私もそんな組織づくりがしたい。その意味でJCCは最高の環境です。

いま、私はインターンを採用する立場でもあり、『FUNDOOR』の開発は現在インターンが6名、業務委託のエンジニアさんも10名以上関わっています。開発としては比較的大きなチームになっていますが、私のJCCインターン時代と同じようにやりがいを感じてほしいと思っています。

もちろん、要求レベルが高く大変なことも多い面もあります。

が、責任感を持てる仕事を主体的に取り組めて、報酬の面でも頑張った分だけ報われやすい条件を整えています。

バリバリ働いて、働きに見合った評価ややりがいを求める学生さんに、ぜひオススメしたいです。

『FUNDOOR』の話を20秒だけさせてほしいです

最後に、インターン時代からそんな私が取り組んできた『FUNDOOR』についてご紹介させてください。

『FUNDOOR』はスタートアップのための株主管理・経営管理をサポートするソフトウェアです。資金調達に関わる煩雑な作業の最適化・効率化を図るスタートアップ関係者に向けたツールです。

資金調達前の資本政策の作成から、資金調達後の株主名簿の管理・株主総会を効率的に行えます。

起業のために必要な資金調達のプランニングを支援し、投資家にご覧いただくための事業計画書の作成などをワンストップで行えます。

ユーザー企業様のフェーズや目的ごとに『FUNDOOR』はいくつかの機能に分けられます。「誰がいつ何%の株式を保有しているのか?」といったステークホルダーの情報を管理でき、株主総会に伴う業務負担を大きく軽減できると、ご好評いただいております。

アーリーステージの導入事例からレイターステージの企業の導入事例も多く、実際のユーザー様のご紹介からお問い合わせをいただくことも増えています。

現在はベンチャーキャピタルやコワーキングスペース、地方自治体などでスタートアップ支援をされている関係者と提携を進めているほか、資本政策をテーマにウェビナーも積極的に行っています。

こちらもお気軽にご参加いただければ嬉しいです。

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