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Dissociation テストについて:キーワードは内圧のコントロール(Internal Pressure Control)

注:途中話がマニアックになるのでサラッと流してください。

野球選手がボールを投げる、サッカー選手がボールを蹴る、バレーボール選手がスクワットしながらボールを拾う。その様な動きを可能にしているのが身体をバラバラに動かす能力(Dissociation)です。


これは決してスポーツなどの動作だけではなくて、例えば、普段の生活の中で例えば前を見ながら首を横に振ったり、縦に振ったりすることもこのDissociationになります。ですので皆さんも普段無意識のうちに当たり前の様に行っている動作です。


ただ、このDissociationのコントロールが上手く出来る人とできない人がいます。

例えば上手なダンサーなどは身体をバラバラに動かしても体幹が崩れることなく、スムーズな動きを表現し、観入ってしまいますよね。

ゴルフでもスムーズなスイングを手にしている人はこのDissociationが上手に出来ていることが多いです。

逆にスイングがギクシャクしていたり、腕力に任せてクラブを振っている人はDissociationが出来ておらず、練習してもパフォーマンスも上がらない人が多いです。

ゴルフで大切なのは?


さて、ゴルフで一番大切なDissociationは動画内でも紹介した、骨盤を動かさず肩を回す」「肩を動かさず骨盤を動かす」「首を動かさず肩を動かす」です。

ゴルフは捻転のスポーツですのでこの捻転差を意図的にコントロール出来るということはゴルフが上手くなる為に必須な条件なのです。

具体的に、ゴルフの始動時に肩が先行して捻転することはゴルフのバックスイングで必要な動きです。逆にダウンスイングで下半身、骨盤始動で運動連鎖を作り出すことは体の捻じれを生み、パワーの源になります。

Dissociationが上手い人とそうでない人は何が違うの?


さて、ここまでは当たり前の話なのです。では、このDissociationを上手くコントロール出来る人とそうでない人は何が違うのか?

一般的な答えは「体幹」ということになります。

フムフム。。。よくわからないですよね。


恐らくですが「体幹の強さ」というものが間違って世の中に伝わっているので理解しづらい気がしています。

体幹の強さ=コア筋」だと勘違いしている人は多くないですか?

確かに間違いではないのですがちょっと違います。


では、私が考える体幹とは何か?それは「骨盤と胸郭の関係性を保つ能力のこと」です。

一番大切なのはプレッシャーコントロール??

この関係性を保ちながら(体幹)Dissociationが行う為には、内圧を上手くコントロールする必要があります。

例えば、バックスイングをする時(右打ちにおいて)左胸郭の圧力が右の胸郭に移行していく必要があります。

同時に左骨盤内に圧力が移動し、さらに右側頭部に圧力が移動していかなければ上手なバックスイング(Dissociation)が出来ません。(ちょっと話がマニアックなので無視してもらって結構です。)

話を元に戻しましょう。

要するにゴルフに必要なDissociationは筋力でするのではなく、内圧のコントロールが上手く出来るかどうか?ということになってきます。その為には「筋力で固めた体幹」は無意味になる、または害になる訳です。

ここを勘違いして、一生懸命トレーニングに励んでいるけどパフォーマンスが落ちる、または怪我をしてしまうというプレーヤーが後をたちません。

少し視点を変えて身体と向き合ってみると意外な発見がありますよ。

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