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★営業とは「常態」であり、「お金を払うかどうか?」の葛藤を知ること〜ふなログVol.162〜

プログラミングインストラクター稼業、
お陰様で絶好調です!


最近、諸事情により
一時的に担当生徒数が大幅に減りましたが、
「返す刀」で
盛り返しそうです。


【営業】ー
この職業、この言葉、この概念、
この在り方。

私の中で
【営業】
という言葉のパラダイムが
大きく
グルングルンと
変わり始めている
のを感じています。

つくづく感じています。
【営業】とは、
ビジネスパーソンとしての
「常態」ではないだろうか?
と。


これ、私が
ただのサラリーマンエンジニア
だった時には、

【営業】という役割は
「単なる入り口戦略」
程度の認識
に過ぎませんでした。

いや、それどころか
【営業】というのは

自分と異なる役割を担った人間が
自分の代わりに行い、
自分のために仕事を取ってくれる存在
だと。


これを省みるに
本当にダメサラリーマンでした。

要するに
「自分と異なる人格の誰かが、
自分の代わりにやってくれる仕事」

くらいにしか
思ってなかったということですね。
(案外、こう考えているサラリーマンは
多いかもしれません…)

しかし今は
「まさに自分が当事者として
常に対外的に行う姿勢であり、
そして、常なる仕事における姿勢である」

に変貌しているわけです。


完全なる役割分担であった
【営業】が、

自分と一体化しているのが当たり前。
これこそが、
「ビジネスパーソンとしての基礎」
なのでは?
と思うわけです。

なぜ、
このような考えを確信するに至ったのか?

というと、
昨日下記のようなことがありました。


上述のように、
担当生徒数が諸事情で減少したため、
目標売上を補填すべく行動を起こしました。

そこで、
営業担当者と入塾前のお客様との面談に
お邪魔させて頂くことになり、

お客様の入塾目的、
現時点でのお悩み、
そしてどうなりたいのか?

について、
自分のこれまでのエンジニア経験と紐付けながら、
慎重にヒアリングと学習プランの提案を
させて頂きました。


「具体的に何をしたいのかが、イメージできました!」
とのご感想を頂き、

こちらも言いようのない喜びを味わい
「これだ!」と感じたわけです。

入塾されるかどうかはまだ未定ですが…


最近のインストラクター業務が、
やや「マンネリ化」
に陥っている感覚がありました。

しかし良く良く考えてみると、
そもそも、受講生、すなわちお客様の
悩みを解決しようと、
どれだけ真剣になっているのか?
と自問自答していたわけで…

どうしたら、
「初心に戻ることができるのだろうか?」
と。


先程の三者面談では、
ほぼ【営業】をさせて頂いていたわけですが、
コンサルティングも
同時にさせて頂いていたことにも気づき、

お客様の悩みごとを言語化して、
そこに未来への解決案を並べることができた。
そしてそこで変わっていくお客様の反応。


これです。
これがお金を頂くというパラダイム。
マネタイズへの道筋。
これを味わうのが喜び。

カビが生えたような
退屈な講義をするのが自分の仕事ではないのです。
(もちろん、そんな仕事を普段していませんが)


お客様が欲しいものをお渡しする。
そして
お客様が本当はもっと欲しいものを
掘り当てる。

このプロセスは言うは易しいが、
行うのは難いのは百も承知の上です。


「マネタイズへの道筋」を
味わう喜びとは、

お客様がお金を払うかどうか
という葛藤を知り、
その気持ちを前に進めることなのではないだろうか?

と思うのです。


「どうしたら、
ビジネスにおいて初心に戻ることができるのだろうか?」
という問いは、

「お客様の立場に立つ」
ということに他ならないのですが、

これは
「手垢の付いた言葉」感があるので、
具体的に私の体験に則して
落とし込んでみると、

やはり
「お金を払うかどうか」
の葛藤を知って寄り添うこと
なのでは?
と。


だってそうじゃないか。
自分だって
お金を払う時は考えます。

そして、その葛藤から一歩進んで
「お金払いたい!」とのめり込む瞬間!

この気持ちは間違いなく快楽です。
(買い物依存症じゃないです。念のため)


その快楽が「未来への投資」だと、
感じてもらうための仕事。

欲求を未来へ飛ばしていく
お手伝いができた実感。
この実感をお客様と共有して、
信頼関係を続けていくことに

ビジネスの本質
があるのだと思います。


日々の業務でも
「初心忘れるべからず」ですが、
具体的には
「常にお客様はお金を投じたことに価値を感じたい」
という気持ちに寄り添うことこそ、

程良い緊張感と喜びに
シビれ続けていく
プロフェッショナルとしての仕事。

と、
つくづく痛感するのであります。


「圧巻のエンジニア育成インストラクター」
として、
引き続き邁進していくのみです。

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(今日のまとめ)
【営業】とは、
ビジネスパーソンにとって
「役割」ではなく
「常なる姿勢」である。

つまり、
ビジネスパーソンは常に
お客様から
対価を支払うに値するか?どうか
の審判に晒されているのである。

その審判に向き合うからこそ、
シビれる緊張感と喜びを味わい続け、
そこにマネタイズへの道筋があるのである。

この道筋を身体に刻み込んで
喜びを感じ続けるところに
プロフェッショナルとしての在り方が
あるのではないだろうか?
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