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【ふなログ470】月が輝いて見えるのは、嘲っているのではなく励ましている、という無敵の解釈を試みてみる。


富士登山まで9日を切りました。

リュック、シューズ、ヘッドライト
ストック(杖)、レインウェア、登山用スパッツ

については、
レンタルすることにしました。
これら6品で何と約1万円。
普段使わないから、
これらはレンタルで十分です。


それ以外の
膝サポーターやスパッツ(タイツ)手袋、
帽子などは自分で購入。

登山に限らず、
日常的にもトレーニングで使いそうだから、
レンタルするよりも
所有してしまった方が安上がり。


早速、後者の方は自宅に届いたので、
試しに装着して夜にウォーキングしてみました。
思いの外、
とても快適に歩く事ができました。

楽しみを先取りできて
ウキウキ気分。


膝サポーターは、
思った以上の効果がありそうです。
10数年前にハーフマラソンを走っていた頃は、
19km付近で
膝裏の靭帯が引きつってしまっていました。

だいぶん、膝サポーターで
膝に対する衝撃が和らぐのを感じました。
これは、かなりラクですね。


夜、ウォーキングで歩きながら、
色々なことを考えていました。

間違いなく、今の自分にとって
質的な変化が必要な時であり、

自分の中にある
「何か」を大きく変えていかなければ、
自分が生きたい人生を生きることができない。
という思いが強くなっています。


しかし、
「何か」を変えていくための
大きな「一手」が必要に思えても、
「それが何であるか?」
が一向に見えて来ない。

しかし、
大きな「一手」が
必要だという事が見えてきただけでも、
まだ前に進んでいるのだと思います。


そして、そんな時だからこそ、

「一気に解決したい」
「起死回生の逆転劇をぶちかましたい」

などという邪(よこしま)な欲求も
ムクムクと湧いてくるから、
また困ったものです。

「逆転劇」を最初から期待してはならない。
ということは、
これまでの人生で嫌という程経験してきたはずです。

だから、
絶対にラクに流されてはならない。


そんな時だからこそ、

「捨て鉢になってはならない」
「勝てなくても負けてはならない」
「死んだら終わり」

といった言葉を
脳内に回していく必要があるのです。

実のところ
これが最優先であり、
重要な一手なのです。


一見すると、
消極的な姿勢に思えても、
焦って「打開策」を追いかけようとして、
浮き足立ってしまいそうな時にこそ、
重要な言葉であり、
これが姿勢に繋がります。


そんな時、
煌びやかな世界や、
楽しそうにしている人たちを見ると、
惨めな気持ちにならない、と言うと嘘になりますが、

そんな人たちも私の見えないところで
裏で色々苦しんだり努力しているに違いない。


そのように羨ましく見える時に、
思い浮かべる好きな言葉があります。

苦しみのどん底で見上げる月は いつも以上に美しく輝いて見えます
まるで自分をあざけり笑っているかのように
(中略)
”月がいつも以上に輝いているのは"
"くじけぬように励ましているのだ"と
『キングダム』8巻

10年くらい前に発売されたコミックの
1シーンなんですが、
妙に好きで心に残っている場面です。


自分が苦しい時ほど、
惨めになる程周りが輝いて見える、
または嫉妬に塗れそうになる時ほど、
自分がダメに見えてくる時ほど、

「くじけんな」と自分を励ましている、
と、逆の解釈をするわけですね。

これは、
かなり「芯の強さ」を感じる発想です。

そして、
そんな時だからこそ
見えてくる「何か」があるのだと思います。


もし、
今取り組んでいる何かがあって、
今向き合っている何かがあって、
「なかなか先が見えない」
という気持ちになる時は、

そんな時だからこそ、
「ここを抜けた時に感動するんだ」
「嘲っているような出来事は、全て自分を励ましているんだ」
という解釈転換をしてみてはいかがでしょうか?


人生では、
そんな時を何度も経験するはずです。

それを何度も超えていく姿にこそ、
「強さ」が背中に宿ってくるのです。

それを積み重ねていく人生、
とても楽しみです。


こんなタイトル書いておきながら、
今日は月を仰ぎ見て
ウォーキングする余裕はありませんでしたが・・・

今日も素敵な1日をお過ごしください。

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